2016獅子座満月☆未来のかたちに布石を投じる

2016年1月24日10:45に獅子座の満月です

まもなく始まる2016年春分からの流れでは、獅子座の特徴が色濃く現れます。

そこに至る前哨戦としての今回の獅子座満月は、わたしたちの魂の個性が内側から花開くとき。

わたしは何を体験しにこの世界へやってきたのか。

今回の人生でわたしは何を達成したいのか。

そんな魂の命題と向き合って、世界のあちこちから、わたしの欠片を探し出す。

生まれたときは万全だったはずなのに、この世で生き残るために、いつの間にか、はらはらとこぼれ落ちてしまった、わたしの一部。

それを取り戻すために世界中から、失われた、わたしの映し鏡を見つけ出していくような。

見えない領域におけるかたちを整えることで、ほしい未来を映し出す。

未来に向けて布石を投じる満月です。

■本当の名前を思い出す

わたしは、わたし。

でも、本当のわたしとは、いったい何者なのだろうか。


わたしたちは誰もが異なる魂のプランをもって誕生します。

そして、それに見合った資質を必ず生まれもっています。

だけれども、成長の過程で必ずしもその資質を開花できるわけではなく、どちらかというと、わたしたちは今の現実社会のなかで生き残るための『パッケージ化された』スキルを伸ばすことに余念がなかったかも知れません。

それ以外の大半の資質は未分化のまま、脳に眠らせたまま、刺激を与えないままで。

ただ、与えられた環境のなかで順応して、そこで求められた役割に応えていくことが常でした。


だけれども時代が大きく移り変わり、従来の信念が大きく崩落しているいまは、どれだけ新しい価値を創生できるのか、ということが大事なポイントになりました。

新たな価値を生み出していくイノベーションの源泉は、個々の性質と関わりがあります。

自分のなかにあるユニークな部分、他者とは異なる0.01%の部分こそが、多様性の鍵。


いま、わたしたちはそこを解放して、自分の真のアイデンティティから、さまざまな在りようを創生するときです。

わたしの真実。

わたしの本当の名前。

わたしの魂はいまこの瞬間、なんて、囁いているのでしょうか。

■未来のかたちに布石を投じる

誰かにわかってほしいとか、認めてほしいとか、そんな自己顕示欲を満たすためではなく。

だけれども醒めたまなざしで、熱を持たずに世界と接するのでもなく。

情熱を内に秘めながら、クールにタイミングをはかり、一気呵成に獲物を獲得するハンターのように。

情熱と冷静のあいだで燃え盛る青い炎のような、子どもな自分の素直な欲求と好奇心と、大人な自分の慎重さと抑止力。

ふたつの視点を自在に行き来しながら、物事を成し遂げていくときです。


感受性はどこまでも繊細になっていくときで、考えにとらわれすぎるとキリがありません。

ゆれる自分の心と、迷宮に入りこもうとする思索のあいだで、どちらにも肩入れせずに、自分自身を見つめることを忘れないようにしましょう。


世界が大きく変わろうとしているときです。

その瞬間を見逃さないように、呼吸を低く、眉間に集中して。

世界が変容するさまを見つめていましょう。


世界は映し鏡のように、現象界と、まだ現象に至っていない世界とで創られています。

良い結果を出すためには、どれだけ心を込めて準備して、場を整えるのかということが大切です。

わたしたちが心を傾けて、しっかり意図を高めておいたことが、あとになってかたちを創り、立ち昇るとするのなら。

いまここが、2016年の春分からの流れに向けて、辿り着きたい未来のかたちを思い描き、意図をこめて布石を投じるタイミング。

情熱を内に、冷静な視点で、ほしい未来をつかみとっていきましょう。