2106イタリア夏季遠征 18日目 | 今日もリベルタ

2106イタリア夏季遠征 18日目

8月14日(土)

今日も良い天気となりました!
これまでの3日間のSL集中練習を終え、今日からGSに取り組みます。

スキー場の正面バーン「ガイステル」に30旗門30ターンのセット。今日のお手本は、お隣のスロベニアCチームと、リフト脇のオーストリア・チロル州チームです。





チロル州のセットに皆で合わせてセットしていきましたが、いつもよりは若干振り幅があるセットになりました。気温は高めでしたが、夜に晴れていて湿度が抜けたおかげで、雪はしっかりと硬くなっていました。ここ最近は、8月にしては良いコンディションです。

補助のマーカーを打った中で、まずはノーストックで。スノーコンディションが良かったこともあり、なかなか良い動きで滑ってくれました。これまでSLで練習してきたことが、GSにも繋げることができています。







急斜面にも対応できるようになってきました。休憩日前のGSでは、ターン後半に落とされてしまい滑りにならない選手もいましたが、今日は左右に振られるセットにもかかわらず、切れ味の良いターンを描けるようになってきました。







お隣のスロベニアチームと比べると、まだコースの掘れ方には甘さがありますが、それでも日々、着実に上達しているのはキャプチャー画像でも分かっていただけると思います。今日は多い選手で12本くらい。表面の雪は緩みましたが、これまでの寒さで下地がしっかりとしていたので、最後までコンディション良かったです。天候のタイミングにもよりますが、今日のように寒さに凍えることなく、硬いバーンで練習できるのは、夏の氷河ならではでしょうね。

これだけのコースですので、身体にはかなりの負荷がかかっています。ランチ時には、明らかにお疲れでしたね。ということで、表に出てのコントレは回避して、室内で入念なストレッチで対処することにしました。ストレッチとなると、阿鼻叫喚はお約束か…⁉

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そして、勉強時間までの1時間は休息としました。運動由来の疲労はコントレですが、蓄積した疲労への処方箋は休息です。休息日の1時間バージョンですね。

ところが、休めと言っても「休む=じっとしている」でないのが子供です(笑)。

お土産を買いたいというので、峠のお土産物屋さんに付き合いました。まずは、何かあると助けてくれるジョルジョのお店で物色中。正直、「こんなもで⁉」というキーホルダーが5~6ユーロで、子供にとっては安いとは言えませんが、お土産なんて何処でもそんなものでしょう。限られたお小遣いの中で、自分だけでなく、家族や友達のために思いを巡らせている姿は微笑ましいものです。結局、、ステルビオ中の全てのお店を巡りました。と言っても、全部で7軒くらいで、30分で終わりましたが。

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勉強時間を挟んでの夕食時には、数時間前には土気色(日焼け?)だった顔色も生気を取り戻し、元気回復していました。急速充電といったところでしょうか。ここ数日、熱を出して休んでいた子供も、平熱に戻って食欲旺盛になるまで回復しましたので、いよいよ雪上復帰です。

明日も引き続きGSです。予報は晴れ。明日も選手たちの成長を見られると思うと楽しみですね。

では。