【6月GLID開催報告】生々しい苦労話、実践体験談が飛び交った、充実のダイアログでした | ダントツの収益モデルと自主自律のヒトづくりで、幸せな繁盛人を創出する!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー

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外部環境依存型のビジネスから脱却し、自社主導型のビジネスを構築して、経営の収益性を土台から革新する「会社を元気にする会社」


こんにちは!リンクスビジネスラボラトリーの細野です。

先日6月14日(金)は記念すべき第1回GLIDが開催されました!

本来は定員が15名のところ、それを上回るお申し込みを頂き、
急遽増席を決定!
その代わり、参加してくださった皆様には、少し狭い思いをさせてしまいました・・・。
(申し訳ありません、次回はもう少し広い部屋をご用意いたします!)


さて、そんなうれしいことに満員御礼で開催された6月GLIDでしたが、
今回は


「経営者・リーダーがメンバーとビジョンを共有するには?」

というテーマのもと開催されました。


ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_オープニング



皆様は、
ビジネスにおいてどんなビジョンを持ち、
どんな風に会社やチームメンバーの皆様と共有化していますか?



今回は、二人のゲストスピーカーに、
実際の体験談・実戦経験をお話いただきました。



一人目は、
さいたま市と足立区でコンビニ事業(ファミリーマート7店舗)、
生活支援サービス事業(ベンリー)、英会話教室といった、
2社で3つの事業を展開する、
業態リスクヘッジ戦略で今まさに成長中の注目企業の経営者、
株式会社パーソンズの笠井健太社長です。


「自らのビジョンが信念になるまでは、
 メンバーを導くことはできず
 信念レベルとなった成功シナリオを、
 人材一人ひとりに入れていくことが自身の
 社長業で一番楽しいことなのです」

と語ってくれた笠井社長は、

「社内マーケティング」といった、
スタッフへのビジョン注入活動を欠かさず取り組んでおり、
ビジョンの共有化、スタッフのキャリア形成を図っておりました。

しかし、こういった取り組みを始めた2009年当初、
笠井社長のビジョンに反応してくれるメンバーはゼロ・・・。

しかし、地道に社内マーケティング活動を続けた結果、
一人、二人と共感・共有できるメンバーが育ってきました。

いまや、そのメンバーがスピーカー役となって、
社長と共に他のメンバーにビジョンを注入する役割を
担ってくれているまでになったようです。


一方で笠井社長はこうもお話していました、


「10人に1人はこんな会社にいられない!という人がいても良い。
 だから、ビジョンを注入する事で、ついていけないという人が出てくる
 ことも仕方がないことなのです。
 こうやって、人材がある程度入れ替わることで、
 社内の雰囲気が固着化することがなくなるんです。」


スタッフが離れていくことも受け入れ、
ビジョン注入することを積極的に行う笠井社長の力強さを
お話の中からも感じることが出来ました。

ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_笠井社長 ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_笠井社長発表中


二人目は、
肉の小売業ながら、卸売事業に進出し、
事業を成長軌道に乗せている
有限会社鳥新の社長 荒川 英浩氏です。

お父様から引継ぎ、2代目として社長に就任された荒川社長ですが、
社長に就任される前、「兎に角先代社長と同じ現場にいたくない!」
という気持ちがきっかけとなって、
「配達」という選択肢を思いつき、それが現在の主力授業の卸売事業に
発展したということでした。


当初はビジョン・目標といったものもなく、
いまいち情熱もないまま、新規のお客様開拓をしておりましたが、
中々結果が出なかったようです。

「不景気だから仕方がないか・・・」
そう思いながらも、なんとか営業活動をしていたころ、
とある経営セミナーで、

「景気が悪いのは関係ない!小さい会社は自分の努力でどうにかなる!」
と言われたことがきっかけで、一気に仕事に情熱が入り始めたそうです。


その後は、
ただひたすらに、コストを下げてお客さんを増やす事
つまり、利益を出すにはどうしたらよいかを
試行錯誤ををやり続けました。


少しずつ少しずつ、卸売り事業も軌道に乗り始め、
それに伴い、組織も大きくなり始めた頃、
「埼玉でNo1の鶏肉屋になる!」という目標を掲げ、
お酒を酌み交わしながら、社員に伝え始めました。


しかし、組織の拡大と共に
社内にグループが出来始め、組織が分散しだして、
自分の意志だけでは動かなくなり始めます。


そこで、荒川社長は、
組織作りに乗り出し、


組織として会社はどうありたいのか?
何を実現したいのか?
それを実現するために、社員は何をするか?


をみんなで考えるようになり、
少しずつ荒川社長一人ががんばる会社から、
チームで「埼玉県No1の鶏肉屋」を目指す組織になってきました。


まだまだ組織化したとは言えないと社長はおっしゃっていますが、
毎年前年を越える利益を出し続け、
着実に成長を遂げている荒川社長の実践・体験講和でした。

ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_荒川社長 ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_笠井社長発表中


さて、今回は2人のゲストスピーカーにお話をしていただきましたが、
GLIDはゲストの話を聞いて終わりの会ではありません。


ゲストの話を聞いて、


「共感できたこと」
「もって帰りたいと思ったこと」
「どんな想いが伝わってきたか?」
「違和感を感じたことはなかったか?」


をなど、自分自身の中で起こっていたことを内観していただき、
グループに別れダイアログをしていただきました。


実は、この「人の話を聞いて、自分自身で起こっていたこと」を
内観し、アウトプットしあうことが、このGLIDでのダイアログの
醍醐味であります。


一人で考えているだけでは決して沸いてこない
奥底に眠っている本音。

世間との常識に合わせてしまうと、中々表に出せない、
本当は大事にしている価値感。


そんなことを、ダイアログの中で皆さんに気がついていただきました。


ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_ダイアログ


「経営者・リーダーがメンバーとビジョンを共有する」


これには、ある決まったウルトラCのようなひとつの方法があるわけではありません。


会社ごと、経営者・リーダーごとに、想い・文化・価値観があり、
皆さんそれぞれの「こうすればよいかも・・・」というヒントを得て
ダイアログの場を後にされておりました。


ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_懇親会② ダントツの戦略とイチガンの組織づくりで、成長の壁を突き抜ける!!           (株)リンクスビジネスラボラトリー-6月GLID_懇親会全体


次回は8月31日()という休日の時間をたっぷりと使って、
GLIDを開催いたします!


詳細は後日改めてお知らせいたしますが、
今回同様、満員御礼によりどうしても参加を締め切ってしまう可能性がございます。


今後の情報をお楽しみになさってください!!


【リンクスビジネスラボラトリー GLID事務局 細野篤志】