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ヒーリングバーデで、無事ダーリンと再会を果たし、念願の岩盤浴を堪能することにした。
しかし、岩盤浴といっても、おしゃべりしていると怒られるので、じっとしながら流れ出る汗に快感を覚えることしかできないのが、もどかしい…。
もどかしすぎて、ダーリンと向き合いながらひそひそ語り合う。
「うふふふふ(のぶ代か!?)」
「ふへへへへ(カスガか!?)」

くそ暑い岩盤浴の上で、いちゃついていた私たちは、そのあまりの暑苦しさで、周囲に大量の汗をかかせ、デトックスに貢献したかと思われる…。

ヒーリングバーデの中には、蒼海洞(そうかいどう)と呼ばれる、ヒーリング浴が存在していた。
室内の中央には、波動エネルギーやマイナスイオン、遠赤外線を放出し、体の内側から細胞の働きを活性化させると言われる貴陽石が置かれているらしい。
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とりあえず腰かけてみる。
しかし、室内は暑くも寒くもないので、体に効いているのか否かが感じ取れなず、ひたすらボーっとしなければならない…。
他の人も同じことを感じているのか、へのへのもへじのような顔になっている…。
室内の全員が、へのへのもへじ化しており、不思議な空気が流れる。
何だか、真ん中に置かれている貴陽石を、幸福の石とし、皆でパワーを吸収する怪しげな教団のように思えてきた…。
「貴陽石にあやかろうの会」か!?
そんな貴陽石のパワーにやられ、力尽き、ダーリンの肩にもたれかかってみる…。
肩にもたれかかったことにより、
貴陽石では、うんともすんとも言わなかったダーリンの体の内側から、細胞が絶賛活性中!!
次回+彩輝房への潜入部隊!?+ラクーア編3 へ続く…