★取扱作品は、YA中心に、高学年向け児童書~若い読者向け一般書レベルまで★

9月26日発売

裏切りの惑星 (ワンダ*ラ)/トニー ディテルリッジ

¥972
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「スパイダーウィック家の謎」で知られる人気イラストレーターのトニー・ディテルリッジが絵と文章で描く、架空の惑星を舞台にしたカーネギー賞候補の児童書SF「ワンダ・ラ」7部作完結編が文渓堂から。



10月1日発売

11月のジュリエット/乾 ルカ

¥1,728
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「夏光」の乾ルカによる、高校生が主人公の…う~ん、ホラーかな?角川書店から。



10月7日発売

ENDGAME ‐ THE CALLING エンドゲーム・コーリング/ジェイムズ・フレイ

¥1,728
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ジェームズ・フレイ&ニルス・ジョンソン=シェルトンによる、オンラインゲームやYouTubeや映画と連動した大規模メディアミックスYAディストピア小説「Endgame」3部作の日本版1巻目が、原書と同日(10月7日)発売で学研パブリッシングから刊行。翻訳は金原瑞人&「サバイバーズ」の井上里。
12の各種族から代表者が選ばれてバトルロワイヤルさせられて、生き残ったひとり以外の11種族は絶滅な!(戦いに参加した代表者がってことじゃなくて、種族全員が)
…というルールの作品だそうです。12人のバトル参加者のうちのひとりは日本人。

作者のひとりジェームズ・フレイは、日本でも映画化作品が公開されたSFアクションYA小説「アイ・アム・ナンバー4」の作者ピタカス・ロアのひとり(※ピタカス・ロアは合作用ペンネーム)です。
この「エンドゲーム」も20世紀FOXにより映画化の予定。



10月8日発売

タイムライダーズ 1: Time Riders (児童単行本)/アレックス・スカロウ

¥1,512
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タイムライダーズ 2: Time Riders (児童単行本)/アレックス・スカロウ

¥1,512
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イギリス発YAタイムトラベル冒険ファンタジーのベストセラー「TimeRiders」9部作の日本版が小学館から刊行開始。
タイムトラベルが可能になった未来世界で、少女2人+少年1人のチームが時を超えた犯罪に立ち向かう、というストーリーのようです。人気YA作家アレックス・スカロウ(Alex Scarrow)のデビュー作。第1回配本は2001年NYを舞台にした1作目「TimeRiders」を2分冊で。
翻訳は「混沌の叫び」3部作を手がけた金原瑞人&樋渡正人コンビ。カバーイラストはワカマツカオリ。かっこいいですねー。


オリガミ・ヨーダの研究レポート (児童書)/トム アングルバーガー

¥1,620
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オリガミ(折り紙)で作ったヨーダ(スターウォーズのね)が子どもたちの悩みを解決。なんで折り紙で、なんでヨーダ?でもこの謎コンセプトと楽しいストーリー、そしてゆるいヘタウマイラストがウケてアメリカで大人気の児童書「オリガミ・ヨーダ」シリーズが日本上陸。シリーズ1作目「The Strange Case of Origami Yoda」が「オリガミ・ヨーダの研究レポート」の邦題で徳間書店から。
翻訳は「ヒックとドラゴン」シリーズの相良倫子。

日本で児童書として売るときのネックは、「今の日本の子どもはスターウォーズ知らん」っていう1点だけ(これが致命的な気もするけど)だと思いますが、スターウォーズ知らなくても面白いのかなあ。読んでみよう。今は「オリガミ」って国際語なんですね。



10月9日発売

王たちの道 1 白き暗殺者 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)/ブランドン・サンダースン

¥2,376
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日本では「ミストボーン」シリーズで知られるベストセラーファンタジー作家ブランドン・サンダースンの超大作異世界ファンタジー「The Stormlight Archive」シリーズの1巻目「The Way of Kings」――
――の、「最初の3分の1の部分」が「王たちの道1―白き暗殺者―」の邦題で、早川書房のSFレーベル「新☆ハヤカワSF」から。翻訳は「英国パラソル奇譚」の川野靖子。

つまり本来1冊だった原書を日本版では3冊に分割して、しかも一度に出さずに8ヶ月かかってバラバラに出すという出版のしかたです(1巻の「真ん中3分の1」が来年2月、「最後3分の1」が6月に刊行予定)。
早川ってたまにこういうおかしな出し方するけど、ホントこれ悪い癖だと思うよ。「1冊の本をとぎれとぎれに8ヶ月かけて読む」っていうレアな読み方を全読者に強いるなよ。(自分で3冊溜めてから読めばいいんだけどさ…)


