アニョハセヨー。アシシです。
早速、3泊4日北朝鮮ツアーの振り返り、第一弾シャキシャキっとレポートしてきます。
いきなり激長いですよー。お時間ある時に、心して読んでください。
ツアー初日、8月23日朝8時。丹東(中国と北朝鮮の国境の街)のホテルのロビーにて、日本語が話せるツアーガイドさん(もちろん中国人)と待ち合わせして、丹東駅へ。
国境を超える電車に乗るため、当たり前ですが出国手続きを行います。ここで中国サイドのツアーガイドさんとはお別れ。
イミグレを通過して、ホームへ。
何を隠そうこの電車、夜行列車じゃないのに、無駄に寝台列車です。
3段ベッドになっていて、空いている段には大量の荷物が積まれていました。
寝台は実際、こんな感じです。
そして、定刻から15分遅れて9時45分に丹東出発。
ちなみに、この時点でツアーガイドは誰もいません。北朝鮮サイドのツアーガイドの人は、終点の平壌駅で待ち合わせなので、一切監視のない状態です。
こんなドフリーな環境で、我らLiberoは黙ってません!
衝撃の入国の瞬間を動画に収めましたので、ご査収ください。
中国からはYoutube見れないので、日本にいる前職後輩のギ君に動画アップロードを手伝ってもらいました。ありがとう。
これはかなり貴重な映像かと(≧∇≦)
川を渡ったすぐ先にある北朝鮮側の国境の街、新義州に10時頃到着。ここで入国審査です。
といっても、イミグレのゲートに行くわけではなく、軍服を着た人がたくさん列車の中に入ってきて、各席を回る形で審査が行われます。
通常のイミグレ同様、事前に記入した入国カードと新型インフル対策の用紙と、パスポートとは別の個別VISAと一緒にパスポートを渡すんですが、その場でスタンプを押してもらえず、係員の人は全員のパスポートを束にして、どこかに持っていってしまいました。。。
その後、持ち物チェック。
これがまたとにかく入念で、持ち物の全部のジッパーを開けてチェックされました。一人あたり、5分以上かけてたように思います。
これを3車両の全乗客にやるもんだから、新義州の駅を出発したのは、なんと13時15分。
入国検査のために3時間以上駅に停車とか、マジ勘弁。。。
この待ち時間のために、昼でも寝台列車なんだなと妙に納得しましたw
で、返してもらったパスポートにはハンコは押されません。緑色の個別VISAに入国スタンプが押されます。
パスポートに北朝鮮の出入国スタンプが押されないということはつまり、パスポートに空白の4日間が生まれることになります!
時差のせいで入国日が出国日の翌日とか翌々日になることはあるかもしれませんが、さすがに3日後ってケースはないかと。。
僕の場合、既にパスポートにスタンプが100個以上押されてるので、その空白の4日間を発見するのは至難の業ですが、この世界一蹴の旅直前にパスポートを更新したヨモケンは、この空白は何気に目立つよね。。
で、なんとか入国手続きを済ませ、国内線専用の車両も連結し、北朝鮮電車ツアーが始まりました。
先程も言った通り、3泊4日のツアーの中で、平壌までの数時間の間、唯一自由行動が許されるボーナスタイムに突入したので、突撃隊長アシシは、バッチを付けてるたくさんの北朝鮮人に話し掛けてみました!
最初は恐る恐るでしたが、まず英語が話せる人(上のYoutubeで僕の質問に答えてくれてる人)に出会えて、その後なんと、ネイティブ並みに日本語が話せる北朝鮮人を発見しました!
二人とも、見た目はコワモテだったんですが、話してみると超フレンドリーで、二人が通訳に入る形で、北朝鮮人5人くらいが開いてる宴会に混ぜてもらえましたwww
北朝鮮の一般市民にハイネケンを奢られる住所不定無職の日本人(・∀・)
現実は小説よりも奇なりw
この貴重な体験は、また別途違う機会にレポートしたいと思います。お楽しみに。
2009/09/25追記
この会話の模様をITMediaのコラムで書き上げました。こちらをご覧ください。
そして、北朝鮮時間19時30分(日本と同じ、中国とは1時間の時差)、丹東を出発して9時間後にやっと平壌駅に到着。
ホームで2人のツアーガイド(43歳と39歳の男性)が迎えてくれたのですが、ガイドの一人が開口一言発した言葉。
「この情勢で北朝鮮来るとか、あなた方も勇気ありますねー」
こんな出迎え方ってあるんですねw
その後、迎えの車でホテルに向かい、チェックイン後ホテルのレストランで遅めの夕食後、就寝。長い一日でした。。
こんな長いブログ、最後まで読んでくれてありがとうございます。
次は2日目以降の観光の模様をお伝えしたいと思います。お楽しみに!
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