骨董品商人が、警察に押収された車に対し罰金を課せられるという事態が発生。男性が所有していたメルセデスのライトバンは、2011年に警察に手渡されたにもかかわらず、今年に入って5件のスピード違反を含む10件の罰金通知を受け取ったということ。


盗難品を受け取った調査につき、警察によって押収されたはずのライトバンが、その運転手により9月5日から10月31日までに犯した交通違反で、男性に課せられた罰金総額は1,500ユーロ(約222,000円)に。これがすべて男性の犯罪となれば、運転免許証剥奪も免れない事態に。


男性の弁護士はこの事態を「不条理」とし、法廷で不正罰金の取り消しを求める意向を発表。


一方ベルサイユの警察はライトバン所有者の変更を怠ったことを認めており、現在すべての情報が修正され、今後の罰金通知は警察に届くよう手続きが終了したことを報告。とは言うものの、警察の任務中の交通違反は免除されるゆえ、あまり関係ないものに。