「アスリートたちは、どのような悩みを持っているのですか?」

という質問をよくいただきます。

メンタルトレーナーの石津貴代です。

今回から何度かに渡り、選手たちがどのようなことに悩み、メンタルトレーニングでどう改善しているのか?

具体的なケースをお伝えします。 
たまには真面目なブログを書きます(笑)
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【女子プロテニス選手のケース】

彼女は日本ランクでも上位に入る選手です。
試合でも緊張はせず、モチベーションもとても高いです。

しかし、唯一の弱点は、
「感情のコントロールが出来ない」
ということでした。

自分のプレーがうまく決まらない、
ジャッジの判断に不満がある、
相手のペースに巻き込まれる…
 
こうなるとイライラが募り、プレーへの集中力が切れます。

目の前のプレーてはなく「うまくいかないことに集中」してしまうため、どんどんパフォーマンスは落ちます。

パフォーマンスがうまくいかないことにさらにイライラは増して、ミスを連発。

自滅での負けパターンがよくある選手でした。


《どんなメンタルトレーニングをしたか?》

行ったのは「自分の感情を客観的に見る」トレーニングです。

怒りに飲み込まれると制御が難しくなりますが、客観的に見られるようになるとコントロールが出来ます。

「自分の中に、ちっちゃいもうひとりの自分」がいる。

その子が怒ったり、落ち込んだりしている、というようなとらえ方をします。

「あぁ、怒ってるな。イライラし始めたな」

このように自分の感情を客観的に見るのです。

そして、セルフトーク(自分への言葉がけ)を行いながら、なだめたり、勇気づけたりします。


他にも、気持ちを切り替えるルーティン+集中力を高めるトレーニングをすることで、今は安定したプレーが出来るようになっています!

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感情のコントロールはアスリートだけに必要なものではありません。

私自身も日々「お!イライラしてる」「あら、ご機嫌ナナメだねー」と客観的に見ては、コントロールしています(笑)

感情のコントロールが出来るようになると、パフォーマンスは上がり、ストレスも減りますしとても楽になります!

まずは「自分の中のちっちゃい自分」を意識してみてくださいねニコニコ
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