奈良県は、介護報酬約100万円を不正に請求したとして、「有限会社あいほぅむサービス」(香芝市)が運営する指定訪問介護事業所「あいほぅむサービス」(同)について、5月1日付で介護保険法に基づく指定取り消し処分を行った。

 県によると、同事業所は昨年7月から11月までの間、橿原市内に住民票のあった利用者に対し、訪問介護サービス390回分を提供したと偽って介護報酬96万円余りを不正に請求し、受領した。この利用者は7月上旬に大阪府内に転居しており、橿原市内には住んでいなかった。他の利用者11人は既に他の事業所でサービス提供を受けているという。

 同社に対する返還命令金額は加算金を含めて134万円余り。県では、同社と事業所の管理人に対する詐欺容疑での刑事告発を視野に入れており、近く警察との協議に入るという。


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