ブエナス、タルデス! ヨモケンです。
※「ブエナス、タルデス」はスペイン語で「グッドアフタヌーン」の意。
アルゼンチンでお世話になっている家族のお父さんであるファンカルロスに、エストゥディアンテスサポーターになる忠誠を
今回は、ちょっとだけ浮気をして、アルゼンチンを代表する人気チーム、ボカジュニアーズのホームスタジアムである「ボンボネーラ」に行って来ました。
このきっちりした直方体の形をしたスタジアムを作った当時、設計者がお土産にもらった「チョコレートボンボン」の箱の形を見て、「あ、俺が作っているスタジアムと同じ形だな・・・」と思ったことから、この「ボンボネーラ」という名前がついているそうです。
※ちなみに、日本代表サポーター御用達のショップで有名な「ボンボネーラ」は、ショップを始めた植田朝日氏が熱狂的なボカのサポーターだったことからきています。
試合の無い日は、スタジアムツアーが開催されていて、僕らもそれに参加してみました。ボカにまつわるミュージアムとセットで、35ペソ(約900円)とそれなり。
このボカジュニアーズがスタジアムを構えるあるボカ地区は、治安が悪いことで有名でしたが、最近は観光地化が進み、“比較的”安全になっているようです。
スタジアムの大きさこそ、さほど巨大ではないのですが、スタンドの高さと傾斜には圧倒される。また、両サイドともにゴール裏は立見席になっていて、試合の日は相当な盛り上がりを見せる、らしい。
らしい、というのは、いまアルゼンチンはシーズンオフで試合は観れないのです・・・orz。。
スタジアムツアーの途中で、ゴール裏のピッチへ入り、リベルタドーレス杯(※)を掲げて記念撮影できちゃいます。
※アジアで言うところの、アジアチャンピオンズリーグです。
スタジアムに付帯するボカミュージアムも堪能してきました。
ちなみに、ボカのチームカラーがなぜ青と黄色なのかは知ってますか??
いや、これ、冗談ではなくって、
ホントにスウェーデンの国旗のカラーをモチーフにしているそうです。
その昔、ボカのチームカラーを検討している時に、「次にブエノスアイレスの港に入ってくる船の国旗の色にしよう」という、なんとも適当な決め方だったようです。
ブエノスアイレスに移住して18年のトモコさんのブログに書いてありました。
さきほどのリベルタドーレス杯や、その勝者が欧州チャンピオンと対決する、ご存知「トヨタカップ」もいくつも飾ってありました。
ミュージアムの中にはボカオフィシャルショップもあって、老若男女国籍を問わず、ボカファンがショッピングを楽しんでいます。
この親子のように、ボカサポーターの親は教育として、自分の子供をボカサポーターとして育てます。これはボカだけじゃなくても、どのクラブのサポーターでも同じです。
僕らのアルゼンチンのお父さん、ファンカルロス家の子供2人(8歳と7歳の女の子)は、父親にしっかり教育され、完全なエストゥディアンテスサポーターに仕上がっていますw
なんと、ボカミュージアムで、館内パンフレットを何度も踏みつけていましたww 大事に至らなくて良かったですw
こうやって、サッカー文化は継承されていくんですね。
日本サッカー、特にプロサッカーはJリーグが開幕してまだ17年。
サッカー強豪国との違いを「歴史」で片付けるのは簡単ではありますが、結局のところ「歴史」の違いであることを再認識されます。
でも悲観することはないんです。その17年で、こんなに飛躍的な進歩を遂げ、ワールドカップまで開催しちゃった国であり、こんなに観客が入るプロリーグなんて、稀有な存在ですから。
ちなみに僕、プロ野球は完全に阪神ファンです。両親ともに西宮出身で、小さいときから親戚一同に「阪神ファン」として育てられました。要はおんなじことです。
NHKの番組のインタビューとかでも、地域・生活に密着した南米の「サッカー文化」について、日本との違いを強調するようなコメントを求められましたが、要は「関西地区における阪神タイガースの存在感」と変わんないんですよ。でも、それを言っちゃったら、あまりに冷めてて面白くないヤツになっちゃうんで、言わなかったけど。
そんなことを想いながら、アルゼンチンの地を後にしました。
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