バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回から時間の観念を明らかにする

タイムライン信頼度テスト実践編です。


《実例から理解するタイムライン信頼度テスト》


タイムライン信頼度テストのワークに参加した質問者の男性は、最

高10年として実現したいことを書いてはみたものの、達成はできる

のかなという疑いの気持ちが出てきたといいます。


バシャール「あなたが書いた最も情熱を感じていることをひとつ教え

       てください」

質問者「好きなことだけをして豊かに暮らすようになること」

バシャール「もう少し具体的に、何に情熱を感じているのかをいって

        ください」

質問者「それまでにステップを踏む必要がいくつかあるのではないか

     という気がひとつしています」

バシャール「あなたは『豊かでいること』『豊かになれば好きなことが

        できる』というコンセプトについて話しているのですか」

質問者「そうです」


質問者から具体的に達成することが出てこないのは、「豊かさ」につ

いての考えが引っかかっているとみたバシャールは、「豊かさの定

義」について解説します。


バシャールの豊かさの定義

<する必要のあることを、する必要のあるときにできること、能力>


「この定義では、豊かさは、必ずしもお金の形をとる必要はありま

せん。

お金は、この地球上では豊かさの概念を表す貴重な方法のひとつ

です。

けれども、唯一の方法ではないのです。

あなたが『自分はすでに豊かなのだ。必要なものはすべて手に入

るのだ』と信じられるほど自分の波動を引き上げたとき、物理的な

現実は様々な形の豊かさをあなたに映し出すことができます。

時には金銭的に、また時には別の形で現実に現れてきます。

あなたが自分のもとにやって来る豊かさにはいろいろな形がある

のだと受け入れることができたなら、『お金があったらできるだろう

と思っていることを、お金がなくてもできる可能性が出てくるのです。

やりたいと思っていたことがもっと短時間でできるようになるかもし

ない、ということです」


「しかし、地球上の多くの人は、『お金があればしたいことができる』

いう考えにフォーカスしているために、わたしが『あなたにとって最

情熱を感じることは何ですか』と尋ねると、『実際にしたいこと』を答

るのではなく、『そのことをするためにお金を手に入れること』と答

しまうのです」


「でも、その人がほんとうに情熱を感じているのは、『お金を獲得する

こと』ではなく、「最も情熱を感じる具体的な何かをすること』です。

ですから、最も実現したいことのリストをつくるときには、やりたいこと

の手段ではなく、具体的にやりたいことをあげてください。

お金を稼ぐことは単に手段であって、必ずしもワクワクすることそのも

のではありませんね」とバシャールはいっています。


わたしたち人類が、「お金がないから」、「時間がないから」と欠乏感

をいっぱいにして自らの波動を下げ、豊かさやワクワクすることを遠

ざけてしまっているのをさすがバシャール、よくお見通しですね。


「類は友を呼ぶ」というのは、誰もが信じている地球の法則のひとつ

です。

キバリオンの「振動の法則」、 ザ・シークレットでは「引き寄せの法則」

と呼ばれているので有名ですよね。


豊かさを現実化したいときは、まず、いま、この瞬間から「豊かな気持

ち」にならないと、豊かさを連れてきてはくれないのです。

未来の豊かさは、いまこの瞬間、瞬間の満ち足りた感情やイメージの

連続が豊かさの波動を発振して連れて来るのです。


満ち足りた感情やイメージは、「ワクワクすること」を具体的に考えると

き、実現すると思って考えると、簡単に湧いてきます。

1円もお金はかかりません。


都合のよいことにわたしたちの大脳はそんなふうに働くのです。

夢を現実化するためにそんなメカニズムを備えているのかなと思い

ます。


眠っているときの夢や、映画やテレビドラマに没入しているときを思

い出していただけたら、脳はフィクションや現実に起こっていない事で

も充分に反応して、現実に起きているときと同じような感情を発生させ

いるのがウソでないことに気づくでしょう。


「こんなことあるわけない」とその都度ジャッジしなければ、大脳は事実

か作り物かに関係なく、それに相応しい感情を発生させるのです。

その感情が望ましいものであれば、それと共振する望ましい人、物、出

来事が現実に現れて来るのです。

望ましくない感情を発生させれば、望ましくないものを出現させてしまう

のです。


だから「ほんとうにワクワクすること」をジャッジなしに考えたり、イメー

ジすることが大切なのです。


「ほんとうにワクワクする」と感じているときは、脳細胞が連携する回路

にインパルスを発信し、ドーパミンやβエンドルフィンなどの脳内ホルモ

ンがほんとうに分泌されて、興奮や快楽を感じるているときなのです。

脳にとったら、これはご褒美ホルモンでこれのためだったらなんでもしよ

うという気力を起こします。

これが「情熱」であり「、モチベーション」の源です。


「ほんとうにワクワクすること」だったら、それを考えること、イメージする

こと、そのために工夫すること、そのために行動することも、すべてにワ

クワクするはずです。


大好きな人に会うために、一緒に食事をする場所を選んだり、そのとき

着て行く服を考えたり、その日の仕事を時間通りに仕上げる段取りを

考えたり・・・などワクワクすることを達成するために考えたり、行動する

ことは、すでにワクワクの前奏が始まって楽しい気分になっているので

す。

実は、この「ワクワクの前奏」がワクワクする事の現実化を早め、確実

にしているのです。

ワクワクする気持ちは、ワクワクする現実を呼びますから。


そいう意味でも、具体的に「情熱を感じること」を明らかにし、ワクワク

しながら計画を練ることは、現実化のスピードを速めることにつながり

ますよね。


次回はこの男性質問者の具体的な夢に移って行きます。

<夢の達成が感じられないエネルギー的なワケ>についての

お話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。