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原爆資料館、爆心地、平和公園に行ってきました。

普通の住宅街の坂を登った先にあった原爆資料館。
あまりにもひっそりと建っていたので驚きました。

原爆の悲惨さを訴えるとともに、その戦争という行為に至った日本人の愚かさが強調されていました。

長崎にいると感じますが…この街の人たちは原爆を語る時に「被害者」という意識をあまり持っていないように感じます。

昔から外国と交流の深かった長崎。
アメリカという国を憎んではおらず、悪いのはアメリカ人じゃなく戦争だ、と語ります。

そしてキリスト教の精神が息づいています。

この街には「許し」と「祈り」が満ちている。


そ爆心地と平和公園を訪れた時に確信しました。

拍子抜けするほど特別なものが何もなく、美しい広場。

静かに、ひっそりと、ただただ平和を祈る。

原爆の悲劇よりも、平和への祈りが、長崎という街の存在価値であるという想いが押し寄せてきました。


平和公園の裏手に広がる住宅街には、数多くの教会がいたるところにひしめき合っていました。