本日、第2回目のアジャイル勉強会を開催しました。
アジャイルプラクティスの翻訳も努められた永和システムマネジメント 木下様、角谷様も参加いただき、当社の開発における素朴な疑問や課題について議論をさせて頂きました。特に、アジャイル開発は概念や方法論を知っているだけだと何の意味も持たず、あくまで実践することが重要で、既にソフトウェア開発においてアジャイル開発を実践している永和システムマネジメントの方からリアルな話を聞けたことは非常に実りの多いこと。
今回、現場のメンバーから、
・何からはじめればよいか?
・イレテーションの期間は?
・ボトムアップではじめられるものは何か?
・スケジュール管理、品質管理はどうする?
日々、業務を行っている中で出てきた疑問点がたくさんでました。
個人的に、永和システムマネジメント 角谷様から頂いた言葉で最も刺さったのは、
ソフトウェア開発は継続的なもの。
その継続的なプロセスで”顧客のビジネスの成功”を実現するために、開発をどれだけ良くできるか?そのヒントとして、アジャイルがある。
仕事として、”顧客のビジネスの成功”を意識しなければならない。
我々は、企画から開発~運用まで全てを社内で行っており、スケジュールやスコープを極めてコントロールできる環境にあります。また、何を持ってビジネスが成功するか?を全員が当たり前のように意識しているはず。
にもかかわらず、変化に柔軟に対応できるチームが作れていないジレンマを感じていました。
このジレンマを解消するヒントを頂いた気がしました(*^▽^*)
アジャイル開発を導入するメリットについて角谷様に聞いたところ、「驚異的に開発スピードが上がる訳ではない、開発中に発生するであろうリスクを早期にあぶりだすことができる。」という話も非常に印象的でした。
社内にも草の根的に広がっている今、組織として取り組めるものがあると感じました。
また、実績などがでたらブログで紹介しようと思います。
<参考>
第1回アジャイル開発のプレゼンテーションの資料はこちら。
http://ameblo.jp/just-do-neet/entry-10322663460.html
以下、課題図書。
- アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣/Venkat Subramaniam
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- アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~/Mike Cohn
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