一昨日、メ~テレ「UP!」にて
「岐阜西濃 極上フルーツで町おこし 名産づくりにかける人々」を
放送させて頂いた。
取材先の皆さま、本当に有難うございました。
今回の取材では、農家の方々に直接色々とお話しを聞かせて頂く機会があり、
ほんの一端ではあるが、日本の農業の現状を知ることが出来た。
「米作りでは生活できない!」
この言葉はある意味衝撃的だった。
日本人の主食は米である。
その米を作っている農家さんが、
米作りでは生活できないというのだ。
外国産の輸入米の影響で、
米の単価は下がる一方。
田植え機からコンバイン、稲刈り機などなど
設備投資をすれば、莫大な資金がかかる。
しかもいつ自然災害に見舞われるか予測も出来ない。
さらに政治・施策の方向性でいつも翻弄される。
実にリスキーな仕事なのだ。
黒澤明監督「七人の侍」の一場面、
三船敏郎演じる菊千代が、
「百姓がjはどうすりゃいいんだ!」と泣き叫ぶ。
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まさにその心境なのだ。
しかし、実に農家の方々は粘り強く、しかも決して諦めない。
長年、様々な試練を乗り越えてこられたから、
ちょっとしたことでは動揺しない。
その心根に感心してしまうのだ。
見習うべきことが数多く合った取材であった。
特に取材を快く引き受けてくださった岐阜県輪之内町の木野町長、
そして輪之内町役場の方々、色々お骨折りいただき感謝に堪えません。
また絶品の御当地スィーツを開発したお二人、
ありがとうございました。
↑大垣市 フランス菓子 ギャルリ シュシュ・アー
↑オーナーの白木さん
↑大垣市 生ジェラート モーリー
ともに地域の特産品を伝った絶品スィーツが食べられますので、
是非おでかけになってください。