■1981年-2002年
【原作・脚本】倉本聰
【音楽】さだまさし
【出演】田中邦衛/いしだあゆみ/吉岡秀隆/中嶋朋子/竹下景子/岩城滉一/大滝秀治/地井武男/熊谷美由紀/原田美枝子
拝啓 けい子ちゃん
どうか 助けてください
あれから もう 五日
毎日 こき使われ
家の中は 最悪な 寒さであり
思うに 父さんは
逃げた母さんへの腹いせに
僕らをここで 殺す気と思われ
どうか 助けてください
あれから もう 五日
毎日 こき使われ
家の中は 最悪な 寒さであり
思うに 父さんは
逃げた母さんへの腹いせに
僕らをここで 殺す気と思われ
2話目の冒頭で、もうコレです。はっはっはっ
でもね。この生活は、キツい。純じゃなくても!はっはっは
で、今回、学校の先生(原田美枝子)登場!
この先生は、かなり不思議ちゃんです。なんたって、「ウチの子たちを、お願いします」って、挨拶に行って、「う~ん、あんまり、気が乗らないな」なんて言う先生は、そうそう、いない。いや、絶対、いない。はっはっはっ。でも、この先生も、東京でいろいろあったクチ。ま、ソレは、次回の話で分かります。
で、今回、純が行動に出ます!
お母さんに、SOS作戦!はっはっはっ。で、お母さん宛てに、手紙を書くんですけどね。自分で町まで、持って行くのは、ちょっと怖い。だから、妹を説得します。「お前には、事態が分かってないんだ!僕たち殺されるんだぞ!」って、だから、この手紙を町まで持って行ってくれってね。で、「ついでに、お菓子も買ってきてくれ!」って、はっはっはっ。
で、今回、さらに、雪子おばさん(竹下景子)が富良野に!
この人は、純のお母さんの妹さんです。東京では、一緒に暮らしてたコトもあり、純たちは、とても、なついています。で、雪子おばさんも、やっぱり、東京で何かあって、コッチに来たみたい。はっはっはっ、そんな人ばっかりですね。で、雪子おばさんは、この先も、度々、五郎さん頼りに富良野にやってくる。で、その度に、草太兄ちゃん大変!はっはっはっ。
そして、今回の大事件は、蛍が、行方不明!
蛍が、街に行ったっきり、帰って来ない。しかも、夜の9時を過ぎても、帰って来ない。コレには、純君、焦ります。なんたって、街に行かせたのは、純君ですからね。しかも、理由が理由だけに、当然、お父さんに言えるワケない。この時の、純の表情が面白い。
【北の国から語録】
蛍 「お兄ちゃん、お母さんに手紙書いてる
呼び戻してもらうように頼むんだって
父さんには、絶対、秘密だぞって」
五郎 「蛍 告げ口は いかんな
お兄ちゃんは、きみの事を 信用して
こっそり 教えてくれたんだろ
秘密は 人に洩らしちゃいかんな」