ども!家族連鎖クリア&ライフコーチあまみ悠です。 

 

 

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仕事や人間関係で

 

「どうしていいかわからない・・・」

 

と立ち止まって

しまうことってあるよね。

 

 

私も、もちろんある。

 

 

そんなときに

 

「こうすればいいよ」

 

と教えてくれる人に相談すると

とってもホッとする。

 

 

でもさ、

 

相手のアドバイスがすんなり

実行できないことってない?

 

 

 

家族にアドバイスを受けても、

他の人に相談しても、

 

そりゃそうだなって

頭では納得するけれど

なぜか腑に落ちない。

 

微妙に違和感があって

モヤモヤする。

 

 

てか、そもそも、

 

わかっちゃいるけど、できないわ!

 

 

 

 

そんなとき、私は

 

ノートを開いたり

散歩をしながら、

 

自分にこう聴いてきた。

 

 

「私は、どうしたい?」

 

「そのために

 どうなったらいい?」

 

 

 

これは

セルフコーチングといって

自分軸を確認する

内的対話です。

 

 

 

 

 

私はたくさんのセッションを

させていただいてきた。

 

その中で何度も迷って

立ち止まってしまう方の

共通点ってあるとわかった。

 

 

 

それは、

 

 

その方が

親や周囲の人たちから

 

「あなたは、どうしたいの?」

 

と優しく聞かれて

こなかったってこと。

 

 

こうしなさい

ああしなさいとか

 

これはしちゃダメ

とは言われたけれど

 

 

「あなたは、どうしたいの?」
 

はなかったと、みんないう。

 

 

 

そもそも、私たちは、

最初から答えなんか持っていない。

 

 

オギャーと生まれたそのときに

すでに性格はあるけれど、

 

経験ないから
これはいい、あれは違うと

判断はしていないわけで。

 

 

嬉しいこと、

嫌なこと、

楽しいこと、

 

それらを経験しながら

 

これは好き、

これは私らしい、

これは違う、

 

と取捨選択して

自分軸ができていく。

 

 

 

あ、ちなみに自分軸とは、

 

自分が考えていること、
感じていることであり、

 

 

自分軸を持つとは、

 

親や社会、周囲がこうしろ、

これがいいと言っていること

をうのみにせず、


自分の感覚と感情を

否定せず、大切にしながら、

 

自分の幸せを決める(決めない)

責任を持つということ。

 

 

 

 

ですが、

 

経験がないことは

分からない。

 

だから、

 

「あなたはどうしたいの?」

 

「どう思ってる?」

 

 

と聴かれてこなければ、

 

そんなふうにいちいち

自分の気持ちと目の前のことを

照らし合わせて

考えたりはしないのです。

 

特に子どもは。

 

 

 

 

そうなると、

 

「どうしたいか?」は

 

わからない。

 

 

わからないならば、

 

わかっている人に聞いた方がいい、

 

教えてもらった方がいい、

 

となる・・・

 


当然ちゃ、

当然ですよね!

 

 

 

まあ、ビジネスや仕事なら

礼をもって聞けばいい。

 

スキルや情報は

先達に習うのは当たり前。

 

 

やり方が分からなければ

できないのだから、

必須ともいえる。

 

 

 

 

でも、心は、

感情は、別。

 

 

1足す1は2じゃない。

 

人の正解が

自分の正解とは限らない。

 

 

だから、

 

スキルや情報だけでなく、

 

生き方や方向性、

感じていることまで、

 

誰かに頼って委ねてしまうと、


自分はどうしたいのか?の

センサーが弱くなってしまうよ。


 

混乱して、

ますます大事なことが薄くなって。

 

 

そして、また、

誰かに頼って、

グルグル回って・・・

 

 

こうなると、

夢を叶えるとか、

 

起業するどころじゃ

なくなってしまうよね!

 

 

 

自分を大事にする、
自分軸を持つということが


他者を大事にして、

尊重することにつながり、

 

社会の永続的発展に

つながっていく。

 

 

 

 

これって、けっこう

大きいことだと思いませんか?^^

 

 

 

 

一生付き合う自分だから、

大事にしたいもの。

 

 

 

そのために、

 

「自分はどうしたいのか?」
 

と聴く習慣を

つけてあげましょう(^ー^)

 


 

 

こちらもオススメ飛び出すハート

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ベル子育て、人間関係、親とのこと。 

あれもこれも試したり学んだけれど、
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あなたは、嬉しい、楽しい、

心地よいといった感情は好き?

 

 

当然のことながら、

私たちはポジティブな感情を

良いものとしているよね。

 

 

では、悲しい、腹が立つ、

不安といった感情はどうかな?

 

 

あまり好む人はいないよね。

 

 

一方でネガティブな感情には

ポジティブな感情と同じくらい

良いことがあるよ。

 

 

悲しみを感じることは

何かを喪失した現実と

折り合いをつけるために大切。

 

怒りを感じることは

自分や大切なものを守るために

必要なこと。

 

不安を感じるから私たちは

危機にたいして備えることができる!

 

 

人間という生物が進化の過程で

ネガティブな感情が残っている、

 

それは必要だからじゃないかな。

 

 

 

 

そして、

 

案外知られて

いないことだけど

 

ネガティブな感情って

しっかり感じ取ることが

 

心を癒やして

次の一歩を踏み出す力になるよ!

