アパートメント:143 | むすめの右フック

むすめの右フック

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アパートメント:143(2011)
原題:EMERGO
時間:80分
製作国:スペイン
ジャンル:ホラー

【監督】カルレス・トレンス
【出演】カイ・レノックス / ジーア・マンテーニャ / マイケル・オキーフ / フィオナ・グラスコット / リック・ゴンザレス / フランセスク・ガリード / ダミアン・ロマン


「あのモザイクはなんだ?企業秘密か?」

今回も私の嫌いなモキュメンタリー。
いやコレ系の何が嫌いって、展開が遅いトコロなんですよ。

こう 釣り番組でカメラが同行すると釣れないね!みたいな。
変なトコロでリアリティ追及してる。

いやもうね。作りモノって分かってんだからさ。
そこは、ドンドン行っちゃっていいんじゃないか?
おじさん、そう思うんですよ。

で、今作はと言うと、入れ食いです!はっはっはっ
設置したセンサーやカメラに、ことごとく引っ掛かる。
これ、釣りキチ三平でも こうはいかないですよ。グッジョブ!

で、もう一つ良かったのは、父と娘の確執。
心霊現象だけじゃなく、家族自体が問題抱えてる。
その二つが絡み合っていく展開が良かったですね。

私なんて、もしかしてお父さん!
やっちゃいけないコトしちゃった?ね?ね?って
エロ妄想が止まらなかったっす。あははっ

しかもそのお父さんの演技が熱い。
終盤の泣きべそは、一瞬、ティム・ロビンスに見えた。

ただ、ある意味1番テンション上げなくちゃいけない博士が冷めてる。
やっとモノホンの霊現象にブチ当たったのに今上げなくていつ上げる?
今でしょ!あ、流行語大賞おめでとうございます。あははっ

と、まぁ私、いろいろ言ってますが
なんちゃってドキュメンタリーの中では
なかなかの出来だったんじゃないでしょうか?

ま、悪魔憑きの部分は、基本エクソシストなんですが
どことなく「エクソシズム」っぽいお話で盛り上げてくれました。

ただラスト。アレはいらなかったなぁ。アレは。
あの1歩手前で~止メント143!

うん、私も止めときゃよかった。はっはっはっ