一瞬で自分を変える法 (知的生きかた文庫)/アンソニー・ロビンズ
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こんにちは、リブラです。


前回は「なりたい者になっている人を真似るモデリング」のお話でしたが、今回は「」ではなく「状態」をモデリングすることについてお話したいと思います。


前回、モデリングは「信念体系」を真似ること、「思考回路」を真似ること、「理機能(身体の情報)」を真似ることが大切だというお話でした。


信念(ポジティブ観念ポジティブな感情(情熱)を生みポジティブな行動が結果につながる」からです。


今回は、他人ではなく「なりたい者になっている自分の状態」をモデリング

(演じる)ことの効果をご紹介したいと思います。


アンソニー・ロビンス氏は、「成功者は共通して内的コミュニケーション(自分との対話)が上」と言っています。


簡単に言うと、「自分の意思を潜在意識(感情や本能に関わる意識)に伝えることが上手」ということです。


内的コミュニケーションがうまくいっていると悪条件が重なっても、精神と感情と身体が不協和音を起こさず、力を合わせて底力を発揮するのです。


成功者はどのように内的コミュニケーションを成り立たせているのでしょうか?


NLP(神経言語体系)です。脳内に響くイメージ言語を使って交流しているのです。


NLPの手法の1つの「モデリング」は「なりたい状態を脳に命じる」ときにも使えます。


この本では、過去のベストな状態にモデリングしていた国際的チェリスト、パブロ・カザルスの例が挙げられています。


90歳という高齢、肺気腫、関節炎という悪条件が重なっても、日課となっている朝のピアノ演奏を始めるとシャキッと背筋を伸ばし、優雅で完璧な演奏をしたそうです。演奏前と演奏後が別人のようだったと伝えられてます。


カザルス氏は「音楽とひとつになる」という信念に対して、「演奏で自己表現する」という思考回路が働き、ピアノの前では身体的苦痛を忘れて「演奏する」という行動ができたのだと思います。


一流の演奏家は、過去の自身のベストな状態を演じれば、その時を再現するために「精神・感情・身体がひとつになって」潜在的力が呼び起こされるのを知っていたのでしょう。


また、ロビンス氏はスピルバーグ氏が映画監督になるまでの奇跡的プロセスも挙げています。


スピルバーグ氏は17歳のとき、憧れのユニバーサルスタジオの見学ツアーに参加しましたが、ツアーを抜け出し撮影現場を偵察します。


翌日から、スーツを着込み、お弁当を持ち込み、空きトレーラーに「スピルバーグ監督」と名札を勝手にぶら下げて通い詰め、20歳のころにはほんとうに監督としての契約をとりつけたのです。


スピルバーグ監督の場合は、「未来のなりたい自分」を演ことでモデリングし、実現した成功例なのでしょう。


昨年、わたしは偶然スピルバーグ氏の記事を見たのですが、最近になって失読症(文字や文章の学習障害)であると診断されて長年の謎が解けたと告白していました。


スピルバーグ氏が「映画監督になりたい」という願望の裏側には、失読症という障害が発する信号「文字ではなく、映像で自己表現したい」があり、監督のフリを装ってまで監督職を得る行動に走らせたような気がします。


思い通りの人生を歩む人々は、自身の真の望みに耳を傾け、未来の自分を信じて行動を起こせるのです。


次回は自分を変える「信念強化法」についてお話します。



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本日のエイブラハムの言葉


「どうして自分が欲しいものを得るのにこんなに長くかかるのだろう?」


あなたが望みのものをいまだ得られない唯一の理由は、


望んでいるものの波動に同調しない波動にしがみついているからです。


「抵抗」をゆっくりと手放していってください。


「抵抗」していることは、緊張、苛立ち、怒りが募るのでわかります。


「抵抗」を手放しつつあることは、解放感が増すことでわかります。


幸せがあなたの家の玄関に並んでいます。


あなたがこれまでに望んだことはすべて、波動によって伝達されてきました。


源(ソース)はそれを聞いて、理解し、応えてきました。


今、あなたは、一つずつそれを受け取ることを許し・可能にしつつあります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたのホロスコープから、あなたの真の願いを読み解きます。

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