 

 

 

具体的にはこういった例がある。

 

 

 

30代の会社員女性が

職場に行きたくないことで

悩んでいた。

 

そこで

コーチングを受けて

話をしていく中で

 

会社に行って感じることと

過去にクラスの中で

いじめにあったときの気持ちが

かなり似ていることに気づいた。

 

 

その方は

 

“いじめにあったのは、

 自分に何か非があるからだ”

 

と深いところで感じていたんだ。

 

 

なので、それを

思い起こさせるような

シチュエーションを

無意識に避けてしまっていたみたい。

 

 

 

さらにお話を深めていくと

その方はこんなことに気づいた。

 

 

クラスでのいじめ以前に、

 

もともとは、

 

母親に嫌われたくない

 

とがまんして

生きてきたってことに。

 

 

 

それはとても根深い

感情の葛藤だ。

 

 

普段は心の海の下のほうに

沈めてある、

 

母親に好かれたい、

嫌われたくない、

 

だけど、

 

自分らしく生きたい、

自分らしくしたいという

未完了の葛藤だ。

 

 

それが、

 

職場の人間関係に悩んだことで

海底から浮かび上がってきた。

 

まるで、

救急ボタンを押されたような

ものだったかも。

 

 

この女性は

 

自分はそんなに我慢してきた、

 

好かれたいと思って

自分らしさを封印してきた、

 

という事実を

受けとめていった。

 

 

あのときも、

そういえばあのときもと

 

自分らしく

生きられなかった

場面に気づいていくと、

 

 

『なんで?!」

 

と怒りが湧いてきた。

 

 

ちなみにその怒りは

『適応的な怒り』

 

 

大切な自分を大切に

できなかった怒り...

 

 

そして、

 

その怒りは

母親に向いた。

 

お母さんは

もっと子どもを

尊重するべきだった、

 

もっと話をちゃんと

聞いてくれるべきだった、

 

私に意見を押し付ける

べきじゃなかった。

 

押さえつけていたものが

数十年たまっていたものが

出てくる感覚。

 

驚いた。

怖くなった。

 

でも、わがままじゃない?

 

親もいろいろあったんだし。

 

今更ね・・・

 

 

大丈夫。

 

 

それも、適応的な怒りだから。

 

感じていい。

子どもぽくなんかない。

 

むしろ、感じられるだけの

器があるから感じていける。
 

 

 

とはいえ、

 

相手に(親に)その怒りを

ぶつけてもたいがいは

うまくいかない。

 

 

何十年も前の話で

覚えていない人も多いし

 

親自身もストレス状態で

精一杯だった可能性が大きい。

 

 

それに責められると

人って罪悪感で

むしろ耳を閉ざしてしまう

こと、あるよね。

 

 

 

だからといって

この怒りをほおって

おいてはいけない。

 

 

なぜって?

 

未完了だから。

 

 

感じきれずにしまった

一部の感情は過去のまま、

そのときのまま

フリーズしている。

 

だから、感じて

終わらせてあげる。

 

 

そのためには

信頼できて話をちゃんと

聞いてくれる友人や

カウンセラー、コーチと一緒に

 

何があったのか

どのようにがまんしてきたのか、

 

何を諦めて

何を得られなかったのか、

 

ということを話すといいよね。

 

 

何度も何度も話していく中で

 

怒る理由があることや

怒っていいということを

十分経験していくんだ。

 

 

すると、

怒りが消化されていく。

 

 

深海にあった

恐ろしいものは

だんだん解けていく。

 

やがて海の泡となっていく。

 

 

それに比例して

 

怒りを抑え込むのに

使っていた

エネルギーが回復するよ。

 

 

やる気や元気、

パワーと呼ばれてる。

 

人が自分らしい人生を

歩んでいくときに必要な力。

 

とても大切な力。

 

 

 

ネガティブな感情って

未完了であるときに

 

そして葛藤が大きいときに

ダメージとして

影響を与え続ける。

 

 

その意味を知り、

必要なプロセスを

自分に与えてあげるなら

 

それはリソースとして、

本来のエネルギーとして

 

あなたの人生の局面を

サポートしてくれるんだ。




そんなことにご関心のある方は、
こちらをやってみてくださいね。 

 

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私たちは人間関係において、
自分特有のパターンを

繰り返すことがあります。


たとえば、20代の頃の私は

 

周囲に理解されないと感じると
自分から心を閉ざしてしまう、

というパターンを
繰り返していました。



もうちょっと遡ると
10代の頃の私は

誰も私のことは心配していない
という思い込み
があり、

困ったときでも誰にも相談せずに
自分を追い込んでしまう

 

そんな行動を

繰り返していました。






 

 

 

