先日、左足の小指と薬指を骨折しました。
オペラの稽古場をセッティングする際に、運んでいた会議室用の机を足の上にモロに倒してしまい、小指は粉砕骨折をしてしまいました。

この指に関しては手術をしても元には戻らないとのこと。

他の部分については、自然に骨がくっつくのを待つしかないという状況です。

そんなわけで、痛み止めを飲みつつ、2時災害を防ぐためのテーピングをしながら耐えています。

今は骨折部分の内出血と、打撲部分のむくみが気になる程度です。


そんな中、火曜日から二泊三日の、江東少年少女合唱団の合宿をしてきました。

本当は絶対安静なのですが、再来週末には定期演奏会があるので、音楽監督(指揮&演出)を務める僕が休む訳にもいきません。

子供たちの前では痛い顔は見せられないので、我ながら気丈に頑張りましたが、不思議と痛みそのものを全く感じなくなっていました。

子供の力って、やっぱり神秘的。
元気を分けてもらった気がします。

合宿では、主にミュージカル「サウンドオブミュージック」の稽古を煮詰めていきました。

最初は台本を持ちながらフニャフニャやっていた子供たちでしたが、二日目にはすでに台本を離してしっかり暗記。

動きもきちんと覚えてきてくれて、感激しました。

プロよりも根性がある!


後半は通し稽古を繰り返し、現時点の粗立ちをしっかりと固めていきました。

まだ表情や「間」に乏しい演技なので、来週末から毎日行われる集中練習で、みっちり作り込んでいきたいと思います。

ここからどれだけ成長を遂げるのか…想像もできないほど彼らは可能性に満ちている…。

子供って凄いな。


…と、合宿から帰ってきたのですが、早くも寂しくなっている僕。

大丈夫か?