社長とブログ開発チームとのミーティングの中での気付きを忘れないうちにエントリーします。


Twitterやfacebookをはじめとするソーシャルメディアの多様化、
ソーシャルゲームによるサービス利用時間の拡散化、
スマートフォン普及によって新たに生まれた利用シーン など
我々は常に変化している「世の中の現象」を正しく捉える必要があります。

そして、この「世の中の現象」を正しく捉え、
自分たちのサービスにうまく取り込んでいかなければなりません。

ですが、頭でどれだけ理解していても、
上手くサービスの企画・開発に落とし込めない場合があります。

邪魔するものは、自分の中にある「勝手な思い込み」

例えば、ブログとはこういうものと決めつけた時点で
ブログを利用しているユーザーに新たな価値を提供することはできなくなります。

その結果、ユーザーが飽きてしまい、
最悪の場合 衰退の一途をたどってしまいます・・・


この「勝手な思い込み」は、サービスの成長角度を左右するものだと思います。

サービスをスタートして一定期間が経っている場合、特に注意が必要。

いつの間にか頭の中に「勝手な思い込み」がすり込まれているケースが多い。



地道な改善の積み重ねによってサービスを成長させることは
粘り強くやっていく必要があります。

ですが、次の大きな成長曲線を描く上で、
頭の中にある「勝手な思い込み」を捨て「世の中の現象」と向き合い
ロードマップを描く必要があると思います。


先日の打合せで社長がふと口にした「イノベーション」という言葉が印象的でした。



ユーザーの利用状況、ユーザーの声、マーケット動向など把握しているつもりでも
「世の中の現象」を捉えきれない事がまだまだ多い。

ユーザーの潜在的ニーズに突き刺さるようなイノベーションをおこすために
もっとニュートラルに洞察し、考え抜かないとダメだと改めて痛感。