このような特有のパターンは、

多くの場合、


小さい頃の親との関係や
親から受けとったメッセージに、
大きく影響を受けています。




クライアントの

Yさんもそうでした。


休みも取らず仕事をしてきた
Y子さんは、
心身ともに疲れ切っていました。



残業につぐ残業、
休日出勤、そのうえ頼まれて
他店に出向と、

体調が悪い時でも
お願いされるとがんばってしまう。



典型的なワーカーホリックだったのです。


心配した友人が
「たまにはちゃんと休んだほうがいいよ」
というのですが

『わかったよ、

 そうしてみるわ』
 

というものの、
結局同じことの繰り返しで、

Y子さんはだんだん
メンタルを壊していきました。


そんなY子さんは

子どものころお母さんから

「人によくしなさい」

というメッセージを
繰り返し言われて

育ってきたそうです。


お母さんは
道端で座っているホームレスがいれば
必ずお金を少し置いてくるような
心優しい女性でした。


Y子さんはそんなお母さんが
大好きであると同時に

ああはなりたくないと

思っていたといいます。



なぜならば、
Y子さんのお父さんは愛人を作り
家に連れてくるような人。



それでもYさんのお母さんは
怒りもせずお茶を出して
迎え入れた。


それを見てY子さんは


=========

お母さんは体が弱くて
お金がないから
がまんしなくちゃいけないんだ。


=========


と思い、

 

なんて辛いんだろう、

 

私はああはならないと
心に決めて、



大人になったときには
ものすごい仕事量を

こなすようになりました。

 


給料も男性並みにもらい
なおかつ「人によくする」
スーパーウーマンに成長したのです。


けれど、
いくら仕事ができても
満足を感じることは

なかったそうです。



なぜなら、

 

人にに良くしても
自分のことは置き去りです。



「まだまだできる!」


「私が助けなくちゃ!」

と自分を無意識に
追い込んでしまいます。




Y子さんは
体験セッションを受けて、

自分の生きづらさの原因が、
お母さんからの
メッセージによる影響や、
親の夫婦関係に

よるものとわかったそうです。




その後、継続して

コーチングを受けたY子さん、

 

 

ついには

親のメッセージの呪縛から
自分を解放することができました!

 



無理をしなくなり、
人生を楽しめるようになったんです。




私たちは親からの
見えないメッセージや
親の夫婦関係の影響を
無意識に受けています。


それは心の境界線の混乱を
意味していますが、

小さい子どものころの
私たちにとっては

避けようのなかったことなんです。
 
 
 
このように、

親との関係において、

傷ついたこと、
今でもモヤモヤしていること、

それらにしっかり気づいて


癒したり、整えたりすることで、

私たちは、
親の影響から

脱出することができます。

 
そして、
自分らしい人生を
自分で選んでいけるように

なるのです。



そんなことにご関心のある方は、
こちらをやってみてくださいね。 

 

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アマプラで映画「あんのこと」を観た。

あんのこと
https://annokoto.jp/


映画.comでは星4つと
評価が高い一方で

「重い」という感想が多く
バッドエンドとも聞いていた。

なので、ちょっと躊躇した。


が、やっぱり、観たんだ。


あらすじはこんな感じです。



21歳の主人公・杏(あん)は、

幼い頃から母親に暴力を振るわれ、

十代半ばから売春を強いられて、

過酷な人生を送ってきた。

 

ある日、覚醒剤使用容疑で

取り調べを受けた彼女は、

多々羅という変わった刑事多々羅と出会う。

 

大人を信用したことのない杏だが、

なんの見返りも求めず就職を支援し、

ありのままを受け入れてくれる多々羅に、

次第に心を開いていく。

 


週刊誌記者の桐野は、

 

「多々羅が薬物更生者の

 自助グループを私物化し、

 参加者の女性に関係を強いている」

 

というリークを得て、

慎重に取材を進めていた。

 

ちょうどその頃、

新型コロナウイルスが出現。

 

杏がやっと手にした居場所や

人とのつながりは、

あっという間に失われてしまう。

 

 

行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。

 

そんなある朝、身を寄せていた

シェルターの隣人から

思いがけない頼みごとをされる──。

 

https://annokoto.jp/から引用

 

 

 

杏(あん)の住まいは

古いアパートで

 

自身も体を売るホステスの母親と

 

足に障害を持つ祖母との

3人で暮らしている。

 

見るからにゴミ屋敷、

貧困の世代間連鎖だ。

 

 


https://annokoto.jp/


杏は12歳の時に
母親の紹介で

初めて体を売る。

 

 

母親は暴力で脅し

 

「お前が働かないと

 ばあちゃんは死んじまう!」

 

と言葉で脅し、

 

未成年の杏を搾取する。

 

 

そして、

16歳の頃、杏は

売春の客から薬を勧められて
常習するようになったという。

 

 

薬もリスカも、

心の痛み止めだ。


 

観ていて、

いろいろと

思うことはあるが

 

なにしろ母親が毒親で

どうしようもない!


 

 

親がこのように

子どもを搾取した場合、

 

あらかたの子どもはいずれ

自分を守るために

親を見捨てることになる。

 

 

搾取には、

杏のように精神的・経済的、

肉体的な場合もあるが

 

過保護、過干渉、

怒りの垂れ流しなど

 

親の課題を子どもに

放り投げるのも

 

子どもの安心・安全を奪う

という意味での搾取なのだ。

 

 

 

それらの場合、

 

子どもは早い時期に

親を捨てるための

準備を始めることが多い。



それは経済的だったり

距離だったり、

心理的にだったり。

 

 

しかし一部の子どもは

 

杏のようにずっと

被害的な立場に

身を置き続ける。

 

それは彼女たちが持つ

優しさなのか、罪悪感か。

 

長期にわたるトラウマ被害の

重篤なPTSDがあるかもしれず

 

誰もがその立場に立てば

そうなりえるように

 

暴力の支配を受け続ければ

 

