言語習得は脳を強化し、老いを迎えるにあたり精神を機敏に保つ効果があることが明らかに。神経言語学誌にて出版されたこの研究は、効能を訴えた以前の主張をバックアップするもので新たな証拠を提示。


英語話者に6週間にわたる言語レッスンを受けてもらった後、脳のMRI画像を撮影したところ、脳の異なる部分を結ぶ連結の質に改善が見られるという結果が。


「これまで考えられていたよりも、脳がより順応性あるものに変化することを証明している」というのは研究の代表著者であるピング・リー博士。


「高齢者において脳に構造上変化が見られるということは、言語習得によってよりよく年を取ることができるということで、実に励みになること」とも。