皆さん、こんにちは☆
莉々です。
昨日は非常に感動的な、魂を揺さぶられるような講演会の通訳をさせていただきました。
途中何度か涙が出そうになりましたが、泣くと訳せなくなるのでぐっとこらえました。
講演が終わり、スピーカーの方と "Congratulations!" と堅い握手を交わす瞬間、どんなに辛いことがあっても全て報われます。
専門用語の暗記が辛くても、訳がうまくいかなくて恥をかいたとしても、失敗して苦い思いをしても。
あの握手の瞬間のために全身全霊を注いでいるのだと、改めて強く感じました。
そして、『リリー、君が隣で供にこの講演会を走り抜けてくれた。君が通訳席に座ってくれていたから僕は安心してここでマイクを持っていられた。』と言っていただき、堪えられずその場で涙が出てしまいました。
今まで何度となく泣きそうになる現場はありましたが、通訳席を降りてから影で泣いていました。昨日はプロとして失格です。
しかし、一人の人間として、エトマンスキーさんのような、人に優しさ・感動・情熱を与え続けられる人になりたいと心から思いました。
毎回現場に出るたびに、自分自身の通訳パフォーマンスを振り返り自己採点で点数をつけています。昨日のパフォーマンスも決していい点数ではありませんが、エトマンスキーさんとの握手の瞬間に『この瞬間のためにこれからも戦い続ける』と思いました。
あぁ、まだ泣けます(笑)。年齢とともに緩む涙腺。。。
ちなみに、昨日通訳させていただいた講演会はこちらです:
http://www.econ.tohoku.ac.jp/~ynishide/files/AshokaP121107-1.pdf