自信を喪失し

自己評価は低下してしまう。

 

 

無力感と孤立感、

希死念慮が当たり前になる

毎日の中では

 

前向きな思考は

できなくなっていく・・・

 

 

 

この映画は

2020年に起きた事件を

元にして作られたそうだ。

 

フィクションも

混じってはいるのだけど

少なくとも、

 

あんな親なら

早く捨ててしまえば

よかったのにと思った。

 


一方で、その親もまた、

助けが必要な大人だった・・・


 

話は戻って

 

子どもが親を物理的に、

精神的に捨てた結果、

 

その窮地から脱出したとして

心には大きな傷が

長く残るだろう。

 

そもそも子どもとは

そんなふうに

作られていないのだから。

 

 

子どもは、

安心して話せる誰かや

安全な住まいや

人間関係がなければ

 

健全に成長するのが

難しいのだから。

 

 

 

それでも、

 

戦争時に自分の身を

守るためになら、

 

あるものを何でも食べて、
生き延びるために

何でもするように

 

環境が、

その子を苦しめるならば

 

その環境から

逃げ出すためにやった
トカゲのしっぽ切りは

 

誰にも非難できる

ことではないと思う。

 

 

映画の本題から

外れてしまったが

個人的な感想。

 

 

 

なおかつ、この映画は

新型コロナの爪痕を

ありありと思い起こさせる。

 

2020年春、

 

すべてが変わって

しまった街を背景に

 

現代の貧困問題を

てんこ盛りしたこの映画を観て

 

すぐに答えを

出せないような

大切な問いが

視聴者の胸に宿る。

 

 

 

杏を演じた河合優実は

もはや杏にしか見えず

 

その演技力の深みは

次の作品も見たいと思わせた。

 

 

 

そして、キーパーソンとなる

多々羅を演じた佐藤二朗は

 

ユーモアと独特の空気感が

この映画のシリアスさにちょうどよく

最後の演技には胸を打たれた。

 

 

https://eiga.com/news/20240516/8/

 

 

ちなみに好評なので
映画館でやっている様子。

 

映画館でやっていても

アマプラに出るってこと、

あるんだね?


会場で見たい方はこちらで
探してみてください。
 

https://annokoto.jp/

 

 

 

 

 

 

 

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国連によれば、地球の表土は

60年以内に完全消滅する。

 

つまり土壌を救う手段を

見つけなければ

あと60回しか収穫できない。

 

 

衝撃!

 

 

これは2020年公開の

「キス・ザ・グラウンド:大地が救う地球の未来」

で語られたこと。


 

キス・ザ・グラウンド

 

 

約一時間半のこの映画は、

 

貧困を減らし、自然災害も減り

 

人間も自然も豊かな暮らしを

取り戻す鍵となることに

ついてのドキュメンタリーだ。

 

 

農業が地球温暖化と

人間の健康両方に

ここまで大きく影響を

与えていると言う事実。

 


畑は耕しちゃいけない!

という新常識は

二酸化炭素を農業で地中に

閉じ込めるという発想による。

 

 

 

鍵となるのは、土壌。

 

 

昔、木村秋則さんの講演会でも

似たようなメッセージを聞いた。


土が大事、微生物が大事。

 

 

なぜなら人は土の中の

栄養を摂り入れている。

 

人間と地球の健康は

つながっている。

 

 

そして、地球温暖化も解決できる。

 

 

ならば、全ての農業が

再生可能な方法で

土地を豊かに出来れば......


 

 

って、でも、

地球温暖化ウソだよね?

 

という説もある。

 

 

じゃあ、実際は

どういうこと?

 

その疑問にわかりやすく

答えてくれるwebサイトがあった。

 

 

 

農薬に関して言うなら

この映画はアメリカで作られたもので

 

農薬のグリホサート

(ラウンドアップ)の

健康被害や裁判に

ついても少し言及している。

 

 

カリフォルニア州地方裁判所の陪審は、

ラウンドアップが、

がん発生の「事実上の要因」で

あるとの評決を下した。

 

 

過去、

世界一の農薬使用国であった

日本と比較すれば

 

格段に少ない使用量の

アメリカでさえ、

このような動きが活発になっている。

 

 

世界中でラウンドアップの

危険性が拡散されている中、

 

店頭でラウンドアップが

簡単に手に入るのは日本だけ.....

 

 

もはや、

体に入るものはしっかり

選んだ方がいい時代になった。

 

植物だけじゃない、肉も魚も。

 

水も然り。

 

 

とはいえ

完璧にしようとすれば

疲労困憊するし、

食費などは軽〜く

二倍を超えてしまうよ!

