こんにちは、リブラです。

今回はしし座土星の参考に典型的な人物のホロスコープを読んでみようと思いました。

 

ネルソン・マンデラ←クリックするとマンデラ氏のホロスコープに行きます。

1918年7月18日に南アフリカ共和国のテンプ人首長の子として生まれる。大学在学中にストライキを主導したとして退学処分を受け、その後は反アパルトヘイト運動の活動に取り組んで逮捕されて終身刑となり、27年間投獄された。

1989年当時の南アフリカ共和国大統領デクラークと会談し翌年釈放され、1994年国民投票の選挙で勝利して76歳で南アフリカ共和国大統領に就任した。

 

アセンダント(1室本人のハウスの始点)はいて座

白人社会の支配下で人権を奪われ長期間投獄されていたにも関わらず、希望を捨てずに政治家としての活動を続けていたのですから、筋金入りの楽天家ですよね。

いて座にとってネガティブ思考は毒にしかなりません。多分獄中では明るい未来の方向しか見ていなかったのでしょう。いて座は前向きにならないと、的に矢を当てるパワーは出てきません。後ろ向きに矢を撃っても当たらないばかりか、自分を傷つけて落ち込むだけなのです。

 

3室コミュニケーションのハウスにみずがめ座天王星

このみずがめ座天王星は12室潜在意識~集合意識のハウスのさそり座月とは90度で葛藤し、6室貢献のハウス~7室対人関係のハウスの境界線付近ふたご座金星とは120度の協調するアスペクトをとっています。

また、この天王星はバケット型のシングルトン(ホロスコープの天体が片側の半球にバケツ型に集結し、反対側の半球にポツンと1つ取っ手のように存在する天体をシングルトンといいます)

シングルトンの天体の年齢域がその人生で重要な期間であるともいわれています。

シングルトンの天体に他の天体たちが総力を結集してエネルギーを注ぐからです。

天王星の年齢域は70~84歳で、マンデラ氏の大統領就任は76歳です。

マンデラ氏のホロスコープは、白人支配下の南アフリカ共和国でアフリカーナとして大統領に就任することを最大のイベントとして計画されたように見えますね。

 

嘘が嫌いで本音しか言いたくないさそり座月の衝動と、新しい発想の情報発信で変革を起こそうとするみずがめ座天王星は、マンデラ氏の心の中では対立したのでしょう。しかし、会話上手なふたご座金星のサポートのおかげで1対1の会談では白人に対する憎しみや恨みを微塵もにじませないで、相手を懐柔するコミュニケーションが取れたことが想像されます。釈放1年前の白人大統領デクラークとの会談はそんな雰囲気の中行われたのではないでしょうか?

 

葛藤を乗り越えるとハードアスペクトはミラクルパワーを発揮して、優れた才能として表れます。マンデラ氏はさそり座月の洞察力を使って政敵の弱みを見抜き、みずがめ座天王星の理論武装の新風でかく乱させ、ゲームの達人のふたご座金星でお互いのメリットになる条件を提示して相手の心を掴んでしまったのだろうと思います。

(政敵のデクラークはマンデラ氏とともにノーベル賞平和賞を受賞しています。

仲良くしただけでノーベル賞をもらえちゃうなんて、たしかにおいしい話です)

マンデラ氏による白人から黒人への政権の奪還は、血みどろのクーデターではなく、国民投票の選挙により公明正大に行われました。

 

6室貢献のハウスにふたご座金星

マンデラ氏は獄中で接する人々を次々と味方につけていったそうなので、チャーミングな金星パワーとふたご座のコミュニケーション能力をフル稼働させて、改革推進パワーの3室のみずがめ座天王星と連携させ自分の主張を他者の心に響くように発信していたのでしょう。

 

7室パートナーシップのハウスにかに座木星と冥王星の合

かに座冥王星とてんびん座火星は90度

ふたご座金星も6室と7室の境界ギリギリのところにあるので、7室に影響を与えています。

政敵ですら懐柔してしまう「人たらし術」は、ふたご座金星とかに座木星・冥王星コンジャンクション(合)のトリプルパワーのなせる技でしょう。

7室を「結婚のハウス」と決めつけてはいけません。

7室と8室がうまく読めない理由は、「パートナーシップ」を「結婚のパートナー」と決めつけるからです。

7室は1室本人のハウスの対極に位置するので、「本人VS他者」を表しているのです。もっと深く読むと「本人⇔他者」で、他者の投影から自分を知るハウスなのです。

 

冥王星は徹底的な底力で、空っぽになるまで出し尽くさせる天体です。その冥王星が活力・行動力の源である火星と葛藤するアスペクトをとるのですから、たいへんです。

暴走したら臨界に達する原子炉みたいなパワーです。

肌が黒いというだけで人権を剥奪され、投獄され自由も未来も奪われるのです。毎日目にする看守やその人々を支配する権力者たちが憎くないわけはありません。

自己愛の象徴であるかに座の冥王星が7室にいたら「わたしをこんな目に合わせるヤツを許せるか!」と、怒りの塊になるでしょう。

それを11室グループのハウスのてんびん座火星は「まあまあ、そんなとこでキレても力の無駄使いですよ!あなたはアフリカーナの希望の星。敵の支配下で獄死なんかしたら、国中の黒人たちが怒ってたくさんの血が流れることになるのです。だからここは抑えて、寛大に、平和的に接しましょう!」と感情的なかに座冥王星にブレーキをかけるのです。

外の世界でマンデラ氏を支えている仲間たちのために。

 

葛藤のアスペクトが火花を散らしている間は、投獄され何も活動できない自分と外の世界で支え続ける仲間たちの期待に押しつぶされそうになったかもしれません。でも、このかに座冥王星とてんびん座火星が葛藤を乗り越えて手を組むと、敵をも蟹の甲羅の中に抱き込むウルトラパワーの寛大さが発揮されるので。「すべてはアフリカーナのために。個人的な恨みつらみの感情は、いらない。手放してしまえ!」と振り切ったのでしょう。

7室が葛藤のエネルギーで封鎖されていなければ、かに座木星はかに座冥王星にチャンスと幸運をもたらすので、投獄された身でありながら尊重され、有力な政治家たちと会見が可能になったのでしょう。結果的にはそれが釈放への道を開いたのです

 

8室共感のハウスにかに座太陽としし座海王星

マンデラ氏は3回の結婚と2回の離婚を経験しています。

最初の妻も2度目の妻も危険な反アパルトヘイト活動にマンデラ氏が参加中の結婚でした。とくに2度目の妻は収監中のマンデラ氏を外の世界から支え、獄外での政治活動まで協力していました。しかし、なぜかマンデラ氏が釈放後まもなく離婚しています。

 

家族になるために結婚しても、結婚すると「政治家の妻」という比重が大きくなりプライベートがなくなって、仕事のような関係になってしまうのかもしれません。

家族思いのかに座太陽とはいっても、マンデラ氏の蟹の甲羅は国家レベル規模なので夫婦の共感や親密感を感じるにはあまりに広過ぎるのでしょう。

だから共通の目的がある間はつながっていても、それが達成されるとつながりも終わりを迎えることになるのでしょう。

 

しし座海王星は「みんなの希望の星」という夢に邁進し共感のハウスを使いますから、身近にいる家族はそれを寂しく感じるのかもしれません。

確かにマンデラ氏は政敵からも信頼を勝ち取ることをしてきたので、結婚に共感力を発揮できなくても8室のかに座太陽は自己実現を果たし、しし座海王星は夢をキャッチしたと言えると思います。

 

この後9室からの解説は次回に続きます。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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