今朝のブログにも書きましたが
色々な事が重なり、センターへ行きました。
激痩せの収容犬、その他の収容犬に関しては
次に書かせて下さい。
今日は、どうしても伝えたい事があり
帰宅した直後にブログを書いております。
いつものように犬舎に行き
裏の子に、おやつをあげたりしていました。
その横の部屋が、いつもとは違う雰囲気が
あったので覗くと、日付が記入された
小さな箱の檻がいくつも並べられていました。
声も無く空なんだろうなと思っていると
動いたような影が見え、中には成猫・仔猫が
個別に入っていてビックリしました。
どの子も警戒心が異常に強く
人に慣れていないような子達でした。
どうしてここに？？
仔猫達は体も濡れ、目やにだらけ
この子達も恐怖心から体が震えていました。
ブログでも写真を載せていますが
通常、猫の持ち込みの場合は
大きな猫檻の中に一緒に置かれています。
なんか・・・
おかしい。
そんな気がして慌てて職員さんに尋ねると
驚愕しました。
以前から、野良猫のエサやり・糞尿の苦情も
多かったI町だそうで、その地区でエサやりを
していた方が、猫が目の前にいればエサを
あげてしまうから全て捕獲して処分してくれ
との事でした。
エサをやるだけやり続け
エサやりをやめれないのは、野良猫がいるから。
自分の目の前からいなくなればそれで
良いんだと、行政に、そこにいる全ての子を
引き取りに来てほしい・・・。
開いた口が塞がりません。
本来、行政が捕獲をしセンターに
収容する事はできません。
ですが、エサやりさんが
そこにいる猫が、外飼いの飼い猫と言えば
捕獲せざるを得なくなると思います。
猫は登録がないぶん
外飼い・のら猫の区別が非常に難しい問題です。
自分の都合が悪くなったら
エサやりの果てに猫を全て駆除してほしいなんて
許せないです・・・・。
その方は、何の為にエサやりを
続けていたんですか？
猫が好きだから？
目の前に可哀想な猫がいるから
しかたなく与え続けていたんですか？
目の前からいなくなれば
それで良いんですか？
それが死という選択でも・・・・。
私は以前から活動を通し
実感している事があります。
猫を持ち込む８割９割方の人が
猫好きさんなんです。
本当に嫌いな人は、近くにも寄れなかったり
触れなかったり、見るのも嫌な方もいるので
猫がいても無視する方がほとんどだと思います。
捨てられたりした子を目の辺りにしたり
弱っている子を目の当たりにし見捨てられなかった
気持ちは十分にわかります。
しかし今、その時だけを可哀想と
安易に手を出し続けた結果、増えすぎ
目が開いていないから、魂が入ってないからという
理由で乳飲み子を持ち込みます。
持ちこんだ方と何度か話しをさせてもらった時
自分の家には他にも沢山いるから産まれてしまったら
ココに持ち込むしかないんですよね・・・と言っていた方も
いました。
どうして猫が好きで飼っている方が
処分をする為の施設に持ち込む事ができるのか
本当に理解できないんです。
その方がエサやりしていた猫は
まだいて、全頭捕獲を要請しているそうです。
なのでここでエサを貰っていた子達が
次々にセンターに収容されてくると思います。
もう本当にはがゆいです。。。
その人を信じエサをもらい生き続けた
猫達。
そしてそこにいた全ての子の
最後はセンター。
どうにか、この子達も再びチャンスを掴んで
ほしいと思うのですが、警戒心が非常に強い子
人に慣らす時間を取る事ができない・・・・。
私達も、収容犬・多頭飼育崩壊抱えていて
その問題が大きすぎて今、猫に手を広げれる
余裕がありません。
成猫メインの頭数が頭数なだけに、非常に難しいですが
万が一、この子達に手を差し伸べれる方がいましたら
明日、朝一で管理センターの方にお問い合わせ願います。
仔猫は２ヶ月くらいなので
まだ慣れやすいとは思いますが、風邪が酷いです。
その他、様々な病気を抱えているかもしれません。
そういう事も全て踏まえて
ご家族皆様と十分に相談し、決めてください。
今日は哀しい事が多すぎて
支離滅裂な文章になっていると思いますが
お許し下さい。
ただ、どうしてもココにいる子達の事も
知ってほしくて記事にしました。
≪追記≫
この子達は期限がありますが
即日処分ではないそうです。
やはり、その方は以前から気まぐれに
エサやりをし『野良猫のエサやりは止めない』と
そこにいる子達を野良猫扱いをしていたそうですが
エサやりが、めんどくさくなると行政に捕獲依頼。
そして行政が野良猫を捕獲できない事を知ると
自分の猫だから早急に処分してくれと
言ってきたそうです。
そして引き取り料
成猫１頭辺り２０００円も、お金は出すから大丈夫と
引き取り願いを出している状態です。
外飼いの飼い猫扱いとなると
捕獲後写真を撮り、その方に確認してから
期限が決まるそうです。
本日金曜日まで、その方の要望により
捕獲する事になっています。
行政側がたび重なる説得、処分される事が
どういう事かを伝えても、その方の意思は
変わらず、結果”猫がいなくなればそれで良い”
らしいです。
私達は寛大な人間ではありません。
動物達の悲痛な悲鳴や瞳が、一瞬で消えて
なくなる瞬間を何度となく直視し、冷静さを
保つことさえ出来ずにいる事もあります。
私達自身も、人間としての感情があり
怒りや憤り、哀しみ悔しさの中、日々活動を続け
その現状を訴え、どうか小さな命が人間の
身勝手な行動で消えないようにしていく為にも
レスキューだけではなく啓発活動も続けています。
多頭飼育崩壊の、おばあちゃんにも
同じ事言えますが、ハッキリ言って
憤りもあります。
だけど、その憤りだけをぶつけても
何の解決にもならないから、他の方法で
動いてみようと話しをし、コミュニュケーションを
取るようになり話しもできる所までいけました。
だけどここでは（ブログ・日記）
素直な気持ちをつづる事やぶつけてしまう事も
あります。
今回の、このエサやりの果ての結末は
あまりにも哀しい現実であり、身勝手です。
ただ今、私達が常に想う事は・・・
物扱されてしまう小さな命、悲惨な現状にいる子達を
救いたい。
そしてなにより殺処分をなくしたい。
です。
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