こんにちは、リブラです。

今回でアガサのホロスコープ(←クリックするとアガサのホロスコープに飛びます)の解説は最終回です。

 

6室(貢献のハウス)にはみずがめ座の木星(チャンス、幸運)があります。

この木星は3室(言葉による表現のハウス)のさそり座金星(喜び、楽しみ)とは90度の葛藤するアスペクト、

2室(所有のハウス)のてんびん座月と10室(天職のハウス)のふたご座海王星(イマジネーション)冥王星(潜在能力)とは120度の協調し連携するグランドトライン(正三角形)を形成しています。

 

木星があるハウスや星座は、その人の幸運の入り方や在り方を表します。

アガサの場合は、知性や情報のエレメントである風のグランドトラインの一角を木星が担っています。

変革のみずがめ座の木星なので、知性の力で新しい風を送り込むことがアガサに幸運をもたらし世の中の貢献にもなると読むことができます。

ただ、これはハードアスペクトを考慮しない読みです。

ここにハードアスペクトのビターな味付けが加わると、人生ゲームの難易度がぐっと上がります。

 

アガサがてんびん座とふたご座とみずがめ座の知性のグランドトラインのエネルギーを回して2室(所有)と6室(貢献)と10室(天職)に幸運の流れをつくるには、そこで手枷足枷をして滞らせるハードアスペクトを攻略しなければいけません。

 

6室(貢献)のみずがめ座木星の足枷になっていたのは、3室(言葉の表現)のさそり座金星でした。

真実に最も価値を置くさそり座の金星ですから、シリアスなノンフィクションみたいなものや歴史的事実に沿ったストーリーのほうがアガサの好みだったかもしれません。

そしてみずがめ座の木星が斬新でユニークな発想で自由に書こうとすると葛藤を発生させたことが予想されます。

 

しかし、さそり金星とみずがめ座木星はアガサが生まれた瞬間からずっと備えつけられた90度ですから、アガサは幼いころよりそのアスペクトの葛藤に悩まされ乗り越えてきたのです。

彼女の作品が多くの人に楽しみを与え世に貢献できたということは、葛藤が邪魔して思うようなものがかけなくて終わり・・・ではなく、葛藤する天体のエネルギーを統合させてミラクルなパワーを呼んだのです。(極性の異なるもの同士を融合させると新たな誕生のエネルギーを生むというのは、古代から現代に続く錬金術の奥義です)

 

アガサはとても変わった教育を母親から受けていました。

正規の学校に通わせず母親自らが教育していたようで、「7歳になるまでは字が書けない方が良い」という方針で育てられたため、文章を書けるようになったのは普通の子供たちより遅かったようです。

小学校を退学させられた発明家エジソンの例もあるくらいですから、正規の学校と違う変わった教育を受けた人は、とてもユニークな発想をするようになるのは想像に難くないですよね。

 

3室に金星があるので本来は言葉による自己表現が大きな喜びにつながる人だったのでしょう。

けれども仲良しの母親の教育方針に従ったので、大好きなものが得意になっていく過程で出遅れを経験することになったのです。

こういう設定が幼少期にあるとみんなと同じになろうとするより、はみんなと違うところを際立たせて勝負しよういう不動宮(おうし・しし・さそり・みずがめ)特有の動機が生まれるのではないでしょうか?

だから自由な発想で自分の世界を文章の世界で構築することを、わずか11歳で始められたのだと思います。

 

さそり座金星は真実を、みずがめ座木星は新しさとユニークさを求める心の葛藤のせめぎ合いの末、その二つを満たす、隠されたミステリアスな真実を斬新な推理で解明しそれを物語の主軸に据える書き方になっていったのでしょう。

 

10室天職のハウスの始点(MC)はおうし座22度で、10室にはふたご座の海王星(直感、イマジネーション)冥王星(潜在能力)の合と、ドラゴンヘッド(魂の目的)があります

 

天職のハウスの海王星と冥王星の重なるところは、グランドトライン(正三角形)の頂点にであり、1室~6室までの8個の天体のエネルギー全部が向かってくるシングルトンの位置でもあります。

しかも魂の目的を表すドラゴンヘッドまで10室にあるのですから、アガサの魂はどれだけ天職に思い入れがあったかが伺われます。

 

人間のエゴの視点で見てしまうと、仕事(経済)や家庭の安泰と維持のために全エネルギーを注いでしまいそうですが、魂の注目する「何を今生でやりたいのか?」に着目するとホロスコープはいとも簡単にその在り処を指し示してくれます

 

アガサの場合、自分の個性も所有する才能も基盤となる環境(家庭)も貢献のチャンスも、すべては彼女の創作活動のためのお膳立てであったと見えてしまうようなホロスコープです。

しかもその創作活動のテーマはMCが表すおうし座のイメージなので、娯楽や芸術などのエンターテインメントの分野。

優雅でマイペースなアーティストを目指していいのです。

魂が設定しお膳立てを用意している道を選び取っていけば、そこに至る道がなかったり、チャンスが巡ってこないなんて有り得ません。

運命が差し出してくることに抵抗せずに素直に味わい愛でる準備をしておけばいいのです。

 

そしてアガサもその魂の意図に応えたから、富も社会的認知も安らげる家庭も手に入れたのです。

海王星(直感、インスピレーション)と共にある冥王星(潜在能力)の存在を、アガサのリアリティの象徴の土星は90度の葛藤で疑い、イマジネーションを文章化(現実化)する際邪魔したかもしれませんが、結局アガサが自身の未だ見ぬ能力を信じてその可能性に彼女の全エネルギーを賭けたからこそ、グランドトラインのエネルギーを回せて魂と共同創造する人生が歩めたのだと思います。

 

次回はてんびん座土星のヴォイス・ダイアローグを予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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