バブルぷりめいん三國志 (第壱章): Accuphase (アキュフェーズ) E-305 | B級お~でぃお色ざんげ (旧 B級お~でぃお珍道中)

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わたくしを通り過ぎた、お~でぃお機材(中古ばっかり)たち(笑)



あっきゅふぇーずが¥8・9・8 ?



「あっ」きゅドキドキぇ~~~

はちきゅっぱっひらめき電球ぱっ ぱっ ぱっ ぱっ。。。)

※ 段々と買い物自慢の様相を呈してきましたなぁ。。、



先回書いた窮余(給与)の危機 を、乗り越え一段落ち着いた、はず、

なのに2008年十五夜のころ、Webしょっぷ上でまたしても、
このひとに付いた値を見てしまった、わたくしのはしゃぎっぷりったら!!!


でも、この、シンメトリカルなパネルフェイス!!!、
そして今の機種には望むべくもない、

重厚極まりない サイドウッド!!!

※ 現行機種のウッドキャビも、板厚を増して欲しいですなぁ。。、


B級お~でぃお珍道中


往年の銘機 C-280様 に、端を発するこの意匠こそ、
あきゅふぇーず様の「正装」であると、信じて疑わぬわたくしは、
「財政」ではなく「理性」のほうを、緊縮することを選んだのです。

※ やはり死にでもしなければ、直らない 「馬鹿」 なんでしょうなぁ。。。



でも、E-210様 の印象と、それまでこちらの御家に抱いてた、
イメージギャップの真相を、確かめたいと思ったことこそ、
苦難の時期を乗り越えた、わたくしの 「原動力」 だったわけだし

そもそもかつておーでぃおしょっぷで、聞いたこのひとの音こそが、

あきゅふぇーず様のイメージとして、わたくしの脳裏に刻まれたわけだし、


そこのあたりの 「責任」 とやらも、

取って欲しかったわけなんですよ!!!
※ と、今に至る出費の言い訳を逆切れ気味に主張してみました。



さておき、

リリース当時のこの人は、E-210様と同じく、

あきゅふぇーず様のラインナップでは、一番格下だったはず。
それでもしょっぷで聞いた限りは、弐十飛んで伍萬¥也の、

定価に見合った貫禄を見せ、こちらの御家の血脈に、

恥じないものと聞こえたのです。


それはすなわち一つ一つが、硬質なれどあまりに細い、
繊毛が綴れ重なるが如き、耳障りの良い隈取であり、
対照的に低域の、その量感はそこそこだけれど、
鋼のように筋の通った、確かな構築美だったり、
雪降る夜の静寂に似て、底深い場を背景に、
キラキラきんきんきらら!!!キラキラ と乱れ舞う、

まこと独特の華やかさであり、


どこを取っても 「金物 ¥」 系。

にもかかわらず喧しさなど、微塵も感じぬ折り目正しさ。


そうして自宅で鳴らした音と、以前店頭で聞いた記憶との、
あまりの 「ぶれ」 の少なさにもまた、感嘆の声を上げたのです。

。。、いえ正確に申すなら、印象以上の 「端正さ」 でした。



先のE-210様のご紹介では、それまで私が持っていた、

あきゅふぇーず様の印象を 「堅気な人」 に例えたのです。

されど動きや気配をつぶさに、細大漏らさず描き分けるあたり、
改めて耳を澄ましたときに、「細密画」やら、「精密模型」、

それをも超えて「図面」だったり、「金型」 という印象さえも、

覚える始末だったのです。

それはある意味 「めいど in じゃぱん」 の、権化の如きイメージであり、
でもロボットのような味気なさでなく、技を極めた職人さんが、
精度を追求してたどり着いた 「美学」 にも似た世界でしょうか。


実はそれまで、この手の音を、あまり好みでないとして、

遠ざける向きもあったのです。

されど改めて 「おのれの道」 を、貫き通すその執念を、

垣間見たとき現れ出でたる、説得力と芸術性に、


異文化の如き存在感を、

認めないわけには、いかなかったのです。