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①神道の神官
神官は独特の帽子をかぶり、その衣の端には「房」(数十センチの糸を束ねて垂らした飾り)がついている。また赤ちゃんの初宮詣の時には、母親以外の者が赤ちゃんを抱いて、神官は榊の枝を左右上下に揺り動かしてお祓いをする。
母親は、産後の汚れの中にあるので赤ちゃんを抱かないのは、ユダヤの「産後の汚れ」という観念と同じであるが、現代のユダヤ人はこの風習を持っていない。そして、神官の衣の「房」もイスラエルの古い風習で、聖書には「身にまとう着物・・・に、房を作らなければならない」(申命記22.12)と記されている。衣に付ける房は、イスラエル人であることのトレードマークであった。
今日も、ユダヤ人は祈るとき、タリートと呼ばれる白い大きな布を頭や肩にかけて祈るが、これには伝統によって隅に房(ツイーツイートという)がついている。それは日本の神主の服についているものと全く同様のものである。
日本の神主は、榊の枝を左右に揺り動かしておはらいをする。あるいは、棒の先に白いギザギザの神をつけた「祓い幣(ぬさ)」と呼ばれるものでお祓いをする。これは今は白い紙でできているが、昔は植物の枝や穀物が用いられた。
じつは、清めのために植物を揺り動かすというのは、古代イスラエルの風習である。ダビデは「ヒソプをもって私の罪を除いて清めて下さい」(詩編51.7)と祈っている。これは当時、イスラエルの祭司たちはヒソプという食物を左右上下に揺り動かして、お清め、お祓いをしていたことをさしている。
②山伏の兜巾(ときん)
日本の山伏が額に兜巾(黒い箱)をつけているが、額に宗教的な礼拝や祈祷のための黒い箱をつけて、それをひもで結ぶという風習は、世界広しといえども、日本人とユダヤ人の間にしか存在しない。
③国技の相撲の力士が塩をまく
相撲の力士は、取り組むみを前に、「塩」を土俵にまく動作を何度か繰り返すが、欧米人には、この「塩」をまくという意味がよく理解できない。しかし、ユダヤ人なら、それは土俵を清めるためだと即座に理解する。
塩を清めのために用いるのは古くからユダヤの風習だから、ユダヤ人にはすぐにわかるのである。たとえば、ユダヤ人は、「コシェル」と呼ばれる食物規定により、塩を持って食物を清める。
④お風呂の入浴
ほとんどの日本人は、浴槽に入る前に体を洗っている。体をきれいにしてから浴槽に入る。欧米人は風呂の中で石鹸を使うし、汚れた体のまま浴槽に入ったりするが、ユダヤ人はそのようなことはしない。沐浴の前に体を洗い、きれいになってから浴槽に入る。欧米社会では、ユダヤ人以外には誰もこのような習慣を持っていない。
⑤手洗いの風習
日本人は、トイレに行けば手を洗うし、外から帰れば手を洗う。食事の前にも手を洗う。かつて14世紀のヨーロッパで「黒死病」とも呼ばれた伝染病のペストが大流行して、非常に多くの人々が死んだ。ところがそのとき、ユダヤ人はほとんど死ななかった。
当時の悪いうわさの「ユダヤ人の多くが死ななかったのは、きっとユダヤ人が毒をまいたからだ」と言ったデマが流れたが、それは、ユダヤ人が清潔好きで、常に衣服や家の中をきれいにし、風呂に入り、頻繁に手を洗ったからであり、トイレに行けば手を洗い、外から帰れば手を洗う。食事の前にも手を洗うという生活だったからこそ、伝染病にかかることが少なかったのである。