フランス国立図書館本館で水道管が破裂したことにより、12,000冊の本が水浸しになるという惨事が。幸いにも、「修復不可能なほどではない」と図書館が発表。


修復作業を見学した文化大臣は、「扇風機の下で順調に本が乾かされているけれど、いくらかは買い替えが必要かもしれない」と。でもそれらが、図書館の心配する1850年以前の書物ではないのが、不幸中の幸いという話。


この事故を「メンテナンス費用の予算を削ったからだ」と非難する組合に対し、「政府が補助金を毎年削減するからだ」というのは図書館側の言い分。


これに対し、「政府が補助金を削減したことはない」という大臣は、「国が修復代を負担するというこの水道管も、実は今年すべて新しく配管する予定だった」と。