「人は裏切るもの」という思い込みのクセ。

あまみ悠　己育て塾


先日は家族連鎖を解消する
己育て塾プレセミナーを
開催しました。

家族連鎖とは、親から子へ
その子へと受け継がれる生きづらさです。

その生きづらさには３つ
側面があることをご存知ですか？


ひとつは思い込みのクセ、
というものがあります。

思い込みのクセとは

これは当然だ、常識だと
感じていることであり

でも、それが自分を幸せにしていない、

そんなクセです。

そもそも、思い込みは
実は人によって違います。

たとえば、

「人は信頼に値する」という

思い込みを持っている人は

人と関わることに
あまり躊躇しません。

基本的に好意的なので
相手の言うことを信じますし
自分を開いていきます。

まれに裏切られる（信じるに値しない）
ことがあっても

それには何か事情があり
たまたまなのだと感じます。

私たちは好意的であったり
味方になる人に対しては
悪いことはしづらい、という
心理がありますから

「人は信頼に値する」

という思い込みを持っている人は
そうでない人よりも
裏切りにあいづらいともいえます。



その逆に、

「人は裏切るもの」という

思い込みを持っているならば
どんな影響があるでしょう。

「人は裏切るもの」という

思い込みを持っている人は
人と関わることに躊躇します。

また騙されるんじゃないか
また利用されるんじゃないか

と疑心暗鬼になるので
簡単に心を開くことはありません。

そうすると相手も心を開かない
確率があがりますので

ますます、親密な関係が
作りづらくなって

私たちが好意的であったり
味方になる人に対しては
悪いことはしづらい、という
心理は働きません。

さらに裏切りやウソに出会うならば

「ほらね、やっぱり」

と、その思い込みが
クローズアップされて
確かな証拠が増えていくのです。


ここまでですと、

「人は信頼に値する」

という思い込みのほうがいい、

と思いませんか？



ところが、そうではありません。



もしも、あなたが
新しく入ったクラブやネットワークに

実は詐欺師がたくさんいたなら
どうなるでしょう。

「人は信頼に値する」

という思い込みを持っている人は

鴨がネギを
束でしょっているようなものです。

「騙されるほうが悪い」という
言い回しをする人がいますが

もっといえば、
騙す人は騙そうとして関わって
くるので

騙す意図を感じさせないなんて
お手のもの。

そんな場所や関係性の中では

「世の中には信頼できない人がいる」

という思い込みを持っていたほうが
安全で安心なんですね。


また、親しい関係の中でも

「人は裏切るもの」

という思い込みに縛られていたら
どうなるでしょうか？

あなたが男性だとして

彼女はどうも自分を信じて
くれていないようだと感じると

たぶん最初は信じさせようと
努力するかもしれません。

でも、そのうちに疲れてきます。

自信がなくなってくるかもしれません。


もういいや、面倒くさい。

なんて思って気持ちがサメていく。

そんなことも考えられますよね。


このように思い込みとは

場所や相手、事情によって
良く働けば悪くも働きます。

だからある程度、自由で幅があった
ほうがいいんですね。


ところが、家族連鎖で受け継いだ
思い込みは

検証されない、つまり疑うことを
されないままでいます。

さらに否定的なものが多いので
否定的な感情を引き起こすのです。

そんなふうに
影響力大な思い込みですが

自分自身に対する
正しい評価ではなく

上の世代からいつのまにか
受け継いでいるイメージや
言葉が根っこにあったりします。


その囚われから自由になること。

そのためには

何を受け継いできたのかを知ること。


思い込みを解く鍵は

イチにも二にも「知る」ことです。



己育て塾では、
あなたがどんな思い込みのクセを
持っているのかを知ることができます。

http://my-coach.jp/kseminar/




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