 

そもそも家の近くに

自然栽培とかないし

 

野菜に虫がついているのは嫌だし

 

だから(面倒臭いから)

いいんじゃない、今のままで。

 

となってしまうかも。

 

 

私にもそういうときがある。

 

答えがすぐに見えないこと、

あいまいなこと、

考えれば考えるほどストレスだ。

 

さらに

今の便利さを捨てるのは

本当に面倒くさいんだ。

 

どっちつかずさや

解決の見つからなさって

 

白黒思考の持ち主には

それだけでしんどいものだ。

 

 

それらを小脇に抱えながら

できることをできる範囲で。

 

 

話は変わるが

家のプランターの土は

木村さんの元で学んだ方の

自然栽培の畑の土を混ぜている。


農薬や肥料を使わないのと
夏の暑さであまり育たなかったが、
 

家族のサラダや小鳥の餌として

毎日活躍してくれている。

 

 

 

 

私たちも微生物と共に生きている。

 

 

 

今ならnetfilxで無料だよ(9月21日まで)
 

 

 

こちらもオススメ。

 

 

 

 

 

 

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忙しくしていたらあっというま。

ブログ、お久しぶりです。

 

 

さて、エイリアンシリーズ最新作の

『エイリアン:ロムルス』

を一昨日観に行きました。

 

 


moviewalker.jpより

 

 

 

直前まで、

怖いからイヤ〜となっていたが

 

家族に

どうしても一緒にいってほしい

と言われてしぶしぶ出かけた。

 

 

が、おもしろかった!

 

 

もちろん怖い、とても怖かった。

 

グロくて、えぐいし。

 

 

始まりはスローだったが

効果音だけで怯え上がる(笑)

 

後半はずっと

身体に力が入り、

瞳孔開きぱなしだ。

 

 

 

そんなことを言っているが

エイリアンシリーズは一通り観ている。

 

 

だから、

リドリー・スコット監督が手がけた

1作目の“その後”というのに興味があった。

 

 

シリーズの中でも

「プロメテウス」は

よくわからなかったので

 

この機会にまた見直して

 

ストーリーの謎解きと

整合性を楽しみたいと思う^^

 

 


そうそう、

 

ホラーとかオカルト映画って

いかにも心臓に悪そうだが

いい点もあるようだ。

 

 

私たちは

危険な状況を察知したとき

自律神経は刺激を受ける。

 

 

すると心拍数と血圧が高まり、

多くの血液が筋肉へ送られる。

 

 

つまり、

脅威に対処できるように

体が瞬時に整られるんだ。


 

 

そして、脅威が去ったり

本物ではないとわかると

 

副交感神経系が後を継ぎ、

体に安静の反応を呼び覚ます。

 

 

そして、筋肉がゆるみ

緊張が取れて

安堵感が広がっていく….

 

 

こんなふうに

ホラーやオカルトを見ることは

 

危機の擬似体験であり

私たちの自律神経系を動かしている。

 

 

 

デンマークのオーフス大学教授
マティアス・クラセン氏は、


「ホラー映画を見ることで、


 自分自身が恐怖にどう

 反応するのかを知り、


 感情の調整の仕方を

 学んでいるようです」

と語っている。

 

 

 

そして、トラウマを持つ人
(全員じゃないです、念のため)
は恐怖や驚き、不安

といった感情を受けると

記憶の断片化や
防衛機制が働いて

いったんその感情を抑えるよう、
沈静させるように働くんだと思う。



だから、


心に傷を負う人にとって

ホラーやサスペンスを観ることは、

 

この沈静させている感覚を
揺り動かしたり

 

安全な場所で再体験する

『暴露療法』的な働きと

なるのではなかろうか。

 

もちろん無意識の中で

求められていくのだけど。



痛み止めとしての

「依存」という言葉があるが

 

ホラー映画もまた
痛み止めにもなり、

なおかつ『心のリハビリ』になる。



お酒や麻薬と違って
健康を害しはしないのだから

そういう意味で

すごくいいのではと思う。

 

 

 

 


 

ベル子育て、人間関係、親とのこと。 

あれもこれも試したり学んだけれど、
やっぱりスッキリしない。


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ども!家族連鎖クリア&ライフコーチあまみ悠です。 

 

 

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さて、「自己一致」。

 

これはカウンセラーや

セラピスト、コーチなら

だれでも知っている言葉であるけれど

 

じゃあ、自分に照らし合わせて

こうよ!と実感するかどうかは、

別の話となる。

 

 

だって、難しいやろ?

 

 

 

自己一致とは、つまりは

「感じていること」と

「言動と態度」がつながっている

(一致している)ことなんだ。

 

 

ということは、

 

「感じていること」

 

を捕まえていなければ、

一致しようがないわけ!

 

 

そうすると、当然

クライアントの

不一致にも気づけない。

 

気づけないと、

 

・理解できない

・間違ったことを言ってしまう。
・直面化できない
・待てない

・相手のせいにしてしまう

 

って、ありゃー!

 

 

だから、支援者の自己一致は

とても大事なんだ。

 

 

 

で、その

自己一致に関連することで

自己概念という言葉があるんだけど

 

この自己概念は

つまりは自己像のことで

 

それは、例えば、

 

私は強い

私は弱い

私はいい人

私はダメな人、などがある。

 

まあ、自分をどう思うかだよね。

 

 

 

 

で、肝心なのは

 

それが自分自身ではなくて

いつかどこかの時代に

重要他者(つまり親とか)

により身につけたものだということ。

 

 

でね、

 

その自己概念と現実が

不一致を起こすと

自己像に乱れが生じ

心は混乱するんだ。

 

それはときに

症状となったり

問題を起こすんだね。

 

 

具体的にはこんな感じ。

 

 

子どもはかわいい

 

でも、腹が立って

怒鳴ってしまう。

 

 

これは、
自己概念(こうあるべきだ)

という姿と

 

腹が立つという実感が

イコールにならない

ということだけど

 

そんなとき、

 

人にそう思われたいし

そう思わないといけない

自分ではないけれど(自己概念)

 

こんなふうに思う

自分もいるんだと(実感)

 

実感を受け入れられたとき

心は回復していくんだ。

 

 

 

私がときどきするのは

 

自己像と実感の
2つを目の前において

見てみること。

 

 

ゆっくりゆっくり

自分に問うていく。

 

 

自分がいちばん

求めているものはなんだろう?

