The Waterstones Children's Book Prize【Waterstones】
https://www.waterstones.com/category/cultural-highlights/book-awards/the-waterstones-childrens-book-prize
昨日の記事の続き。ウォーターストーンズ児童文学賞の2017年ショートリスト作品。今日はYA部門です。
今年のYA部門ショートリストはこちら。
Hour of the Bees
by Lindsay Eagar
友だちがのんびり楽しい夏休みを送っているその頃、キャロルはニューメキシコの砂漠の真ん中で、父さん母さんと一緒に、会ったこともなかった認知症のおじいちゃんの世話をしている。
怒りっぽいおじいちゃんを最初は避けていたキャロルだが、癒しの木やガラスの湖、雨を連れてきて100年続いた干ばつを終わらせた蜜蜂など、奇想天外な昔話を聞かせてくれるおじいちゃんのことがしだいに好きになっていく。
Hour of the Bees/Candlewick
￥1,873
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Anna and the Swallow Man
by Gavriel Savit
1939年、ポーランドのクラカフ。ドイツ軍に言語学者の父さんを連れて行かれてしまい、アンナは７歳でひとりぼっちになった。
そんなアンナの前にスワロウ・マン（燕人）が現れた。彼は謎めいていて背が高く、奇妙な技を使うことができた。ドイツの軍人が彼を見ると、彼本人の姿ではなく、スワロウ・マンが見せたいと思う姿を見てしまうのだ。
父さんと同じく言葉に愛されていて、父さんと同じく捕らえられる危険の中にいる彼について、アンナは荒野への旅に出発していく。
現在2017年カーネギー賞ノミネート作品。
Anna and the Swallow Man/Knopf Books for Young Readers
￥1,983
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The Wildings (The Wildings #1)
by Nilanjana Roy
デリーに、複雑な路地とニザームッディーン廟の廃墟を根城にする猫たちの群れがいる。群れで最も年かさのミャオ、賢く謹厳なシャムセ、仲間に愛され敵に恐れられるカター、偉大なる戦士フーロー、美しい女王様だが刃向かわれれば容赦しないベラール、好奇心いっぱいでいつも厄介ごとに巻き込まれてしまう子猫のサウスポー…
彼らもほかのメンバーも、自由で野生で何も恐れない。しかしある日現れたオレンジの毛皮にモンスーン・グリーンの瞳の、大きな力を持つ子猫によって、信じられない出来事が起きて彼らの世界が揺さぶられることに。
インド版「ウォーリアーズ」みたいな感じでしょうか。シリーズ１作目。
The Wildings (The Hundred Names of Darkness)/Random House Canada
￥2,089
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Orangeboy
by Patrice Lawrence
16歳のマーロンはギャングのリーダーをしている兄アンドレのようにはならず、母さんの望み通り、SFと父さんの遺したアース・ウィンド・アンド・ファイヤーのCDを聞くのが好きな優等生として生活していた。
でもソーニャとの初デートが悲劇に見舞われて、突然わけもわからず追われる身になってしまう。周囲の人々を守るため、マーロンは兄の生きる銃とナイフの世界に身を投じ、真実を解き明かそうとする。
2016年コスタ賞児童書部門ショートリスト作品。現在、2017年カーネギー賞ノミネート作品。
Orangeboy/Hodder Children's Books
￥1,093
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Paper Butterflies
by Lisa Heathfield
義理の母、義理の姉と暮らすジェーンの毎日は真っ暗。蜘蛛の巣にかかった蝶のよう。でも森の中でブリスターという少年に出会ったジェーンは、彼の中にこの人生から逃れるための小さな希望を見た。この世のすべての生き物には自由になる権利がある。でもその代償は？
ジェニファー・ニーヴン、ジャンディ・ネルソンのファンにおすすめの作品だそうです。青春ものかな？
現在、2017年カーネギー賞ノミネート作品。
Paper Butterflies/Egmont Books Ltd
￥1,093
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The Sun Is Also a Star
by Nicola Yoon
科学と事実の信奉者を自認し、ロマンティックな運命だの叶わないような夢だのに目もくれないナターシャ。NYの雑踏でハンサムな男の子に出くわして恋に落ちる、なんていう女の子じゃないはずだった。
ずっと両親の高い期待に応える良い息子で、学校の良い生徒で生きてきたダニエル。詩人でも夢追い人でもないはずだったのに、ナターシャを一目見た瞬間、そんなことはすべて忘れてしまった。
デビュー作「Everything, Everything」（未訳）がいきなりベストセラー＆映画化決定の大型新人作家ニコラ・ヨーン（Nicola Yoon）のデビュー２作目。ワーナー＆MGMで映画化の予定あり。
2016年全米図書賞児童書YA部門最終候補、2017年コレッタ・スコット・キング/ジョン・ステップトー新人作家賞受賞作品、2017年マイケル・Ｌ・プリンツ賞オナー（銀賞）。
The Sun is also a Star/Corgi Childrens
￥1,093
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以上６作品。
