こんにちは、リブラです。今回もレオナルド・ダ・ヴィンチ(←クリックするとダ・ヴィンチのホロスコープに飛びます)のホロスコープリーディングの続きで、5室の星を解説します。

 

ダ・ヴィンチの5室(至福と創造性のハウス)は、おひつじ座25度始まりでおうし座17度で終わっています。ここにはおうし座3度の太陽(本来の自己)があり、8室(共感のハウス)のしし座5度の冥王星(潜在能力)とは90度のハードアスペクトを、1室(本人のハウス)のやぎ座6度のドラゴンヘッド(魂の目的)とは120度の協調するアスペクトをとっています。

3室(コミュニケーションのハウス)のうお座1度の木星3度の月の合は5室のおうし座太陽と60度で、10室(天職のハウス)のてんびん座0度の海王星(直感・イマジネーション)とは、150度で形成する二等辺三角形のヨッド(神の指)の底辺になります。

 

5室(至福と創造性のハウス)は娯楽の部屋です。

4室(基盤のハウス)の次で、6室(貢献のハウス)という並び順は偶然ではありません。

 

4室で安心して生きていける基盤を得たら、安心して遊びに出かけることができますよね?

自由に遊ぶことで、自分にとって何が至福で、何が得意なのかを知る部屋なのです。

「4」の安心・安定を一瞬手放し、五感と直感とワクワク探知機を頼りに冒険に出かけさせるのが「5」のエネルギーなのです。損得勘定抜きに夢中になれるものを探す場所が、5室なのです。

後々の収入につなげるための実益を兼ねた趣味や娯楽とか、はじめから結婚を前提とした恋愛とかは、5室の管轄というより2室(所有のハウス)の管轄になるでしょう。

 

ダ・ヴィンチのヨッドのように10室(天職のハウス)の星と5室の星が、あるいは2室(所有のハウス)の星と5室の星が何らかのアスペクトをとっていれば、後々それが収入につながるかもしれませんが、それはあくまでも副産物と捉えた方がよいでしょう。

初めから収入目当てで5室の星を使おうとすると、痛い目に合います。

というか、痛くはありませんが唯一無二の大切な個性を見失います

5室に星がある人は、その星の滞在する星座の流儀に合わせ、星のエネルギーで遊んでみましょう。5室に星がないならば、5室の始まりの星座の支配星を使ってみましょう。

 

ダ・ヴィンチを例にすれば、彼の5室にはおうし座の太陽があります。

おうし座神話には、主人公の王女エウロパがゼウスの化身の純白の牡牛に自ら創った花飾りを飾るシーンがあります。

おうし座の支配星である金星(ヴィーナス)が美の女神であり、おうし座はその美を万物を通して表現する役割なので、神話にそんな場面が描かれているのです。

 

ですからおうし座に太陽がありそれが5室にあるならば、自身が美しいと感じるものを万物を使って表現する(創造して形にする)遊びをやってみるとよいでしょう。

実際、ダ・ヴィンチは幼少の頃から絵を描いて遊んでいました。最初から画家になるために描いていたのではないと思います。

彼の五感と直感とワクワクする魂の共鳴の感覚が衝動となり、絵を描かせていたのでしょう。

星の性質と星座の性質に合ったものをそのハウスの分野でセットしてあげれば、土に埋められ水と陽の光を与えられた種のように、唯一無二の個性の芽が自然に成長して出て来るものです。

 

もし、ダ・ヴィンチが5室に何も星をもっていなかったとしたら、5室の始点であるおひつじ座の支配星

がどのハウスに存在しているかで、みることもできます。

おひつじ座の支配星=火星は、彼の場合3室(コミュニケーション)のハウスでみずがめ座の火星として存在しています。

だから普通の自己表現ではなく、みずがめ座流のユニークで実験的な要素が自己表現に加わります。そこにモチベーションとなる火星が働きますから、そのユニークな自己表現のために人体解剖で構造を知り尽くし人物画を描いたダ・ヴィンチの情熱が、なんだか伝わってきますよね?

 

おうし座太陽が5室にあったから芸術作品として(万物を使って創る自己実現の形として)絵画を後世に残してくれましたが、この5室のおうし座の太陽がなかったら彼の発明の設計図や人体解剖図などの手稿のみしか現存しなかったのかもしれません。

 

ダ・ヴィンチはこんな言葉も残しています。

「理解するための最良の手段は、自然の無限の作品をたっぷり鑑賞することだ」

(ダ・ヴィンチの格言より)

 

人間が創り出す美を超越する自然界の普遍的な美を高く評価するあたりも、みずがめ座火星が5室で創り出す作品に自己表現している感じを受けます。

みずがめ座神話の主人公の神の国の給仕役として拐われた王子ガニメデスは、人間世界で王様になるよりも神々の給仕をする方を楽しみ、天の水瓶から雨を降らせていました。

だからみずがめ座の火星は人間を超える自然界への畏敬の念が強いのです。

 

ダ・ヴィンチの5室のおうし座太陽が彼の自己表現の手段として絵画を創作させていたのはこの配置から想像できますが、8室(共感のハウス)のしし座冥王星が90度のアスペクトで睨みを効かせているので、すんなり創作活動していたわけではないのも伺い知れます。

 

おうし座はじっくりマイペースで自身の美意識に叶ったものを創造したい。

つまり自分に納得がいくか、いかないかが重要なのですが、8室のしし座冥王星はその作品の依頼主を感動させたい、という思いを起こさせるのです。

彼の作品の依頼主は王侯貴族や権力者などの富裕層ですから、目の肥えた人々です。

彼らを驚嘆させなければならないと思うと、大きなプレッシャーを背負うことになります。

その葛藤はダ・ヴィンチの創作活動を邪魔して作品の完成を遅らせていたように読み取れます。

時々、ダ・ヴィンチは画家としての活動以外にもパレードの演出なども手がけているので、そういうイベントの場では、華やかなしし座冥王星と5室のおうし座太陽が手を組んで、王様や権力者を喜ばし面目を立てる、豪華なパレードを演出したことでしょう。

冥王星の潜在能力・底力は無いものねだりを要求されると、絞り出すように発揮されるエネルギーですから。

 

遅々として創作が進まない絵画の代償に、イベント演出に駆り出されて別の天才性を発揮するダ・ヴィンチの姿が、5室おうし座太陽と8室しし座冥王星の葛藤の90度のアスペクトから見え隠れしてきます。

 

次回もこの続きダ・ヴィンチの6室の解説を予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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