インド事業~SHGミーティング
こんにちは。月一回のSHGのミーティング。なかなか時間が合わずこれまで見ることはできなかったのですが、今回初めて参加することができました。
木からパワーを
まず、メンバーの名前を確認し、本人が来ているのか、代理で別の人が来ているのかをチェック。私たちが村に行くと、必ず人が集まってきて、みないかにも関係者であるかのように振舞うため、しっかりと確認しないと実は全然関係ないという人がいたりということもあるためです。
興味津々の子供たち
来ていないメンバーを呼んできてと子供に伝え
なかなか時間通りに始まらないのはいつものこと。ようやくメンバーが集まり、まずは、毎月のsavingの回収をし、次に、グループローンの回収。グループローンの使用用途は、病院や家計の足しにしたりと、メンバーそれぞれに任せています。そして、最後は、今回ローンを希望する人を募ります。ここがミーティングの山場。
ようやくメンバー集合
誰にいくら貸すか、揉めるときにはかなり長い時間議論することもあるようですが、今回は、スムーズに決まりました。一人はテンプルに行くので、その費用にしたいと、もう一人は家計の足しにしたいということでした。
ミーティング終了
ローンは、大体1~2年をかけて返済され、それがさらに運用されていく仕組みとなっているため、銀行から融資を受けることが困難な人にとっては、有効な活動です。
しかし、同時に記録をしっかり取ることも重要です。現地パートナー団体にSHGの管理は任せていますが、ただ報告を受けているだけでは心配なことも多々あるため、今回のように時々ミーティングに参加するようにしています。
聞き取り中
こうした機会を利用し、今後はどんなローンを希望するか、実際にローンを使ってみてどうだったかなどのフィードバックを元に、より意義のある支援は何かを考えていく機会ともなります。
まだ始まったばかりのSHGグループ。ミーティングでは、メンバーそれぞれ意見を言っていたため、メンバー同士の関係は良好そうです。将来、どんなグループになっていくのか、今から楽しみです。
村の女の子と一緒に
インドインターン:鈴木