性的少数派と劇団LINX | 劇団LINXぶろぐ。

性的少数派と劇団LINX


昨日の稽古のときに、

セクシャリティについて話をしていました。



創設当初は、

僕の(若干の)勢いもあったので、


「治療を望まない、出来ないFTMのために、先陣切って道を残そう」


という思いが強く、劇団の意味もそこにありました。



治療が全てではない。

それが正しいこたえとは限らない。



だから、自分でしっかり考え、選択し、

生きていく道を見つけてほしい。


そういう願いがありました。

勿論、今でもあります。



劇団を創設してから、

「FTM」とはいえ、様々な考え方を持つ人たちと接する機会が増えました。

そして、僕自身、いろいろ考えるようになりました。



今まで僕は、ひとつの考え方に固執していたんだな、と

反省する場面もありました。



今になってきて、

劇団LINXの方向性を見直さなければならない、と思い始めました。


とはいえ、

根本的なところは何も変わりません。


「自分の道を探すためのお手伝い」


としての役割は、大事にしたいです。



ただ、「FTM」という括りではなく、


MTFの方も、性別違和をなんとなくでも感じてる方も、


いわゆる「セクシャルマイノリティ」を括りとして、

活動を広げていきたいと思います。



本当に、「性」に関しては環境や考え方に応じていろいろあるので、

これだというコタエは出せないんですよね。


でも、セクシャルマイノリティだからこそ抱える悩みや重さ、道の遠さがあるわけで……。


劇団LINXでは、MTFだとかFTMだとか同性愛者だとか、

そういうボーダーを失くしていきたいと思いました。


つまり、セクシャルマイノリティに関して理解のある方なら、

ノンケだろうがなんだろうがメンバーに相当する理由になるということです。



僕はもうオジサンだから、頭かたくなってたけど、

真くんの一言で方向性に兆しが見えました。


ありがとう。



そして、フワフワ頭の僕に付き合ってくれる


秋吉くん、朴。


これからも、支えてやってください(笑)。




近々、HPが変わります(笑)。




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