3/15@UNIT | Listening is Believing

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RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記



Eccy君率いるSLYE RECORDSのパーティーへ行ってきました。



会場のUNITへは、大阪発3MC1DJのヒップホップグループ

「ABNORMAL BULUM@」のライブがスタートした頃に到着。

以前、Krushさんのマネージャーのイッテツ君に彼らのライブを見ることを勧められていたので、とても良いタイミングでした。

ライブは、キャラ立ちした3人のMCの掛け合い具合とそれぞれの特徴ある声が魅力的でした。



そして次はもはや貫禄すら感じさせる

「サイプレス上野とロベルト吉野」、通称"サ上とロ吉"。

高雄山のやまびこをコールアンドレスポンスと言い切る

最高のB-BOY二人による予定調和とインプロがギリギリのラインで交わり合う相変わらずの破天荒なライブは、何度見ても面白かった!

NOREAGA "Super Thug"やSADAT X"Lump Lump"、

JUNGLE BROTHERS "J.Beez Comin' Through"、

LORDS OF THE UNDERGROUND "Funky Child"など、

分かった選曲のインストでラップする彼らは、

さんぴん世代と今の若い世代を結ぶ貴重な存在と言えるのではないでしょうか。

上野君がライブ中、

「今かかってるの全部オリジナルの12"なんだ!でも、そんな価値観ももう通用しないかな...」とぼそっと言ってたのが、とても印象的でした。

彼らの世代ですら、時代の変遷を感じるぐらい、時代はもの凄いスピードで進んでいるのでしょう。



そしてトリはEccy君率いる「SLYE COLLECTIVE」

Eccy君を筆頭にMCのhaiiro君、あるぱちかぶと君、オロカモノポテチ、

DJ KEITA、Shimadaと昭和60年以降の世代によるライブは、瑞々しさと初期衝動に溢れた気持ちの伝わるとても良いライブでした。

今回、Michita "TWO"に参加してくれたhaiiro君とあるぱちかぶと君の

ライブを見るのは初めてだったのですが、途中でMichitaやリバイアスに対するシャウトとともに"TWO"に収録した曲をライブで披露してくれたのには、大いに感動。

めちゃめちゃアガりました。



昨今の音楽業界ではとかくネガティヴなことばかりが囁かれがちですが、色々なところで種が蒔かれ、芽は育ち、葉となり花となり、実を結び始めていることを実感した一日でした。