ビジネスゲームから自由になる法/ロバート・シャインフェルド
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こんにちはリブラです。

洗濯日和のギラギラ晴れが続いていますね。

「ビジネスゲームから脱出する法」では今回の9章から、太陽(本来のあなた)

を覆い隠す雲を打ち破る「道具」の解説に入ります。


<第9章雲を打ち破るドリルを組み立てよう  感謝編>


著者は「本来のあなた」を覆い隠す雲を打ち破る道具として次の4つの

部品を組み立てることが必要だと言っています。


1.感謝

2.「プロセス」

3.「ミニプロセス」

4.変化を促す言葉


著者によればこの4つのうちで「プロセス」が一番価値ある「部品」のようです

が、その前に「感謝の魔法」をゲットすることをすすめています。


ゲーム攻略のためにアイテムを獲得するような気分になって、ワクワクして

ませんか?


「あなたがホログラムの中で製品やサービスを受け取る幻想を創り、経験

るときには、その創造物に3つの面から感謝することができる。


1.その幻想を実に本物らしく創ってくれた、すばらしいあなた自身

2.あなたの「人間ゲーム」と「ビジネスゲーム」でのプレーを完璧に

サポートしてくれた創造物と、その創造物がもたらしてくれた恩恵

3.「1と2」を可能にしてくれた『真の創造プロセス』


「ビジネスゲーム」帝国に支配され制限された「わたし」と思っている人に

とって、この世の自分を含めた創造物は「わたしがホログラムで創った物」

ではなく、気がついたときにはすでにあり当然でありがたみに欠けるもの

に映るかもしれません。


でも、特別な何かよりいつも通りあって当然のものに感謝をする方が、

「感謝の魔法」は威力を発揮します。


大いなる源(神、ソースエナジー)は、人間の自由選択を尊重し、この世

では黒子に徹して大道具小道具係をやっています。

だから主役の人間は、太陽が昇るのも、雨が降るのも、実りを収穫できる

のも、酸素があるのも、オゾン層が紫外線を遮ってくれるのも当たり前に

その恩恵を受け取っています。


わたしたち人間は自然界の営みなしには1日も生きていけないにも関わ

らず、感謝を感じるのはそれらがいつも通りに得られなくなったときなの

です。


健康であるのが当たり前の人が身体に感謝をするのは、不調を感じて

それが回復したときでしょう。

給与所得者が毎月の給与の受け取りにありがたみを感じるのは、失業

後にありつけた仕事でもらう最初の給料のときだけでしょう。


なぜわたしたちは命を支えている当たり前のことに感謝ができないのか

といえば、それらは「人間ゲーム」の一員としてこの世にいるため可欠

だから、生存に関するものは無意識レベルの自動設定でやって来るホロ

グラムに組み込まれているからでしょう。


自分が設定した覚えのないものが、なんとなく自分を取り巻き支えている

ので、その恩恵に浴していても感謝を感じないのでしょう。


例えば、わたしたちの心臓の鼓動。

いちいち命令しなくても、規則正しく脈打っています。

これが止まったら死んでしまいます。


例えば、静脈の弁。

これが働かなかったら、心臓で送り出した血液が循環して還ってくること

はできません。

とくに心臓から一番遠い足の血管はたいへんな功労者です。

心臓のポンプで送り出した血液を、重力に逆らって弁の力だけで心臓に

返すのです。

しかも足は全体重を支えながら、行きたい場所に移動してくれるのです。

わたしは足に絶大なる感謝を感じるので、絶対に痛い靴は履きません。


よく注意して観察すると、黙々とわたしたちの命を支えるものが働いて

くれているのに気づくと思います。

そういう当たり前のありふれたことに感謝や恩恵を感じる習慣が着くと、

晴れても、雨が降っても、花が咲いても、喉を潤す一口の水にも、ベラ

ンダに遊びに来てくれる雀にも、ほっこりと暖かい愛を感じて感謝の念

が湧いて来ます。


「感謝の魔法」の効き目は、いい気分にさせてくれるだけではありません。

苦しみにピリオドを打つ作用もあります。


つらい現実が続いたり、耐え難い試練に晒されたとき、そこから逃げよう

とするとその苦しみは更に続きます。

でもその現実から学ぼうとすると、試練は自分を大きく成長させるイベント

だったことに気づきます。


そこに気づくと成長の喜びが湧き、感謝したい気持ちになります。

すると、大いなる源(神、ソースエナジー)にその感情が届いて共振します。

なぜなら、大いなる源(神、ソースエナジー)は「喜」の波動しか持たない

からです。


「つらい、苦しい、助けてくれ!」と発信しても、大いなる源(神、ソースエナ

ー)の周波数とは違い過ぎて共鳴しないのです。

だから「つらい、苦しい現実をもっとくれ!」というふうにしか伝わらず、

共振の法則通りにその現実が反映され続けるのです。


しかし、そこでその試練の学びと成長の喜びに感謝すると、大いなる源(神、

ソースエナー)には「十分その試練は味わいました。ご馳走さまでした」と

伝わるわけです。

だから、苦しみはそこで終了するのです。


苦しみを味わい学んだら、それを演じて経験させてくれたキャストやシナリ

オに(その出来事に関わった人々やそのホログラムを無意識に創った自分

自身に)感謝してみましょう。

確実に次のホログラムは成長した新しい自分に相応しいキャストやシナリ

オが用意されます。

だから、最悪なことの後に最高な出来事がやって来たりするのです。


次回もこの続き 章「雲を打ち破るドリルを組み立てよう  プロセス編」の

解説を予定しています。



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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。