純喫茶「一服堂」の四季/東川 篤哉

¥1,566
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東川篤哉のライトミステリ新シリーズが講談社から。鎌倉で純喫茶を経営する照れ屋で無口だけど事件になると饒舌になる美人店主が謎解きする話だそうです。何かに似てるな。(そしてカバーイラストは別の何かに似てます)



10月15日発売

掟上今日子の備忘録/西尾 維新

¥1,350
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ベストセラー作家西尾維新の新シリーズ開始。何でも忘れる忘却探偵の今日子さんが活躍するミステリーのようです。講談社から。


ライトノベルから見た少女/少年小説史: 現代日本の物語文化を見直すために/大橋 崇行

¥1,944
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日本が生んだ特殊な一大ジャンル・ライトノベルをアニメ、マンガの文脈ではなく、「物語」、「少女・少年小説」の文脈から語る評論集だそうです。個人的に読みたい。


都ギツネの宝 (シノダ! )/富安 陽子

¥1,404
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富安陽子のキツネの一家を主人公にした可愛いファンタジー「シノダ!」シリーズの8巻目が偕成社から。



10月16日発売

カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> (講談社文庫)/高殿 円

¥756
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あ、3巻出るんだ。「トッカン」「銃姫」の高殿円による植民地時代インドの女学校を舞台にした学園&友情&ロマンス&歴史物語「カーリー」の3巻目が講談社文庫から。
2巻目まではKADOKAWAエンターブレインのファミ通文庫で出ていたライトノベルですが、最近講談社に版元を移して一般書として出直していました。
ファミ通で出なかった2巻目以降はどうなるのかなと思ってたけど、続くようですね。


だいじな本のみつけ方 (BOOK WITH YOU)/大崎 梢

¥1,080
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光文社の中学生向けミステリレーベルBOOK WITH YOUから大崎梢の新作。中学女子が主人公の、本をめぐるミステリのようです。



10月17日発売

天国の囚人 (集英社文庫)/カルロス・ルイス・サフォン

¥896
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不思議な本の倉庫「忘れられた本の墓場」をめぐる人々のドラマを描く、スペインのベストセラー作家カルロス・ルイス・サフォンの幻想的でスリリングな歴史ミステリ「風の影」シリーズの3作目「El Prisionero del Cielo」が「天国の囚人」の邦題で集英社から。
今回はシリーズ1作目「風の影」の後日譚で、フェルミンが主人公みたい?「風の影」では彼がいちばん好きだったから嬉しいな。翻訳はいつもの木村裕美。

El Prisionero del Cielo/Carlos Ruiz Zafon

¥1,776
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原書はこんなの。

The Prisoner of Heaven/Carlos Ruiz Zafon

¥889
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英訳版の表紙はカッコイイ♪

ところでサフォンのYAってどなたか訳してくれませんかね…(この方実はデビュー作含めて著作の半分はYAなんですが)


偽りの王子 (カーシア国三部作)/ジェニファー・A・ニールセン

¥1,836
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ジェニファー・A・ニールセン(Jennifer A. Nielsen)の大人気児童書ファンタジー「The Ascendance」3部作が「カーシア国三部作」の邦題でほるぷ出版から刊行開始。内乱寸前の王国で偽の王子にしたてあげられる少年を主人公にした異世界ファンタジーです。
昨年の全米図書館協会のTeen's Top Ten(ティーン読者が投票で選ぶYAベスト10リスト)では超ベストセラーの「ダイバージェント」シリーズを抑えて2位に入った人気作品。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライアン・コグマン脚本で映画化の予定があります。

まず第1部「The False Prince」が「偽りの王子」の邦題で。翻訳は「ダレン・シャン」の橋本恵。



10月21日発売

家族シアター/辻村 深月

¥1,620
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直木賞作家辻村深月の新刊が講談社から。「家族」がテーマの短編集のようです。


シロガラス(2)めざめ/佐藤 多佳子

¥972
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佐藤多佳子の児童書新シリーズ「シロガラス」の2巻目が偕成社から。シリーズは月イチ刊行で全5巻の予定。11月には3巻が出ます。



