パリの医師らがフランスで初めて、出生異常である二分脊椎症の治療を胎児に施し成功を収めて祝福。母親に全身麻酔を打ち、子宮内の5ヶ月の胎児に2時間の手術が施されたのは7月のこと。


このたび帝王切開で無事に子供が誕生し、母子共に健康であるという報告を受けて、事実が一般公開された次第。


この種の手術を施す病院は世界中で12箇所ほどしかなく、そのほとんどがアメリカ合衆国とブラジルに集中。手術の数日後に、未熟児で誕生するリスクを背負うことに。


フランスでは数年間この手術に向けて検討が重ねられ、今回初の実現そして成功に到達。フランスはこの診断方法に優れているものの、多くのカップルは中絶を選択するという現実に、今回の成功が今後診断を受けたカップルの需要に応えるものになることは必須。