この大事なタイミング、ブログでまとめておこうと思います。

先週25日の社長、小池さんによるプレゼンが無事に終わり、その後 15時から行われた説明会でみんなの表情を見た時に、多くのメンバーが今回の趣旨をきちんと理解し、そして、前向きにとらえていました。

24日の決算発表後に世の中に流れた記事のほとんどは「Amebaが1,600名→800名に削減」という内容が一人歩きしていた感がありましたが、翌日の社内説明会を通して「スマホ市場でCAグループがBig Hitを出すための”攻めの構造改革”」であることが社員に”正しく”伝わってどこか安堵した自分がいました。


今回の構造改革に関して自分視点でいくつかまとめてみました。

資産価値の高いコミュニティを事業化へ

この2年間、コミュニティサービスでBig Hitを産み出すべくチーム一丸となって頑張ってきました。目覚ましい大ヒットは産まれなかったものの約30サービスで約20億ページビューのメディア規模に成長しました。

GIRL'S TALK、ペコリ、アメーバ大喜利、テルミー、bk2などブラウザベースでも国内有数のコミュニティに仕上がり、ユーザー規模も含めて資産価値の高いプロダクトを数多く産み出すことに成功しました。

8月からはコミュニティ事業本部を設立し、この資産価値の高いプロダクトを武器に独立採算のメディア事業を本格的にスタートします。広告経験と社長経験のある宮崎さんを中心にサービスとしても事業としても大いにブレイクしてくれる事を期待したいと思います。

また、松村社長@WAVESTでの若年層向けメディア事業にも大いに期待したいと思います!!


次の成長分野に人材を再配置

8月からCP事業本部と新規事業準備室を新たに設立し、スマホ向けの新規事業を数多く出していきます。もちろん、”新生”Amebaでも次の成長分野への新規事業を仕込んでいます。

Amebaはブログやピグ、ガールフレンド(仮)をはじめ多くのヒットサービスを立ち上げ、運営してきました。このメディア運営で培った技術力、デザイン力、運用力、そして、組織文化(:全員が高い目標に対してやる気になって頑張る)に強みがあります。

このAmebaの強みをもった人材を新規事業に再配置することで、高いクオリティでプロダクトを世の中に出すことができると思います。競争が激化している市場だけに決して簡単ではありませんが、Amebaで培ったノウハウを武器に何としても大きな成果を出していきましょう。


Ameba、成長に向けた打ち手を止めない

世の中的には800名に陣容が減ったことでAmebaの成長が鈍化するという見方が多いですが、Amebaはこれからも成長させていきます。

組織サイズが変化したことで今までのやり方を見直す必要があります。ひとりひとりのパフォーマンスを高めると同時に捨てる事と集中する事をきちんと見極め、組織成果を最大化したいと思います。もちろん、成長分野には積極的に経営資源を投下する動きも進めていきます。

私の管轄でも新たな成長分野での新規事業をいくつか仕込んでおり、今秋にリリース予定です。また春に立ち上げたバイラル/キュレーションメディアも足元好調に推移しており今秋に大きな打ち手を投下し、キュレーション市場を引っ張っていけるトッププレイヤーになるつもりでいます。

また、今年で10周年を迎えるアメブロは、大幅にUI/UXをリニューアルしプロダクトの完成度をさらに高めていきます。国内最大規模のブログサービスとして次の10年も支持されるサービスとしてこれから1年大いに攻めたいと思っています。


最後に

Amebaでの経験をCAグループに展開・再編し、スマホ市場でBig Hitを出す!
これが、今回の構造改革で実現したいことだと理解しています。

藤田社長も7gogoで振り返っていましたが



今回の構造改革の評価は歴史が証明することなのかもしれませんが、8月から新組織でおのおのがAmebaの底力を大いに発揮し、互いに切磋琢磨しながら頑張っていければと思っています。

必ず成し遂げましょう。