立山へ行ってきました! | 今日もリベルタ

立山へ行ってきました!

突然ですが、一昨日と昨日にかけて、立山へ行っていました。そう、雪渓の夏スキーで有名な立山です。

まず、現地は携帯電話の電波状況が不安定で、用事があってご連絡を頂いた方には大変なご迷惑をお掛けしてしまったことをお詫びいたします。

さて、何をしに立山まで行ってきたかというと、格好よく言えば視察ですかね。
最近は立山で練習するスキーヤーは少ないとは聞きますが、恥ずかしながら自分は未体験。夏の間に雪渓でスキーの練習をする事とは何なのか?という堅苦しい想いを抱いて行ってまいりました。
さてさて、どうなることやら…。(ってもう帰って来たんですけどね)

今回は長野県側からアプローチしました。

まず扇沢駅からトロリーバスに乗って、黒部ダムを歩いて横断。

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その先はケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぎ、もう一回トロリーバスにのると室堂駅に到着。
登山者に交じって歩くこと約30分。今回の宿泊先である「雷鳥ヒュッテ」に到着です。

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どうですか、この景色。
今回の立山行きに先立ち弊社の高山社長に相談したところ、とにかく景色が雄大とのこと。その言葉に違わないものでした。下の写真で真ん中あたりに見えるのが、練習場所に選んだ雪渓。ヒュッテから徒歩25分くらい。今年は雪が多いそうです。

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ただ一人で行くだけでは勿体無いので、東京と長野から中高生を1人ずつ、それに社会人を1人を連れて行きました。本店所属の梁川プロがキャンプをするというので、そこにちゃっかりと便乗させて貰いました。サンキウ!

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練習はもちろん担ぎ上げ。滑るためには登る、登った分だけ滑れる。練習したければ登れ~!
もちろん自分も一緒になって登って、滑っての繰り返し。何だか、スキースポーツの原点だと思いませんか?疲れるんだけど楽しいんです、これが。何回かは基本練習をするために、ポールスタート地点からさらに上まで登って行ったりして、半日で7~10本は滑れますね。社会人選手は登ることに目覚めたらしく、雪渓最上部まで登っていきました…。

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翌日も午前中いっぱい練習して、昼過ぎにまた室堂駅へ。行きと逆のルートを辿って、麓の大町温泉で汗を流して帰京。「高速道路1,000円が」終了して、しかも連休中日だったので帰りはラクラクかと思いきや、しっかりと渋滞していましたね。一緒に滑ったみんな、お疲れ様でした。

オフの活動として海外サマーキャンプ、プラスノー、朝トレを今は実施していますが、雪渓でのトレーニングはそのあたりにはない魅力も成果も期待できそうです。関東近郊にはマチガ沢もあるし、夏場に雪渓で技術と根性を磨いた諸先輩方に倣うつもりで来期のトレーニング計画に採用しようという気持ちで運転して帰りました。
トレーニングとして確立させるためには、まずはキャンプのコンセプトを明確にして(最重要)、どんなメニューを核に据えて何をするかの練習面だけでなく、滞在や移動のケアなど、心身のコンディションに関することも準備しないとです。

旅程を通じてだいぶイメージが持つことができましたが、これからもっと詰めていくつもりです。もちろん、5月GW後からはカンダハー店頭での仕事が自分にとっては大きなウェイトを占めていますので、お店とも色々と相談しないといけませんしね。

できることは何でもやらないとね。選手たちもそうですが、自分もまだまだこれからです!

追記;
立山でもちょこっと「山」を経験しましたので、また少し登山関係にも詳しくなりました~。ホント、登山関係の道具って便利にできてるんですね。実感。