デイズ・オブ・グローリー | むすめの右フック

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デイズ・オブ・グローリーデイズ・オブ・グローリー (2006)

【監督】ラシッド・ブシャール
【出演】サミー・ナセリ / ジャメル・ドゥブーズ


「TAXIの運ちゃんも頑張ってます。」

フランスの植民地からの志願兵とフランス正規軍。
どちらもフランスの為に命を懸けて戦います。

でも、待遇はかなり違います。
植民地からの志願兵は、食事や休暇も差別され、
出世も出来ず、過酷な前線に駆り立てられます。

で、この映画は、戦争の悲惨さを描くと共に、
そんな中でも行われた人種差別の深刻さと、
それらが、未だに解決してない問題であるコトを教えてくれます。

しかし、まぁ、細部までリアルに再現した戦場は、とても生々しい。
まるで、兵士の緊迫した息遣いが、コチラにまで、伝わってくるようです。

で、クライマックスでの戦闘シーンは息を呑みますね。
ま、『プライベート・ライアン』ほどのスケールはありませんけどね。

でも、絶妙なカメラワークと、迫真の演技のお陰で、
リアリティと臨場感では、コチラも負けてない。

お話は、地味だけど、とても見応えありますね。



Posted by 獅子王 on 2009/03/30 with ぴあ映画生活