「時間(とき)」の流れ | ☆ 美(Be)・Natural ☆

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何でもない日常のなか、ふと目にした光景を自由な構図で撮っています。
飾らないありのままの自然をそのままに
私が惹かれた一期一会の煌めく瞬間を、一緒に楽しんでいただけたらうれしいです♪

 

さて、先日のタイムスリップロードの続きです^^

今まで通ってきた道路の突き当りに私の母校があるのですが

その景観もだいぶ私の高校時代とは変わっていました。

 

これは、高校の入り口の手前にある坂道。

降りていくと 那珂川の堤防沿いの道があって

体育の授業などでのマラソン練習コースとなっていました。

疲れて帰ってきて最後にこの急な坂を登るとようやくフィニッシュなのですが

この坂がきつくて、「心臓破りの坂」と呼ばれてました。

今はすっかりきれいに舗装されて 道も広くなり見違えるようです。

 

 

 

母校へと続くこの橋も、高い柵ができて 下に落ちないようになりました。

下は、先日走っていた電車の通り道。単線ローカル線の水郡線です。

 

 

高1の学苑祭のクラスの出し物は映画で 

そのとき私はヒロインを演じました♪

 

タイトルは忘れましたが、恋愛ホラー系のお話で

この土手の右側の道で 私が恋人に別れ話を持ち出したとき

狼狽した彼に「どうしてなんだ!?」と詰め寄られ、

肩を揺さぶられて勢いあまって柵を超えて線路に転落。 

あっけなく死んでしまった私が 幽霊となってその男子生徒の前に度々現れ

男子生徒が恐怖のあまり発狂して死んでしまう・・・という、よくある(?)話だったような・・

(詳細はすっかり忘れてしまいましたが)

 

幽霊ものなので、友達の家で夜撮影をしたりして、

なかなか面白かったことを覚えています。

あの8ミリフィルム(?)まだ誰か持っているのかなぁ?

 

 

 これが、高校の敷地にある 旧水戸城藥医門。

 現存するただひとつの旧水戸城の建造物なのだそうです。

 時代劇によく出てくるような門ですね。

 

 

 

 

 

 母校のほぼお向かいには もうひとつ県立高校が。

 

 

 こちらは近代的なデザインですよね。

 

 5年前の東日本大震災のときは 3月ということもあり

 近隣の小中学校の古い体育館が 軒並み崩壊してしまったので

 比較的新しかったこの高校の体育館を借りて 

 小中学校の卒業式・入学式を執り行ったそうです。

 

 あのとき、たくさんの建物が壊れ、みんな恐怖と不安に包まれていましたが

 5年という月日は 街の景観をすっかり変えてくれました。

 その時は辛く、大変だったけれども、こうしてきれいに生まれ変わった様子を見ると

 人間の生きる力・復興を願う気持ちって、たくましいなぁ、と思います。

 まあ、昔の街並みががらりと変わってしまうことに 

 ちょっと寂しさを感じるときもありますけれど・・・。

 

 熊本のみなさんも今は大変な思いをなさっているでしょうけれど

 少しずつ 新幹線が復旧したり、学校が再開されたりしているというニュースが流れると

 ほっとします。

 

 数年後にはきっと 街並みも、人々の心の傷も 少しずつ修復されて

 震災前より、もっときれいに、安全に、たくましく再生できていると信じています。

 

 

 

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