ロード・トゥ・パーディション | むすめの右フック

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ロード・トゥ・パーディション (2002)
原題:ROAD TO PERDITION
時間:119分
製作国:アメリカ
ジャンル:マフィア/ドラマ

【監督】ジャウマ・コレット=セラ
【出演】リーアム・ニーソン / ジョエル・キナマン / ヴィンセント・ドノフリオ / ニック・ノルティ / ブルース・マッギル / ジェネシス・ロドリゲス / ボイド・ホルブルック / コモン / エド・ハリス



「子連れ狼」

お父ちゃんの秘密を見ちゃって大変なコトにってお話。
グロリア』のお父ちゃんバージョンって映画。

僕のお父さんは、何してる人なんだろうって、
こっそり覗き見したら、なんとお父さんマフィアの殺し屋!
しかも、見ちゃいけない現場を見ちゃったもんだから大変!

なんたって、掟の厳しいマフィアの秘密を知っちゃったんでね。
家族であろうと、こりゃ、タダじゃすみません!

と、なんだか血なまぐさい話ですが、
マフィアよりも親子の話が中心になってるので、
重~い話な割に、とても観やすいですね。

ポール・ニューマン扮するマフィアのボス親子と、
その幹部であるトム・ハンクス扮する殺し屋親子が
対照的に描かれてますが、息子の尻拭いに頭悩ませられるトコロは
どちらも同じだったりしてね。うん、お父ちゃんは大変だ!はっはっはっ

で、この映画、出てる俳優さんたち、みんなオーラが出まくってる。
とくに、ポール・ニューマンはハンパない。さすがマフィアのドンだ。
そして、ジュード・ロウも 無駄に迫力あった。はっはっはっ

ただ、トム・ハンクスだけオーラない。
これは、ミスキャストか!?

いやいや、この意外なキャスティングは、
この物語に深みを出してると思う。

と、言うコトは、たぶん、私が思ってる以上に、
私の中で、良い人なイメージがついてるんだな。トム・ハンクスに。
うん、たぶん、そうだ。