10月22日発売

キャロリング/有川 浩

¥1,512
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YA世代にも大人気のベストセラー作家有川浩の新作が幻冬舎から。内容は不明です。



10月24日発売

ふたつの星とタイムマシン/畑野 智美

¥1,620
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小説すばる新人賞受賞作家畑野智美の新作が集英社から。タイムトラベルや超能力、ロボットなどを題材にした青春近未来SF短編集だそうです。



10月25日発売

ヴラディミール・トッド・クロニクルズ (5) 預言の子/ヘザー・ブリューワー

¥1,728
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ヘザー・ブリューワーのYAヴァンパイアファンタジー5部作「ヴラディミール・トッド・クロニクルズ」の完結編が新書館から。
このシリーズの日本版は全5巻を5カ月連続刊行でさくっと完結しました。こういう出し方ありがたいよね…続きの翻訳出るか出ないかやきもきしなくて済むし…(海外作品のシリーズものはすごい話の途中でぱったり翻訳止まるのがザラにある)。



10月29日発売

死呪の島/雪富 千晶紀

¥1,728
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新人作家雪富千晶紀による第21回日本ホラー小説大賞受賞作品。怪異が起こる島を舞台にした、高校生が主人公のモダンホラーだそうです。



10月30日発売

僕は小説が書けない/中村 航

¥1,620
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ベストセラーホラー作家乙一の世をしのぶ仮の姿・「くちびるに歌を」で知られる青春小説作家中田永一と、「100回泣くこと」や「デビクロくんの恋と魔法」のベストセラー恋愛小説作家中村航の豪華タッグによる合作がKADOKAWAから。
高校の文芸部を舞台にした青春小説だそうです。



10月31日発売

マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女/マララ ユスフザイ

¥1,836
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「わたしは売られてきた」のパトリシア・マコーミックによるマララ・ユスフザイの伝記の児童書版が岩崎書店から。一般書版(「教育のために立ち上がりタリバンに撃たれた少女」)よりタイトルがいいです。



11月1日発売

ブタカン!: ~池谷美咲の演劇部日誌~ (新潮文庫)/青柳 碧人

¥637
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「浜村渚」シリーズでブレイクした青柳碧人による高校演劇部を舞台にしたライトミステリが新潮文庫のラノベレーベル新潮文庫nexでスタート。


こちら、郵政省特別配達課(1) (新潮文庫)/小川 一水

¥637
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こちら、郵政省特別配達課(2) (新潮文庫)/小川 一水

¥724
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一軒家から馬までなんでもどこへでも届ける「郵政省特別配達課」の奮闘を描く小川一水の宅配お仕事小説が1,2巻同時刊行。新潮文庫nexから。朝日ソノラマ文庫から出てた作品の再刊行のようです。



11月5日発売

(P[み]5-1)招運来福! まねき猫事件ノート (ポプラ文庫ピュアフル)/水生 大海

¥691
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「少女たちの羅針盤」など青春ミステリの佳作をいくつか書いてる水生大海の…内容がわかりませんが、タイトルから推察してライトミステリかな?ポプラ文庫のYAレーベル「ピュアフル」から。


(P[こ]3-7)一鬼夜行 鬼が笑う (ポプラ文庫ピュアフル)/小松 エメル

¥691
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和風あやかしファンタジーの人気作品「一鬼夜行」シリーズの6巻目がこちらもポプラ文庫ピュアフルから。



11月9日発売

ハデスの館+E9 (オリンポスの神々と7人の英雄)/リック・リオーダン

¥2,160
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大ヒット作「パーシー・ジャクソン」の第2シリーズ「オリンポスの神々と7人の英雄」5部作の、昨年刊行の4巻目「The House of Hades」が「ハデスの館」の邦題でほるぷ出版から。

ちなみにシリーズ完結編となる「The Blood of Olympus」の原書もまもなく(10月7日)本国アメリカで刊行される予定。翻訳はほぼ1年遅れのペースなので、来年の今ごろは日本で読めると思います。

もういっこちなみに。この「オリンポス」5部作の完結後は、リオーダン氏は北欧神話を題材にした「Magnus Chase and the Gods of Asgard(マグナス・チェイスとアスガルドの神々)」という同路線(おそらく)の新シリーズを来年からスタート予定。
本国のファンは「リオーダンの新シリーズ!」「ロキは?ロキは出るの?」と早くも盛り上がってます。マイティ・ソーの影響でロキさん大人気(笑)。これは日本で読めるかな?



