2014射手座新月 ☆ 『わたし』を世界に解き放つ | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

11月22日21:32に射手座の新月です


土星と共に過ごす蠍座の太陽期が過ぎて、星の流れが少しずつ
変わりつつあります。

蠍座と共に過ごす土星も、あとわずか。

土星はクリスマス・イブまで蠍座に滞在していますが、太陽が
射手座に移動したことで、土星射手座イングレスの助走期間
ようなムードになってきました。

過去2年2か月の蠍座土星期に、わたしたちはいったい何を成し
遂げたのでしょうか。

蠍座土星イングレス ☆ 大きな業績の時間
http://ameblo.jp/light-side/entry-11372885449.html


不安を勇気に、悲しみを愛に、怒りをエネルギーに変容させて
自分の影の側面を受容していった蠍座の季節が終わると、その
深く深く心の底まで潜った反動で、天高く舞い上がる射手座の
季節の到来です



射手座の始まり、0度で起こる新月です

これまで溜めこんできたエネルギーを一気に天に解き放って、
空高く飛び出していくとき。

あらゆる制限から解放されて自由になり、好奇心のまま世界の
すべてを見たい、体験したいという欲求が高まるでしょう。


視野が広がり、自分の居場所やしがみついている関係性が急に
ちっぽけなものに感じて、刺激的な冒険をしたいという思いが
湧き上がるかも知れません。



太陽が射手座に入ると、獅子座に滞在している木星との共鳴が
高まります。太陽が射手座を通過している期間は、おたがいの
守護天体を交換するミューチュアル・レセプションの配置です。


これは自分のうちにある魂の欲求に火がついて、ジッとしては
いられず、楽しみたい・遊びたい・冒険したい・学びたい、と
感じた瞬間に動き出すような衝動を暗示します。


とても大きなエネルギーが満ちるときです。
新しく刺激的な関係や学びや冒険がはじまるかも知れません


小さな枠組みを超えて、魂が羽ばたきたがっているのでしょう。


この時期のわたしたちは、何事にも誰にも縛られることを厭い
自由であること、自分らしさを表現すること、自分のステージ
において飛躍することを望むかも知れません。

自分の属する分野で、もっと卓越して活躍したい欲求も高まる
ため、目がまわるほど忙しく、それでも「もっともっと」と、
欲する気持ちを止めることはできないでしょう。


羽根のはえたような軽やかさで、なんでもできる、と強く過信
する傾向がありそうです


それを良い意味で「自分を調子にのせる」ように使うと、活躍
するステージが広がっていきます


これは躍進のチャンスです


気をつけたいのは火の勢いが高まるにつれて自尊心が強くなる
ため同じ欲求を持つ人とぶつかり合いやすく、その際に自分の
エゴを貫きたい、相手をねじ伏せたい、と感じることです。

軽く扱われること、無視されること、侮蔑されることにいつも
以上に苛立ちやすく、特に普段からガマンしている人は要注意

内から湧き上がるエネルギーをパワー・ゲームに向けるのでは
なく、暴れ馬の統率をとって、大きな理想を成し遂げるための
創造力として乗りこなしましょう



いよいよやって来た『火の季節』をサバイブするコツは自分の
内側をよく観て、気づいていること。

心と身体。そして知性。
それらをつなぐ精神力。魂のちから。


自分のあらゆる側面を野放しには決してせずに、高い自意識で
誠実に統率して、のびやかに飛び跳ねる。


全身の隅々までほとばしる情熱を高い精神力で制御して、その
魂を瞬間瞬間に吹きこんでいく。



『わたし』は誰か。
『わたし』の魂はどのようなカタチをしているのか。

語らずとも、それはあらゆるものに宿ります。
絵や音楽や詩や踊りに、存在がおのずと立ち昇るように。

自分のあらゆる側面を解放すると同時に、精神の力で制御する
ことによって『わたし』という自己存在が世界に解き放たれて
いくのでしょう。

魂の冒険のはじまりです