今週末にPC部門で日帰り版 詰め切りセンター試験を実施します。

5年目を迎えたピグは
リリース当初と比較にならないほどサービスの幅が広がり
楽しさの奥行きが増しました。

ですがその反面、

たくさんのサービス・機能への導線やお知らせが画面いっぱいに設置され
はじめて訪れたユーザー や 久しぶりに訪れたユーザーに対して
ピグの魅力をうまく伝えられない状態となってしまいました。

「誰にでも楽しめる」というピグの強みが打ち消されている
今の状況を何としても打開したいと考え、

急遽PC部門のエンジニア、クリエイターを巻き込んでの
日帰り版の詰め切りセンター試験を実施する事にしました。



今回の詰め切りセンター試験のお題を考える時に

”解決すると大きなチャンスにつながる”課題は何?

という視点で考えました。

具体的には、

強みを徹底的に活かし
その結果大きな成果を出す
ためにどうすればよいか?

というものです。



このような話を他のダカイゼン合宿でもしました。


●「大人のブカツ bk2」について

現在アラサー&アラフォーを中心に驚異的な継続率を叩き出していますが
残念ながら”大人の”感がデザインやUIからにじみ出ていません。

その結果、訪問した”大人の”ユーザーにサービスの魅力が伝わらず、
一定数のユーザーがブカツに入ることなく離脱していっています。

サービスのコンセプトが斬新で
そのコンセプト通りユーザーに支持されているのに
非常に残念な状況です。

*bk2では”大人の”感がにじみ出るデザインに改修中!
*ご期待ください!!


●「アメーバなう」について

2009年にスタートしたアメーバなうは
アメーバの成長とともに多くのユーザーから支持をされ
総務省のレポートでTwitterと共に紹介されました。

発信意欲の旺盛なアメーバユーザーから支持されていることもあり
ユーザーの投稿数が非常に高いのが強みです。

ただ、サービス全体のコミュニティーの基本ループが古く
先日 「いいね機能」がリリースされましたが
数字的にもサービス的にも収穫がなく、寂しい結果となりました…

投稿意欲が旺盛で多くのユーザーに支持されているアメーバなうに
アメーバ内に溜まっているコミュニティノウハウを注入し
基本ループのダカイゼンを実施できたら
間違いなく大きな成果が得られると思います。



メディア運営を実施しているとたくさんの課題と直面します。

もぐら叩きのように1つ1つ潰して
マイナスを埋めることで成果を得ることも1つのやり方ですが

自分たちの強みを徹底的に活かす方法はないか?
という視点にたって考えを巡らし

アイデアをひねり出してみるのも必要だと思います。



この強みを活かす思考

新規事業を考えるときや適材適所を考えるときには
当たり前のように活用されているものですが

ダカイゼンにおいても意識してみてはいかがでしょうか。