隣の家の少女 | むすめの右フック

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隣の家の少女 (2007)
原題:THE GIRL NEXT DOOR
時間:91分
製作国:アメリカ
ジャンル:スリラー

【監督】グレゴリー・M・ウィルソン
【出演】ブライス・オーファース / ダニエル・マンシェ / ブランシェ・ベイカー / グラント・ショウ / グレアム・パトリック・マーティン / ベンジャミン・ロス・カプラン / オースティン・ウィリアムズ / ウィリアム・アサートン


「一番怖いのは人間だね。」

両親が亡くなり、親戚のトコロに預けられ、無茶苦茶なコトされるってお話ですが、日本でも、女の子が何年も監禁された事件がありましたよねぇ。しかし、これも酷い。実話を基にってトコロが、さらに後味悪い。

で、徐々に、少女への虐待がエスカレートするトコロや子供たちの残虐性がエスカレートするトコロが上手く描いてありましたね。本当、恐ろしい。ただ、演出的には、スリラー映画と言うより、再現VTRのような感じでしたね。こんなコトがありました!みたいな。だから、怖いより可哀想って感じの映画でした。

あと、あのおばさん、近所の評判は、あまり悪くなさそうな設定ぽかったのに、出てきたら、どうしようもない性悪女でしたね。ちょっと、そこ違和感。せっかく、生々しい虐待を描いたんでね。人間の中にある二面性と言いますか。善と悪では割り切れないトコロを掘り下げてほしかったかなぁ。このアタリも、再現VTRな感じでしたね。

しかし、あの子役たちは、その後、大丈夫なのかなぁ。
私、そっちの方が気になってしょうがなかったですよ。