構造骨組み図面

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こんにちは、水谷です。上の写真は現在、パソコンで家の骨組みの図面を書いているところ。
木の骨組み図面を書いている建築士もいますが、ほとんどは製材所に書いてもらっている場合が多いみたいです。
私の場合は自分で書いています。
というのも、骨組みは家にとって最も重要な部分で丈夫で長持ちするためには、ここをしっかりと押さえとかないといけないからです。
そもそも、昔は大工さんが板図といって、墨で板に木組み図を書いていたのです。
昔は、家そのものも、近所の大工さんに丸々頼んでいたのです。
田舎に行くと、同じような形、色した和風の頑丈な家並をみることがよくあると思います。
それは地域の大工さんが造ったんでしょうね。
その土地にある木でその土地に住んでいる大工や職人たちを使うというのは、理にかなっていると思います。
しかし、大工さんの趣味なのでちょっと田舎くさいですけどね。
デザイン重視の異国風の建物がまばらに並んでいる街並みに比べると、まだましのような気がします。
私は家づくりは、職人さんから学びたかったので、現場作業からスタートしました。
若かったこともあり、大工の棟梁に可愛がってもらい、木のこと、家のこと作業しながら教えてもらいました。
木組みもその一つで、棟梁から学び、木の骨組み図面が書けるようになりました。
私の家づくりは木の構造骨組みを意匠としてみせるケースが多いので、
プラン(間取り図)を練る際も、木の骨組みをある程度、頭で描きながら考えます。
木が綺麗に並んでいる姿を頭に描きながら。

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