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私と母で映画「レ・ミゼラブル」を観て帰ってきた夜、父(きみじ)と弟に映画を絶賛して聞かせ、「映画館で観なきゃ損するぞ。」と訴えた。
◇
翌日、弟と父が結託し、何かを決意している。
すると、「行こうぜー!!!!」と燃え上がる気合の声が聞こえてきた。
どうやら
映画を勧められた翌日、早速行く気になったらしい。
単純な輩である。(←お前が勧めたんだろ!)
父 「泣くのかな?泣くんだったら、ハンカチ持って行った方がいいか?」
↑
どんな質問だ。
弟 「親父すぐ泣くんだから、持ってけよ。」
『チャームポイント:涙腺の弱さ』であるきみじは、そそくさとハンカチを準備して出かけた。
◇
父 「わし、帰ったぞ~!」
私 「どうだった?」
父 「始まる前からうるうるきてたぞ~」
・・・・・・・・・・・・・・・
ハンカチ持って行って、正解だな。
普段クールな弟も、号泣していたらしい。
これは意外だ。
だが、そういえば、弟は昔から「死ぬと分かっていながら、突っ込んで自滅する話」に弱い。
例えば、「ラストサムライ」や「さとうきび畑の唄(戦争もののドラマ)」。
(特攻隊泣き)
なので、今回もやはり、アンジョルラスがフランスの国旗を振りつつ、弾丸をくらうシーンで号泣したそうだ。
家族全員が映画「レ・ミゼラブル」を観て感動した結果、ここ2・3日、ほぼ家族全員の鼻歌がレ・ミゼラブルで歌われる歌となっている…。
しかし、父親だけ…
少女コゼットが歌う
「あの雲の上に~♪お城があるのよ~♪」を…
「き~みきみみ、きみ~じ~♪」と自分の名前を歌詞に歌っている…。
レ・ミゼラブルよりも遥かに自分に感動しているらしい。