 

 

すると、

 

こうならなくちゃでもなく

こんなふうに感じたくない、

 

でもない

 

等身大で

 

ラクで

 

現実可能な

 

本音が見えてくる。

 

 

 

体というのは正直だ。

 

そんなときは、

胸のあたりが

ホッと落ち着く.....

 

 

 

話は戻るが、

 

この自己概念(理想的自己)と

経験(現実的自己)は

一致していることが多ければ

多いほど自己一致しているという。

 

 

逆に一致していないと

それを「不一致」というんだ。

 

 

「不一致」が多いとしんどいから

実感ベースで理解してくれる人に

話を聴いてもらうといいよね。

 

 

 

 


 

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アマプラで、

映画『ロストケア』を観た。

 

 

 

 


主人公は

松山ケンイチ演じる

斯波(しば)だ。

 

彼は介護センターで

働いている。

 

物語は

一見してキャリアである

検事の大友(長澤まさみ)が

古いアパートを

訪れる場面から始まる。

 

ハンカチを鼻にあてて

部屋をのぞく大友は

どこかおどおどしている。

 

散らかった部屋には

警察が入り、

いかにも不穏な雰囲気だ。

 

 

場面は一転し、

 

大友はある事件をきっかけに、

介護センターで老人の死亡率が

異様に高いことを突き止める。

 

その数42人。

 

 

そして、

 

介護の家族から慕われる
心優しいまじめな青年斯波が

犯人であることや


斯波が認知症を患う父親に

自ら手を下したことも

明らかになる!
 

 

 
 

https://lost-care.com/より転載

 

 

と、ここまで最初のほうで

サクッとわかってしまう。

 

サスペンス定番の

どんでん返しや

犯人を探す楽しさはない。

 

だが、それは

この映画が伝えたいことが

 

社会的な問題として

介護とセフティネット、

 

斯波の心の動きと

検事大友とのやりとりに

 

主眼を置いたから

ではないか、と思う。

 

 

そして、

この映画を観た多くの人は

 

「津久井やまゆり園事件」や

「京都 認知症母殺害心中未遂事件」

 

を思い出すことがありそうだ。

 

 

私もそうなのだが、

 

そもそもフィクションと

実際の事件を比べるのは

どうだろうと思いつつも

比較してしまう。
 

 

 

話は戻って、

 

取調べを受ける斯波は

多くの老人の命を

奪ったことをあっさりと認める。

 

なおかつ、自分がした行為は

 

「殺人」ではなく

「救い」であると

 

静かに力を込めて主張する。

 


そういえば、

「津久井やまゆり園事件」

の植松は、

 

自分の信念が

絶対的に正しいとし、

 

その価値観を

他人に押し付けて

 

障害者の命を奪うという

恐ろしい行為に走った。

 

 

そして、『ロストケア』の

斯波も老人たちに

手にかけていくのだが

 

斯波の心理は

植松のそれとは

異なるように思った。

 

 

斯波はかつての

自分のように

介護の過酷な日々を送り

 

疲労と絶望感に

押しつぶされた

家族を救うために

犯行に及ぶのだ。

 

もちろんあってはいけないことで

 

なおかつそれは

 

父の頼みを聞いたとしても

命に手をかけるという行為に

耐えていくための

防衛機制かもしれない。

 

 

防衛機制とは、

私たちがストレスや不安を

感じたときに

 

心を守るために

無意識に使う方法。

 

 

その一つである

「合理化」は自分の行為を

正当化しようとする働きで、

 

それにより罪悪感を和らげ、

心の痛みから

自分を守ろうとするんだ。

 

 

 

また、

 

「京都 認知症母殺害心中未遂事件」

 

の犯人である息子は

老親との生活に行き詰まり

一緒に死のうとしたが

未遂に終わり生き残った。

 

けれど結局、自死したという。

 

 

この救いようのない

悲しい事件、

記憶に残る人も

いるのではないか。

 

 

斯波は心中は

しなかったものの

 

絶望感と、

自分一人で背負う重荷に

やはり押しつぶされていた。

 

 

 

斯波も京都の人も

セフティネットの編み目から

落ちてしまった人間だ。

 

 

そして、今現在も

網から漏れた人間が

命を失う事件が起きている。

 

 

どうしたらいいのだろう。

 

誰もが歳を取り

誰にも親がいる。

 

 

 

この映画は

他人事ではない。

 

「あなたはどう思う?」

 

と突きつけられる。

 

観るものを

追い立てるような映画なのだ。

 

 

 

映画の真骨頂は

ラストシーンだ。

 

 

収監された斯波に会いにきた

大友が自分の父親の話をする。

 

 

大友の今は

努力の末に勝ち取った

職業であり

 

もともとは

シングルマザーに

育てられた。

 

 

そんな大友の元に

父親が孤独死をしたという

連絡が入る。

 

 

大友は20年以上会っていない

父親のアパートに行く。

 

 

