先日、出産を予定している病院の見学ツアーに参加してきた。
約1時間、院内を巡りながら、施設や病院の仕組みなどを教えてもらうのである。
私、ダーリン、そしてお馴染み父きみじと母を加えてのスタートだ。

まず、夜間緊急時の出入り口、公衆電話の場所、そしてデジタルプリントがその場でできる機械を紹介された。

「おじいちゃま、おばあちゃまがいらして、その場で赤ちゃんのお写真が欲しい方もいますから、その時はパパが走ってこちらの機械を使ってくださいね♪」
ふむ。
そんなものもあるのか。
次に、小児科や乳児健診センターを案内され、出産後も子どもの健康状態を丁寧に見てもらえるのが良く分かった。

さすが小児科だけあり、子どもたちがたくさんいて、トットコトットコ歩いている。
そのうちの1人が、説明を受けている私たちの方へヒョコヒョコやって来て、持っているおもちゃを、ダーリンに渡そうとしていた。

「むぅ。」

「ありがとね…。でも、大丈夫だよ~。」
私もその子から、車のようなものをもらった。

「むぅ。」

「ありがとうー。」
あぁ…何て可愛いんだ。
私も何かあげたい。
後ろ髪をひかれる思いでその子と別れ、マタニティー&ベビーグッズのSHOPにやってきた。
ド―――――――ン
「こちらでは、あの神田うのさんがデザインした、マタニティドレスを売っているんですよ~♪」
派手すぎる。
こんなマタニティードレス、いつ着るんだ。
神田うのしか着れないだろう。
誰も買わない気がする…。
神田うのデザインのマタニティードレスにケチをつけ、我々はいよいよ産婦人科の妊婦さん滞在施設へ潜入することとなった。
次回、②へ続く
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