3時10分、決断のとき(2007)
【監督】ジェームズ・マンゴールド
【出演】ラッセル・クロウ / クリスチャン・ベール / ピーター・フォンダ / ベン・フォスター / グレッチェン・モル / ダラス・ロバーツ / アラン・テュディック / ヴィネッサ・ショウ / ローガン・ラーマン / ケヴィン・デュランド
「父として、男として」
「決断の3時10分」(1957)のリメイク。
生活力のない夫、 頼りない父親、
そんな冷視線を浴び続けるお父ちゃんを
クリスチャン・ベイルが演じてます。
で、そのお父ちゃんの元に、
凶悪犯の護送っていうですね。
お金も稼げて 男も上げれちゃう!
そんな一石二鳥な話が舞い込んでくるってお話。
ただ、この凶悪犯が、お父ちゃんの欲しいモノ、全部、持ってる。
お金も 男の魅力も すべて兼ね備えちゃってる。
で、妻も息子も ひと目で、ウットリしちゃう。
この男、危険だ。危険すぎる!
こんな男を 野放しにして置くワケにはいかない!
お父ちゃんは、そう思ったに違いない。
小者代表として! はっはっはっ
これ、オリジナルは、サスペンスな西部劇でしたが
こちらは、人間ドラマに 重点が置かれてますね。
で、私の嫌いなラッセル・クロウが、
案の定、この美味しい役を演じてるんですが
これが悔しいかな、カッコ良いんだ! いや、カッコ良すぎる!
で、そんなアブナイ男を サエナイ男が、遠く離れた駅まで護送するっていう
ちょっと、「ミッドナイト・ラン」の 西部劇版って感じですが
コチラの方が、骨太なお話になってますね。
で、ラッセル・クロウの 右腕的存在のチャーリー。
この人、小粒な割に 存在感があるんですが、とくにラストが凄かった!
こんな空気の読めない男は、そうそういないぞ!はっはっはっ