自転車ロードレースの最高峰であるツール・ド・フランスが、2016年度はマンシュ県からスタートすることが発表に。当県が、グランデパール(スタート地点)になるのは初めてのこと。


具体的にどの町を出発するかといった詳細は、来月初旬にモン・サン=ミッシェルで開催される記者会見で告知される予定。これでユネスコの世界遺産が、再び2013年のタイムトライアル以来、呼び物になる可能性が。


フランス本土にスタート地点が戻るのは、2011年のヴァンデ県出発レース以来のこと。2012年はベルギーのリエージュ、2013年の100周年記念大会はコルシカ、そして今年2014年はイギリスのヨークシャー、さらに来年2015年はオランダのユトレヒトを予定。


グランデパールの都市名告知を前に、多くの人が県庁所在地であるサン=ローを横目に、マンシュ県の最大都市であるシェルブールに期待を寄せているところ。また全ルートの公開は、来年10月までお預けだそう。