11月14日発売

名探偵夢水清志郎の事件簿3 短編集 (講談社青い鳥文庫)/はやみね かおる

¥799
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YA世代の大人気作家はやみねかおるの看板シリーズ「名探偵夢水清志郎」のセカンドシーズン3巻目が講談社青い鳥文庫から。短編集だそうです。


The Last Minute/Eleanor Updale

¥1,304
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「天才ジョニーの秘密」のエレナー・アップデールの昨年発表された最新刊「The Last Minute」が「最後の1分」の邦題で東京創元社から。(上の書影は原書です)
クリスマスを控えたイングランドの町ヒースウィックで起こる爆破事件。自分たちの何人かがその日死ぬことになるとも知らないままそこに居合わせた町の人々のそれぞれの爆破直前1分間を描くサスペンス作品。

…ということですが、エレナー・アップデールは児童向けのミステリ作家だし原書がCorgi Childrensという出版社から出ているようなので、この内容だけど一応児童書なんじゃないかと思います。異色作ですね。翻訳は杉田七重。

ちなみにこの物語の中で起こる爆破テロ事件「ヒースウィックの惨劇」を報じる偽ニュースページが作者アップデールさんのウェブサイト内に作られてたりしてて、なかなか凝ってます。(※すべてフィクションです)↓ 
Heathwick disaster - reference materi
http://www.eleanorupdale.com/minute/


このページの日本版はできないのかな。


勇者ライと3つの扉2 銀の扉/エミリー

¥972
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エミリー・ロッダの、日本でも人気の「デルトラ・クエスト」シリーズと世界観を共有する新作ファンタジー「勇者ライと3つの扉」3部作の2作目「The Silver Door」が「勇者ライと3つの扉2 銀の扉」の邦題でメディアファクトリーから。



11月21日発売

泣いちゃいそうだよ《高校生編》花束~緑山女学院文芸部 (YA! ENTERTAINMENT)/小林 深雪

¥1,026
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青い鳥文庫でスタートした小林深雪の青春恋愛群像劇の長寿シリーズ「泣いちゃいそうだよ」の高校生編7巻目が講談社のYAレーベル「YA! ENTERTAINMENT」から。


天使の羽ばたき/ポール・ホフマン

¥2,916
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ポール・ホフマンの異色のエピックファンタジー「神の左手」シリーズ3作目「The Beating of His Wings」が「天使の羽ばたき」の邦題で講談社から。これでシリーズ完結だそうです。翻訳は金原瑞人&井上里。

The Beating of his Wings/Paul Hoffman

¥2,348
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原書はこんなの。



11月28日発売

死神うどんカフェ1号店 三杯目 (YA! ENTERTAINMENT)/石川 宏千花

¥1,026
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石川宏千花の死神が経営するうどん屋さんを舞台にしたファンタジー「死神うどんカフェ」3巻目が講談社の「YA! ENTERTAINMENT」から。このシリーズはいいペースで出ますね。



11月30日発売

グレッグのダメ日記9 (単行本)/ジェフ・キニー

¥1,296
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ダメダメ少年の日常を描くジェフ・キニーの大ベストセラー「グレッグのダメ日記」シリーズの9巻目「Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul」がポプラ社から。
例年どおり、原書の発売(11月4日)からタイムラグ1ヶ月以内での日本版スピード刊行です。

The Long Haul (Diary of a Wimpy Kid)/Jeff Kinney

¥1,553
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原書。



11月発売【発売日未定】

By the Great Horn Spoon!/Sid Fleischman

¥779
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品切れ重版未定でここ数年入手困難になってたシド・フライシュマンの冒険小説「ゴールドラッシュ!ぼくと相棒のすてきな冒険」がポプラポケット文庫で再刊行されます。(上の書影は原書です)
19世紀アメリカを舞台にした少年と執事コンビの楽しい冒険物語です。
ポケット文庫が海外もの出すのは久しぶりですね。


The Humans/Matt Haig

¥1,382
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YAや児童書作家としても評価の高いマット・ヘイグの2014年エドガー賞長編部門候補作品「The Humans」が「今日から地球人」の邦題で早川書房から。
学者の精神に寄生したエイリアンとその家族の交流を描くSFミステリのようです。翻訳は「機械男」の鈴木恵。