それが最初のシーンにつながる。

 

 

そして、斯波に言うのだ。

 

 

「あなたのことを

 思い出したんです」と。

 

 

 

このシーンがずっと

頭の片隅にあり

焦点を当てると泣きそうになる。

 

 

その感情を書こうとしても

1%も文章にできずにいる。

 

 

それは「気づき」に

つながる体験だから

 

言葉にしようとすれば

違うものになってしまうのだけど

 

あの時、画面ごしに感じたのは

 

斯波に『言葉が届いた』

という安堵感だった。

 

 

 

人の痛みに自分のそれを

重ね合わせて震える。

 

震える心をそっと伝える。

 

 

そういった想像力と共感が

人間には必要だ。

 

 

それがない中では

 

人はどんどん

閉鎖的になり

独善的になってしまう。

 

 

そして共感には

自分の感情と共にいる

力が必要だ。

 

 

だから、大友自身が

父親の死に向き合うタイミングで

斯波と出会ったことには

大きな意味がある。

 

斯波という

非日常に触れたとき

 

大友は自らを重ねて

既存の枠から一歩出た。

 

そのとき見えたものが

大友を深く揺り動かした。

 

 

だから、

 

深い悲しみも

凝り固まった痛みも

 

過去も何も

変わらないとしても

 

それでも

大友が投げた言葉は

斯波の何かを

救いとった気がした。


 

最後に、

 

斯波の父親を演じた

柄本明さん、ものすごかった!!

 

精巧な彫刻家の

作品を見るような、

 

魂を描いた絵画を

見るような、

 

いいものを

観せてくれてありがとう。

 

 

そんな気持ちで

いっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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人が変化するときって

どんなときだと思う?

 

 

変化とは

「今の状態」を脱して

いくこと。

 

だから、当然、

不安も出てくるよね。

 

そして

人が変化するのは

その恐れの

一歩先へと動いたとき。

 

 

なぜ、動けるか?

 

その動機は

不安を解消したいという

強い望みなのか、

 

それとも、

どうしても欲しい未来が

可能だと思えたからか。

 


 

話は変わるが

『マジックショップ』という

イメージを用いた心理技法がある。

 

セラピストが

魔法使いに扮装して

なんでも揃うショップの

店員として

 

クライアントを

お店に招待するんだ。

 

 

そこはなんでもあるお店。

 

なんたって魔法の店だ。

 

 

クライアントは

本当に欲しいものを

手に入れることができる。

 

そして、お代はいらない。

 

 

ただし、引き換えに

何かを置いていく必要がある。

 

 

それは、その人にとって

とても大切で、

今はいらなくなったもの。

 

 

そう、一番大事にしているけど

気付いていないものを

ちょっと手放さないといけないんだ。

 

 

 

変わるとき

人は代償を払う必要がある。

 

 

 

もしも、あなたが

夫に、子どもに、相手に

変わってほしいなら

こちらも何か差し出すこと。

 

 

そうやって少しづつ

お互いに差し出しあい、

関係は変わっていく。

 

 

 

 

 

 

 

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Xでときどき流れてくる言葉がある。

 

そうだよな〜と共感したり

優しい視点だな〜とほっこりする。

 

 

その投稿の発信者である

高知東生さん主演の映画

 

「アディクトを待ちながら」は、


薬物やギャンブル依存症に
取り組む人たちと、

 

その家族や社会との

関係を描いた作品だ。

 

 

 

 

 

高知東生さんといえば、

 

ご自身も

2016年に覚せい剤と

大麻使用の容疑で逮捕され、

執行猶予判決を受けている。

 

 

 

覚せい剤やめますか? それとも人間やめますか?

 

 

依存症といえば、ひと昔前は

 

「やめられないのは弱いから」

 

「家族に迷惑をかけて仕方ない奴」

 

というように

 

弱いやつ、

ダメなやつという

扱いだったと思う。

 

 

 

私が子どものころには

 

「覚せい剤やめますか? 

 それとも人間やめますか?」

 

というキャッチコピーを

街中のポスターで見たこともある。

 

 

それは薬物依存症者が

やめられない薬にハマった

怖い人という

 

イメージの刷り込みに

大いに成功した。

 

 

 

ところが実際には、

 

依存症患者の多くは

魅力的な人物だ。

 

私が出会った

アディクト(依存症者)は

 

人一倍マジメで

人に気を使う

繊細な人が多かった。

 

 

 

 

依存症にはさまざまな症状がある

 

そして、

依存症と一口にいっても

その幅は広い。

 

 

物質依存といわれる

薬物やアルコール、タバコは

有名だが

 

行為(プロセス)依存といわれる

ギャンブル、浮気、買い物、

クレプトマニア(盗癖)や盗撮なども

依存症の1つだ。

 

 

近年ではさらに

行為(プロセス)依存としての

スマホ依存、

ネット依存が問題となっている。

 

 

さらに、

 

関係依存といわれる

DVやストーカー、

恋愛にハマって不健全な

関係になること、など

 

 

実は依存症は生活の中に、

私たちの人生の中に案外ある。

 

 

ちなみに厚生労働省のHPには

 

依存症とは、

 

特定の何かに心を奪われ、

「やめたくても、やめられない」

状態になること

 

と書いてある。

 

 

 

 

 

 

つまりは依存症とは

 