受賞作品の発表は３月３０日。
https://www.waterstones.com/category/cultural-highlights/book-awards/the-waterstones-childrens-book-prize
昨日の記事の続き。ウォーターストーンズ児童文学賞の2017年ショートリスト作品。今日はYA部門です。
今年のYA部門ショートリストはこちら。
Hour of the Bees
by Lindsay Eagar
友だちがのんびり楽しい夏休みを送っているその頃、キャロルはニューメキシコの砂漠の真ん中で、父さん母さんと一緒に、会ったこともなかった認知症のおじいちゃんの世話をしている。
怒りっぽいおじいちゃんを最初は避けていたキャロルだが、癒しの木やガラスの湖、雨を連れてきて100年続いた干ばつを終わらせた蜜蜂など、奇想天外な昔話を聞かせてくれるおじいちゃんのことがしだいに好きになっていく。
Hour of the Bees/Candlewick
￥1,873
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Anna and the Swallow Man
by Gavriel Savit
1939年、ポーランドのクラカフ。ドイツ軍に言語学者の父さんを連れて行かれてしまい、アンナは７歳でひとりぼっちになった。
そんなアンナの前にスワロウ・マン（燕人）が現れた。彼は謎めいていて背が高く、奇妙な技を使うことができた。ドイツの軍人が彼を見ると、彼本人の姿ではなく、スワロウ・マンが見せたいと思う姿を見てしまうのだ。
父さんと同じく言葉に愛されていて、父さんと同じく捕らえられる危険の中にいる彼について、アンナは荒野への旅に出発していく。
現在2017年カーネギー賞ノミネート作品。
Anna and the Swallow Man/Knopf Books for Young Readers
￥1,983
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The Wildings (The Wildings #1)
by Nilanjana Roy
デリーに、複雑な路地とニザームッディーン廟の廃墟を根城にする猫たちの群れがいる。群れで最も年かさのミャオ、賢く謹厳なシャムセ、仲間に愛され敵に恐れられるカター、偉大なる戦士フーロー、美しい女王様だが刃向かわれれば容赦しないベラール、好奇心いっぱいでいつも厄介ごとに巻き込まれてしまう子猫のサウスポー…
彼らもほかのメンバーも、自由で野生で何も恐れない。しかしある日現れたオレンジの毛皮にモンスーン・グリーンの瞳の、大きな力を持つ子猫によって、信じられない出来事が起きて彼らの世界が揺さぶられることに。
インド版「ウォーリアーズ」みたいな感じでしょうか。シリーズ１作目。
The Wildings (The Hundred Names of Darkness)/Random House Canada
￥2,089
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Orangeboy
by Patrice Lawrence
16歳のマーロンはギャングのリーダーをしている兄アンドレのようにはならず、母さんの望み通り、SFと父さんの遺したアース・ウィンド・アンド・ファイヤーのCDを聞くのが好きな優等生として生活していた。
でもソーニャとの初デートが悲劇に見舞われて、突然わけもわからず追われる身になってしまう。周囲の人々を守るため、マーロンは兄の生きる銃とナイフの世界に身を投じ、真実を解き明かそうとする。
2016年コスタ賞児童書部門ショートリスト作品。現在、2017年カーネギー賞ノミネート作品。
Orangeboy/Hodder Children's Books
￥1,093
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Paper Butterflies
by Lisa Heathfield
義理の母、義理の姉と暮らすジェーンの毎日は真っ暗。蜘蛛の巣にかかった蝶のよう。でも森の中でブリスターという少年に出会ったジェーンは、彼の中にこの人生から逃れるための小さな希望を見た。この世のすべての生き物には自由になる権利がある。でもその代償は？
ジェニファー・ニーヴン、ジャンディ・ネルソンのファンにおすすめの作品だそうです。青春ものかな？
現在、2017年カーネギー賞ノミネート作品。
Paper Butterflies/Egmont Books Ltd
￥1,093
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The Sun Is Also a Star
by Nicola Yoon
科学と事実の信奉者を自認し、ロマンティックな運命だの叶わないような夢だのに目もくれないナターシャ。NYの雑踏でハンサムな男の子に出くわして恋に落ちる、なんていう女の子じゃないはずだった。
ずっと両親の高い期待に応える良い息子で、学校の良い生徒で生きてきたダニエル。詩人でも夢追い人でもないはずだったのに、ナターシャを一目見た瞬間、そんなことはすべて忘れてしまった。
デビュー作「Everything, Everything」（未訳）がいきなりベストセラー＆映画化決定の大型新人作家ニコラ・ヨーン（Nicola Yoon）のデビュー２作目。ワーナー＆MGMで映画化の予定あり。
2016年全米図書賞児童書YA部門最終候補、2017年コレッタ・スコット・キング/ジョン・ステップトー新人作家賞受賞作品、2017年マイケル・Ｌ・プリンツ賞オナー（銀賞）。
The Sun is also a Star/Corgi Childrens
￥1,093
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以上６作品。
受賞作品の発表は３月３０日。