ドバル ダーン!アシシです。
※ドバル ダーンとはセルビア語でこんにちわ、の意。
本日はセルビアで最も人気のあるクラブチーム、レッドスター・ベオグラードの試合を観にスタディオン・ツルヴェナ・ズヴェズダにやって参りました。
※ズヴェズダとはセルビア語でレッドスターという意味。1991年に欧州王者となり、暮れのトヨタカップではチリのコロコロを破り、世界王者にもなっている名門クラブです。2006年に鈴木隆行選手が在籍していました。
普通シーズンパスって写真付きとかで、本人以外は入れないはずですが、こういった国だと余裕で横流しができる仕組みになっているようですw
ちなみにこのゴール裏シーズンパスは年間で20ユーロ(約2,500円)だそうです!
しかもセットでユニフォームまで付いてくるそうです。どんだけ安いんですかw
いざ、スタジアムの中へ。
先日ヨモケンがギリシャからレポートした日記、「世にも恐ろしいギリシャダービーを体験してみた」でも戦争の如く火花が飛び散ってましたが、今回はその「戦場」に身を置いての決死の動画撮影を試みましたので、ぜひご覧ください!
燃え上がる戦火、鳴り響く銃声、これを「戦場」と呼ばずして何と呼ぶのでしょう(・∀・)
この動画撮影を敢行した僕の勇気を買ってくれる方、ここをクリック!→
ゴール裏サポーターの統率具合は、まるでリアル軍隊です。
さすがはちょっと前まで戦争やってた国です。元社会主義国であるのも手伝ってか、一見カオスのようで完璧な秩序に則った応援方法は、芸術の域に達しているかと。
ちなみに、ゴール裏のレッドスターサポーターはみんな、マスィーンの如く90分間ずっと歌い続けてました。
対戦相手が青ユニだったので、さすがにダウンは脱げませんでしたw
ゴール裏は95%以上が大人の男性でしたが、女性や子供もちらほら見掛けました。
上の子供の写真、胸にTOYOTAの文字がありますが、これはピクシーことドラガン・ストイコビッチが名古屋の監督やる前に、このレッドスターの会長に就任してた時期があったんですが、その時に彼が胸スポンサーにTOYOTAを引っ張ってきたそうです。やりますね、ピクシー。
ピクシーが去った今、胸スポンサーは別の企業になってしまったようですが。。
後半も大盛り上がりでした。
ひとつ前の日記にも書いたとおり、4月7日(水)の日本代表vsセルビア代表親善試合には国外組は招集されないため、リーグ1位のレッドスターから大量招集されるはずです。
その親善試合に向けたスカウティング結果ですが、今日2ゴールを決めた193cmのセンターフォワード、レキッチは確実に代表メンバーに名を連ねるだろうとジャルコも言ってました。現在、リーグの得点王らしいです。
プレースタイルを見てても、レキッチがワントップのスタメンでくれば、デンマークのベントナー対策シミュレーションにはもってこいだと思います。
4/7のセルビア戦は長身フォワードのレキッチ、要チェックです!
あとの選手は、、、動画撮影に夢中で、チェックできませんでした(-∀-;)
イングランドプレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、セリエAなどの一流リーグを観るのも面白いですが、こういったマイナーリーグの現地観戦は普段テレビ映像で見れない分、色んな部分で驚きがあって、とても興味深いです。
このようなアウトローな国々のサッカー事情をまとめた本をスポーツライターの宇都宮徹壱さんが書いています。
先日、ミズノスポーツライター賞の2009年最優秀賞を受賞した作品です。セルビアも出てくるようです。来週帰国した際、僕も買う予定です。興味ある方はぜひ読んでみてください。
明日はセルビアサッカー協会に突撃予定です!これまたご期待ください!
ブログランキングに参加しています!
協会ネタも期待してるよという方、クリックのご協力をお願いします!
携帯からアクセスしてる人は次のリンクをクリックしてください! 人気ブログランキング