心や体、お金や何かを

損なうとわかっていて

 

やめたほうが良いと

わかっていても

 

やめらない、

繰り返してしまう。

 

そんな状態。

 

 

拒食や過食といった
摂食障害も

依存症ということは

案外知られていない。
 

 

 

依存と脳のメカニズム

 

 

その依存症は現在、

脳の病気であると

考えられている。

 

というのは、

 

「報酬系」と呼ばれる

神経回路が繰り返し

強化されることで

依存症となっていくからだ。

 

 

報酬系を担っている

神経伝達物質はドーパミン。

 

つまり、ドーパミンを強めること、

 

薬物もアルコールも恋愛も

依存を形成しやすい。

 

(その影響と脆弱性には個人差がある)

 

 

脳はドーパミンによる

満足感や気持ちよさを学習してしまう。

 

そして、また得たいと思う。


 

その高揚感は

徐々に薄まっていくので

さらにもっと、となる。

 

 

 

自己治療としての依存

 

 

では、そもそも

 

人はなぜ、依存するのか。

 

 

精神科医の

小林桜児はこういっている。

 


ありとあらゆる依存症は

「人を信じられない」

信頼障害が表に現れたものだと。

 

 

依存症になる人は
自らの不満と不安を
言語化することが

難しい場合が多い。


彼らは人生の早い段階で
SOSを出すことを
あきらめざるおえなかった。

そういった中で

自分の居場所を失わないために
ニコニコと柔らかい物腰で
真面目にがんばってきた。

 

 

一方で適当に

わがままや文句を言えたり

 

手抜きをして、

「できない」「いやだ」

と言える人は依存症になりづらい。

 

 

 

そうでなくて、

 

状況や相手にあわせて
自己犠牲的なガマンをし、

 

心の穴を埋めるために
人に嫌われないように

努力をし、

 

疲れ果てて

壊れそうになったとき

 

その生きづらさから

救ってくれた

 

それがお酒であり、

 

薬物であり

買い物であり、

恋愛なんだ。

 

 

 

 

 

居場所や仲間を持つという意味

 

 

映画「アディクトを待ちながら」では

 

ゴスペルグループ「リカバリー」の

メンバーを主軸として物語は動いていく。

 


依存症者は

このような自助グループに参加し

少しづつ自分と向き合い

自己理解を深めていくという。

 

 

そこで、ふと思い出したのは

心理学者ハインツ・コフートのいう

「双子自己対象体験」だ。

 

 

双子自己対象体験とは、

 

「本質的に類似した存在の前に

 いる実感による自己の安全感」

(Kohut,1984)

 

「自分は人に囲まれて

 生きている人なのだという実感」

(Kohut,1984)

 

と定義されている。

 

 

つまりは

 

 

「私と似ている」

「私と同じ」

 

と感じられる友だちや

仲間と一緒にいると、

 

自分だけじゃないんだと

ホッとしたり、

 

「自分は大丈夫」という

気持ちが増してくる。

 

そんな感覚のことだ。

 

 

 

映画の中では

「リカバリー」の仲間たちが

助け合い支え合いながら

1日1日を紡いでいく。

 

 

依存症者である自分を

他者を受け入れ合う。

 

 

痛みに共感し

ときに一緒に泣き、

一緒に怒り、

お互いの成長を喜び合う。

 

それはとても暖かい人間関係だ。

 

 

12ステップをはじめとした

自助グループが有効なのは

 

人で傷ついた人たちが

同じ痛みを分かち合える

人により回復する仕組みが

あるからだろう。

 

 

 

回復は自己受容と共ににある

 

 

グループ名の「リカバリー」とは

まさしく回復、

とりもどすという意味で、

 

依存症に関する団体や

公演でもよく使われている言葉だ。

 

 

「リカバリー」。

 

何を取り戻すのか?

 

それは

 

私はこの私でいいのだ

 

それ以外にはないし

そこから始めるのだ、

 

という自己愛

 

ではないかと思った。

 

 

 

「アディクトを待ちながら」

 

この映画は、

自己愛の回復の可能性と

 

そのために必要なのは

他者とのつながりなのだと

強く訴えているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

追伸になるが、

私が依存症に本当の意味で

興味を持ち始めたのは

 

偶然、依存症から回復した人が

コーチングのクライアントに

なってからだ。

 

 

 

クライアントのお話を伺う中で

 

私は小さい頃に生き別れた

自分の父親もまた

薬物依存であったことを

思い出した。

 

それを頭で分かっていても

心に落とせずにずっと

横に置いてきた自分と出会った。

 

 

横に置いてこれたのは

側にいないから

危機を感じなかったからで

 

横に置いてしまったのは

見つめれば心がかき乱されて

つらかったから。

 

 

私は依存症を学ぶ中で

 

小さな私の目に映っていた

「人間やめました」の父を

 

寂しさと孤独を抱えた

愛すべき1人の人間として

再発見していく。

 

 

それは、

自分自身の心の傷と

向き合うプロセスであった。

 

 

 

 

依存症は否認の病

 

といわれている。

 

 

本人にとって、

その家族にとって

 

それらを直視するのは

当然、簡単なことではない。

 

 

難しくて当然で、

 

時間がかかるもので、

 

時間をかける価値がある。

 

ということも

重ねて記しておきたい。

 

 

 

 

 

 

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