方位取りとは吉方位に出向いて行ってしばらくそこに滞在することで開運しますよという、一種の呪ですね。
今月の吉方位は卯(東)。今日は10時41分からが「金函玉鏡」の吉時間だそうなので、10時45分ごろ出発しました。
快調に広域農道を走り11時50分ごろ猿田神社に到着〜
と言っても猿田神社に参拝するわけではなく、ここから先が方位取りに必要な距離が離れたエリアになるので、滞留時間の目処にするためです。
ここから旭の丘の上を銚子に向かいます。途中に見えてきたのが最近話題の北朝鮮のミサイルなんかを補足するレーダーシステムですね。
防衛装備庁だそうで、もちろん中には入れません。
この先はやたらと発電用風車が林立している地帯です。
丘の下からだと同時に10本程度しか見えないですけど、実際にはその何倍も風車が建っていたんですねぇ。
そしてドーバーラインを経由して・・・。
本日の目的地「渡海神社」に到着です。
渡海神社の祭神は綿津見大神で、猿田彦大神も祀られています。
猿田彦大神は導く神様なので、古くから戦勝祈願などされてきましたが、綿津見大神は猿田彦大神に導いてもらって、人間に幸を届ける海を司る神様です。逆に言うと怒らすと怖い神様ですな。
そしてこの渡海神社の境内は天然記念物の極相林(という日が通らない鬱蒼とした原生林)。陰樹の森とも言います。
参道。昼なお暗いって感じですね。
手水舍。やっぱり龍(水の神でもある)です。
拝殿。
とにかく森全体からパワーを感じます。
拝殿の前の水瓶もやはり龍。
稲荷神社もあったので、お参りしておきます。
さて、時刻は12時を結構過ぎましたのでランチに向かいます。
本日のランチ会場(笑)は銚子プラザホテル?
の2階にある寿司・和食の廣半さんです。
ちょいと私らしくないと思われるかもしれませんが、実はこの時期、銚子では極上鯖料理祭というのをやっていまして、水揚げされる鯖の1%しかない極上の鯖を使った料理を食べさせてくれるのです。その1軒がこの廣半さんだったんですね。
東の方位は水産物系で酸味があるものが良いそうですので、極上鯖寿司をいただきました。
これがまぁ、さすが極上鯖。肉厚でまいう〜
しかも普通の酢〆ではなく、タレを使っているらしくまろやかでほんのり甘みを感じるくらいです。
実は通されたのがカウンターだったもので、板さんと鯖食いに来たんだって話をしていたら、端っこだけどって、極上鯖の刺身をくださいました。
いやぁ、これ、びっくりしますよ。青魚の臭みは全くなく、尻尾の方なのにトロの様。それでいてさっぱりしててンマイッ!
と褒めてたらメニューにはないそうなんですが、一貫握ってくだいました!
ちょっとサービスしすぎでしょうって感じもしますが、この廣半、ちょっとその辺のホテル内レストランと雰囲気が違うのです。
地元の名士が集まる店の様で、中居さんが「先生、いらっしゃいませ」と声をかけてたり、私の隣に座った老紳士が板さんに「お年賀」と言ってお年玉を渡したり、昭和の銀座を見ている感じ。
なんかとっても良いのです。知らなかった銚子の魅力を発見した感じですね。
長くなったので、続きは明日。
みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。