昨日心臓病専門医として高い評価を得る名古屋ハートセンターの
外山院長とお話しする機会を設けて頂いた。
院長先生は、心筋梗塞をはじめ心臓疾患の対応はとにかく早いことが何より!
とのことから「DOOR TO BALLON」という言葉を使っていらっしゃった。
心筋梗塞経験者ならすぐ分かると思うが、
心筋梗塞を発症してからすぐに家のドアを出て病院に到着、
そしてカテーテル手術(バルーン手術)をいかに迅速に行うかが、
生死の分かれ目、という意味なのだ。
前にも書いたが小生の場合は、
心筋梗塞発症後、およそ5分で救急車到着。
病院までの搬送時間5分。
様々な処置をして手術台でカテーテル手術を受けるまで
トータルで30分。
ある意味理想的な展開だった。
しかしカテーテル手術のできる病院がすぐ近くに無かったり、
もしあったとして24時間稼働してなかったり、
などなど色々な条件を考えると、助かる条件下で発症することは
極めてレアケースとなる。
これから寒くなってくるとますます、
心臓疾患を発症するケースが多くなるという。
早い対応が命を救うのだ。
「CALL & PUSH PUSH PUSH」
急に胸が苦しくて倒れた人を見つけたら、
すぐに(救急車を呼ぶよう)電話し、
患者さんの背中を押し、心臓マッサージで胸骨を押し、
AEDを素早く装着しAEDのスイッチを押す。
この言葉も外山院長から教えてもらったもの。
気をつけなければならない!